浮腫み


D800E + AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G

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今朝バートンを履こうとしたら、今日に限ってやけに小さく感じる。
無理に足を入れてみたが、パンパンではちきれそうだ。
靴紐を締めようと引っ張っても、羽根がいつもより大きく開いてしまう。
これでは許容範囲を超えており、一日履くのは厳しいと思い、靴を交換することにした。

疲れが溜まって、足が浮腫んでいるのだろうか。
朝、足が浮腫むのは、あまりよくないと聞くが・・・
それにしても、いつも履いている靴が、こんなにきつく感じるなんて。
出張中、一日中立って仕事をしていたのが、足に応えているのだろうか。

バートンは他にもいくつか持っているが、すべて同じサイズなので、結果も同じだろう。
仕方なく、ちょっと大きいオールデンのブルーチャーを履くことにした。
昨日も履いたので、本当は数日休ませたかったのだが、サイズが大きいのはこの靴くらいしかない。

いつも緩めのオールデンが、今日はほぼピッタリだ。
履きやすく、なかなか快適である。
浮腫みは体によくないと聞くが、それはそれで仕方ないか・・という気分にさえなった。

それにしても、こんなに急に足の大きさが変わってしまうものだろうか。
手で触ってみても、特に腫れているようには思えない。
痛みやだるさも、まったく感じないのだが・・・

そこで思い出したのは、今朝ユニクロで買ったヒートテックの新しい靴下をおろした・・ということだ。
その靴下の生地に意外に厚みがある。
指で触れてみると、数ミリの厚みを感じた。

どうやら原因は、新しい靴下にあるようだ。
生地の厚みの分、足が一回り大きくなってしまったのだ。
暖かいのは確かなので、まあ仕方ないか・・・



ホーウィンのオイルレザーを使ったトリッカーズのバートンをみつけた。
青森のショップ、アパカバールの別注モデルだ。
以前ここで紹介した黒いロングウイングチップは、九州のショップから取り寄せているので、日本のあちこちからバートンばかり買い集めていることになる。
日本全国バートンの旅である(笑)

まあ、それほど国内の在庫が多いということだ。
ネットで検索してみると、様々な別注モデルが出てくるので、4444ラスト派としては、見ているだけで楽しめる。

一体何種類のモデルが、日本に入っているのか知らないが、現物がこんなにあることを考えると、トリッカーズも相当儲かっているのだろう。
雑誌の写真などで見る限り、ほどほどの規模の工場のようだが、工数がかかっているのが自慢だというのに、そんなにたくさん作れるものなのだろうか。
同社はベンチメイドと称しているが、製造数を考えると、分業しなければ無理であろう。

このモデルには、ホーウィン社のウィート・キャバリエという革が使われている。
明るい小麦色のオイルレザーだ。
キャバリエという革は、同社のクロムエクセルに近い加工工程で生産されるが、鞣す際にベジタブルタンニン剤を使用することで、より明るい色に仕上げることが出来るという。
クロムエクセルが暗い色中心なので、バリエーションを持たせるために作られた素材なのだろう。
革の質感は、クロムエクセルに近い。

トリッカーズ社のバートンとホーウィン社のオイルレザーの組み合わせとなれば、僕の好みが完璧に揃ったことになる。
これは買わない手はないだろう(笑)
もうバートンはいい加減やめにしようと思っていたのだが、これを見付けてしまっては仕方がない。

アウトソールがナチュラルカラーなのも、僕の保有するバートンとしては初めてである。
しかもそれがアッパーの色とよく合っている。
さらにはレッドのダイナイトソールが使われていて、側面からそれが見えるのが面白い。
オフに履くポップな靴の資格を、十分に満たしている。
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