ファンヒーター


Z9 + NIKKOR Z 50mm f/1.2 S

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自宅は古いマンションであるが、室内は比較的暖かい。
冬でも暖房をつけなくても何とかなるほどである。
しかし西日の射しこむ暖かい居間に比べて、日当たりの悪い東側の部屋は室温が低い傾向があった。
(隣接するビルのせいで、東側は日が差し込む時間が短いのだ)

そこには僕の部屋と寝室がある。
会社から帰宅すると、自分の部屋で過ごす時間が多い。
しかし今年はいつもより寒いようで、夜になると深々と冷え込んでくる。

以前はそこまで寒いとは感じず、何か羽織る程度で何とか凌げていた。
そのためその部屋は、40年以上も暖房器具無しで通してきた。
しかし僕の年齢が上がったことと、恐らく痩せたことも原因で、この冬はやけに寒さが応える。

年末年始の休みも自宅で過ごしていたが、自分の部屋が寒くて参ってしまった。
もう限界と思い、元日の夜であったが、家の前にあるスーパーの家電売り場に行ってみた。
幸いにもスーパーは元日から営業していた。

部屋全体をガンガン温めるのではなく、ほんのり暖かくしてくれる程度の暖房機器があればいい。
お店には、持ち運びできる大きさの、1万数千円程度のファンヒーターが何種類か並んでいた。
ちょうど正月のセール中で安くなっている。

その中から、周りにモノがあっても安全に使えて、出来れば加湿機能もあるもの・・という条件で探した。
もちろんすぐにでも使用を開始したいので、お店に在庫がないと意味がない。
結局空気清浄機能も付いた、大手家電メーカーの2万円弱のセラミックファンヒーターになった。

重量は5キロ程度で、手で運べるようにお店で箱に取っ手を付けてくれた。
家に持ち帰ってすぐに箱から出して、タンクに水を入れてスイッチを入れた。
散らかった部屋の中には入れず、出入り口のドアを開けて廊下に置いて、室内に温風を吹き入れるようにした。

これだけで見事に解決した。
部屋全体を暖めるほどの能力は無いのだが、底冷えするような寒さがふっと消えた。
縮み上がることが無くなったので、肉体的にも精神的にもリラックスできるようになった。
これはもっと早く買えばよかった。

寝る時はヒーターの位置を動かし、寝室の前に持ってくる。
やはり本体を廊下に置き、室内に温風が吹き込むようにする。
寝ているうちに、布団などが上に被さることがないようにだ。

これだけで寝室の寒々しさもほとんど無くなった。
寝ている時に布団をはいでも、問題ない程度の室温である。
しかも加湿してくれるので、喉もやられない。
大変具合がいい。

唯一の不満は加湿機の水タンクの容量で、決して小さいわけではないのだが、満タンにしても3時間程度しかもたない。
ウチのマンションは室内が極端に乾燥しているので、どんどん水を消費してしまうようだ。
夜寝る時に補給しても、起きる前には空になっている。
もう少し大きければと思うが、今度はタンクが重くなり、補給するのが面倒になるのかな・・・

まあ、元日の夜に思い立ったのに、すぐに買えるくらい便利な世の中なのだ。
しかも問題がほぼ完全に解決してしまった。
これ以上贅沢を言ったら、ばちが当たるだろう(笑)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (とも)
2022-01-15 00:05:03
東京は夏の暑さと引き換えに、マンションなら冬の寒さも補助的な暖房器具でなんとかなるものですね。
ウチは東北なので、今の燃料代の高騰には参ります。
写真を撮りに行くガソリン代も無視できません(^^;;
 
 
 
Unknown (COLKID@自分の部屋)
2022-01-15 01:12:52
以前は一度も暖房のスイッチをオンにしない年もありました。
そのため暖房費用はかかりませんでした。

ただ近くに住む母親のマンションは湿気が多くて寒いので、これは建物によるんでしょうね。
 
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