アグ


D800E + AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

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Mrs.COLKIDが、AGGという会社のブーツをデパートで買ってきた。
アグと読むらしい。
オーストラリアのメーカーだそうだ。
外側は起毛のシープスキン、内側はふかふかのムートンという、見るからに暖かそうなブーツだ。

言われてみて初めて、この靴が異様なほど流行っていることに気付いた。
駅のホームに立っていても、周りの女性はかなりの比率でこの形のブーツを履いている。
コピー品も多いそうだが、周囲はアグ、あるいはアグ風のブーツだらけといっていい。

底面がペッタンコの、比較的単純な構造の靴である。
昔、クリスマスが来ると、お菓子の詰まった紙製のサンタクロースの靴が売られていたが、あれと何となく似ている。
それを思い出してしまうので、個人的にはどうしても高級品というイメージをもてない(笑)

これは歩きにくいのではないか・・と思ったが、案の定、最初はけっこう難儀したようだ。
足が上がりきらず、Mrs.COLKIDが階段でつまずくのを何回か見た。
普段はハイヒールを履いているので、足裏がベタで地面につく靴は、勝手が違うようだ。
しかし慣れてくると、支障なく歩けるようになり、つまずいて転倒しかかることも無くなった。

また、最初の頃は、靴裏が少し滑る事もあったようだ。
靴の手入れ用品のお店に連れて行ったら、アグの靴底に後からラバーを貼ったサンプルが展示されていた。
展示するくらいだから、そういう要求が多いのだろう。
それを見て、Mrs.COLKIDも加工をお願いしようかと悩んでいたが、実際に日光で雪の上を歩いてみたら、意外に安定していたという。

箱から出した新品の状態の時に、防水スプレーをかけて欲しいと頼まれた。
おろす前にコートしておけば、汚れを防ぐ事も出来る。
ところが、いざスプレーをかけようとしたら、靴の側面に接着剤らしき黒い染みが、ベッタリついているのをみつけた。
数センチあり、けっこう大きい。
面倒臭がりの僕なら、そのまま使ってしまうところだが、Mrs.COLKIDの感覚ではとても許せる範囲ではなく、すぐにデパートに交換に持って行った。

平謝りするデパートの店員さんから、連絡していただければ交換に伺いましたのに・・と言われた。
たしかに、あの大きな箱を持って往復するのは、けっこうな労力である。
しかし靴ひとつで家まで交換に来てくれるとは、さすがデパートの対応である。
そこまでされると、かえって恐縮してしまうだろうが・・・
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