つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

長恨歌

2009-11-30 | 歴史
 放送大学で、安東教授の漢詩の講義を受けて、これまで随分長い間真実を知らなかったことがショックでした。テーマは、李白でしたがそれより、白楽天の長恨歌の話を先にupします。
 長恨歌はいかにも玄宗皇帝と楊貴妃の純愛物語めいていますが、事実は全く異なるものでした。清濁あわせ呑み、この詩を書いた白楽天の才能に驚くというべきか・・・

 57歳の玄宗皇帝は、23歳の息子の嫁の楊貴妃を我が物にしてしまったのです。それもいろいろな大儀名分を作り上げて・・・まず実母の死という理由で息子の嫁の楊貴妃を尼さんにして、次は儒教の教えだから親の言いつけを聞け、ということで、自分のものにしまったのです。後世の識者は、これはおぞましいことだと明言しています。李白のことは明日に・・・写真は県図書館の南京黄櫨(なんきんはぜ)。中国原産。トウダイグサ科。
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4 コメント

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Unknown (平安人)
2009-11-30 08:03:48
お早うございます
白楽天(祇園祭の山鉾に白楽天山と言うのがあります)の長恨歌の言葉は聞いていましたがその内容は全く知りませんでした その頃の中国の皇帝と言うのは絶対的な力で自分の思いのままに生きていたのですね 一方で近隣の国から攻められ滅ぼされてしまうと言う浮沈激しい部分もあった様ですね
長恨歌一度勉強して見たい思いがしました
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こんばんは~♪ (コスモス)
2009-11-30 20:51:38
matsubaraさま
 NHKの家族に乾杯見ました。
とても素朴で好い町ですね♪
 昨日のmatsubaraさまと平安人さまのコメントを拝見していましたので、
円空さんも興味深く見ました。
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平安人さま (matsubara)
2009-11-30 22:46:26
長恨歌は高校の漢文の授業で習いましたが
純愛としか聞いていません。恐らく事実は
先生もご存知なかったのだと思います。
まだ知らない歴史の真実が多くあるように
思われます。
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コスモスさま (matsubara)
2009-11-30 22:53:06
つれづれ日記拝見しました。
宝ヶ池公園の紅葉も美しいですね。

家族に乾杯は先ほどまで出かけていました
ので録画しておきました。
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