つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

モルガンお雪

2009-11-05 | わが家
 この一風変わった石灯篭?はこの春、甥の結婚式のとき京都・蹴上のホテルで撮影しました。式の始まる前、ホテル内外を散歩して写真を撮るうち、見たこともないような灯篭と「モルガンお雪」の案内板に気づきました。このホテルをよく利用したことから、ここにもたらされたらしいです。石をくり抜き、中に照明を入れ、障子窓から漏れる光を楽しんだのでしょう。調べてみると、

 モルガンお雪(明治14年ー昭和38年)は、モルガン財閥夫人で、本名は加藤ユキ。京都祇園芸者のときにモルガン財閥の子息ジョージ・モルガンから求婚され新聞記事となり、婚約中の京都大学学生の家族から反対を受けたが、明治37年、子息と横浜で結婚し渡米。パリに移り住み、社交界の花形となるが、10年ほどで夫と死別。愛人の男爵とも死別し、帰国して郷里京都で余生を送りました。
 ということが分かりました。祖母と同時代、当時の女性としては随分度胸のある生き方をしたものだと思いました。でも与謝野晶子も同年代ですから・・・
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする