車の無い生活


D3 + AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED

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親戚が車を処分しようと思う・・と言っていた。
車好きで長年いろいろな車に乗ったが、ここらで一度、思い切って車の無い生活を実践してみようというのだ。
仕事柄海外の人と接する機会が多いこともあるが、急激に車に対する興味が薄れてきて、出来れば車の無い生活をしてみたい・・と考えるようになった。
今乗っているのはドイツ製の数百台しかない高性能な限定車だが、数日中に処分するつもりだという。

かなり車好きの人であっただけに、いよいよそういう人が出てきたか・・と思った。
しかも、車がなくなると非常に不便な生活を強いられる環境にいる。
あえてその一歩を踏み出そうと考えたわけだ。

それを聞いているうちに、案外いつの日か、地球上に車の無くなる日が来るのかもしれない・・とも思った。
現時点ではそんなこと考えられないかもしれないが、数年前は考えられなかった・・ということが、今は往々にして起きている。
それには解決しなければならない事が一杯あるが、未来の一つの形として可能性がないわけでもない。

話として少しずれているが、東京に住んでいると、むしろ車の無い生活の方が便利である。
どこに行くにしても、交通の手段は完備されている。
車での移動は、時間がかかり、お金がかかり、ストレスがかかる。
維持するのも大変で、保管の場所もとるし、行った先でも停める場所がないので不便極まりない。
しかもかなりのリスクが伴う。

個人の保有の場合、実用面での恩恵はほとんどなく、嗜好品としての価値しか残らない。
この上環境を破壊する悪の権化として、周りの人から白眼視されるのでは、どう考えても持たない方が得である。
主に経済的な理由であるところが不純であるが、自動車レスの社会という意味では、東京は未来的と言えるかもしれない(笑)
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