骨盤


D3 + AF-S NIKKOR 14-24mm F2.8G ED

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近所の評判のいい整形外科に行ってみた。
ずっと痛かった腕だが、やはりテニス肘というやつで、治療は暖めて薬を塗るしかないようだ。
何かマッサージのようなものをしてくれるのかと思ったら、湿布を渡されて終わってしまった。

脚の付け根の部分に時折違和感があって、長く座ったり長距離歩いたりした後に力が入らなくなる事があるので、それも調べてもらった。
レントゲンを撮ったら、どうも生まれつき骨盤と脚の骨の接合部が弱いらしいことがわかった。
脚の骨のボールのくわえ込みが少し足りないのだ。
診察台に寝かされて、先生が僕の足を左右に傾けてみたら、すぐに判明した。

重いものを持ってはダメ、長距離を歩いてはダメ・・と普段やっていることばかりを次々に言われて呆然となった。
体を酷使することで健康になると思っていたが、どうも逆らしい。
しかし歩いてはダメと言われても、糖尿の治療と相反するので難しい。
普段ボールヘッドはブルジンスキーだRRSだとうるさい事を言っている割に、肝心の自分の体のボールヘッドがダメなんて、何とも情けない話だ。

骨盤を撮影したレントゲン写真を壁に下げた。
比較のため隣に正常な人の骨盤の写真というのを並べてくれた。
どこが違うかわかりますか?と問われた。
そこまで言ったところで、別室で急用が出来た模様で、先生がそちらに行ってしまった。
何やら今日は忙しいようだ。

そのまましばらく待たされる。
仕方なく骨の写真をじっくり観察していた。
自分の骨の写真をじっくり見るというのも、あまり気持ちのいいものではない。
しかも骨盤の写真である。

はー、中身はこうなっているのか・・・
比較用の写真を穴が開くほど見て、違いを探しているうちに、ふとあることに気付いた。
これはもしかして女性の写真ではないか?
よく見ると、骨を覆う外側の部分までうっすらと写っているではないか。
ややや・・これは・・・この写真は非常にまずいのではないか?
女性であることがはっきりとわかるぞ(汗)
しかももっとまずいことに、写真の主の名前が書いてあって、テープで隠してあるのだが、後ろからライトを当てているので読めてしまうのだ。

あわてて写真を観察するのをやめた。
周りを見回すと、知ってか知らずか、看護婦さんたちも困ったような顔をして無言で立っている。
何か気まずい雰囲気・・・
病院だから、そんなもの見飽きていて気にもしないのだろうが、ちょっとビックリした。
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