寝正月


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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お正月のお節料理であるが、昨年に引き続きデパートで購入した。
専用のカタログがあり、大量の種類のお節料理が載っている。
一冊の本が出来てしまうほどの膨大な量で、写真だけこんなに見せられても、どれを選んでいいのか分からない。
コロナによる外食産業の被害が大きい上、帰省できない分のお金がこちらに回るので、ここぞとばかりお節料理の販売に力を入れているのだ。

見るだけで大変なくらいの量で、これでは決めようがないので、今年は洋風にしてほしい・・と希望だけ伝えた。
それをもとにMrs.COLKIDがいろいろ調べて決めた。
何を調べたのかというと、要はそれを作ったお店のネット上での評価を調べたのだ。
候補を絞ってから、お店の評価点数を判断基準に加えて決定したわけである。
上手いやり方ではあるが、けっこう手間はかかる。

その結果、数個のみの限定販売の赤坂のモダンフレンチのお店が出すお節料理に決まった。
まだ9月であったが、デパートに聞いたところ、あと数個なら残っています・・という話であった。
驚くなかれ、9月の時点でそんな状況なのである。

元日に母親を呼び、家族3人でそのお節料理をいただいた。
実はかなり美味しかった。
予想を超えた味だったので驚いた。
大晦日に受け取りに行ったので、冷凍ではないのも効いていると思う。

アプリコットの乗った鴨フォアグラとか、カリフラワームースに自分でキャビアを乗せたりとか・・・
牛、豚、鶏、エビ、蟹・・と一通りの食材が使われている。
日本のお節料理であることを意識しながらも、フレンチの味を上手く融合させている。
味はお店でいただくのと変わらない洗練ぶりで、満足度は相当高かった。
というか、好きなだけ食べられる分、お店よりいいかも(笑)

Mrs.COLKIDがおとそに使う日本酒を買うのを忘れてしまったという。
それでは格好がつかないだろうと、何かアルコールは無いかと探し、蓋が開いていたオーストラリアのワインを飲むことにした。
ところがこれがフレンチのお節にピッタリ(笑)
ついお代わりして飲んでしまった。

その結果、正月から酔っ払ってしまった。
疲れがたまっていたこともあり、睡魔に襲われ、横になりグッスリ寝てしまった。
日中はずっと部屋で寝ていた。
途中で半分目が覚めても、ボーッとしたままで、テレビで放映している映画などを見ていた。
文字通りの寝正月である。

僕の部屋が寒かったので、夜になってから厚着に着替えて、自宅前のスーパーの家電店に行き、暖房装置を買ってきた。
お店は元日からしっかり営業している。
便利な世の中である。
その暖房器具を動かして、少し暖かくなった部屋で書いている。
外に出たのは、今日はその1回きりである(笑)
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