<802> 冬の気配
冬が来る 雲に気配す 奈良盆地
北国は雪の報。奈良大和では厚い冬雲が覆ったかと思えば、晴れ間が広がるといった空模様で、吉野や宇陀方面の青垣の山側では時雨れて見えるところもあり、いよいよ冬の到来かという気分の一日だった。
この間まで見かけなかった冬の使者であるカモが溜池に来ているのが見られた。冬菜は瑞々しく育ち、昨日は我が家の庭に二羽のヒヨドリがやって来た。直ぐに飛び去って行ったが、昨年と同じヒヨドリであろう。夫婦に違いない。仲のよさそうなのは変わりない。無事は何よりである。
心筋梗塞後、心臓が五分の一ほど役に立たなくなっていると、手術のとき心臓の一部が壊死している話を聞いた。多分、このためだろう。術後ずっと冬になると足先が冷えて困るようになった。このごろでは、この足先の感覚で寒さが測れるという具合で、冬のバロメーターのようになっている。この足先が今日は冷え、厚いソックスにした。
昨夜は、一昨年のブログ<70>で紹介した寝巻き代わりのちゃんちゃんこを取り出した。今年もお世話になる時期になった。写真は奈良盆地を覆うように広がる厚い雲(左)と雲に向って飛行する旅客機。