つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

WFWP女子留学生日本語弁論大会全国大会

2009-11-24 | ボランティア
 昨日は、東京で日本語弁論大会全国大会が開催され、岐阜県代表を連れて上京しました。午前の予選で残念ながら敗れたので、午後は東京見物。予選と言いましても地方大会を勝ち抜いた人ばかりで、高いレベルです。

 まず左からベトナムのトゥイさん。戦後の貧困から逃れて日本に留学して新聞配達をして苦学している状況に一同しーんとなりました。故国では日本支援で成績優秀な人に奨学金を与えられているそうです。

 次は、韓国のチョイさん。日本の占領下時代の悲惨な状況の写真と、被爆した長崎の悲惨な写真とをオーバーラップさせて、話は展開しました。恨んでも前へは進めないと・・・

 次は、英国のクラークさん。3歳の時、英国に来ていたカズコさんの影響もあり大学で日本語を習得。絵本が右開きになっていた不思議さと、見たこともない文字が頭に残っていたそうです。学んだつたない日本語で15年後、日本の彼女に手紙を書いたたら一週間で返事が来た喜び。この度の上京でカズコさんと劇的な再会を果たせたことなどをスピーチしました。彼女は北大に留学しているのです。

 左下は、名大に留学しているケニアのマウングさん。女性でありながら工学部。難しい日本語の数学用語を理解するため、一週間で平かな、片かなを、そして半年で漢字を覚えよと教授が命令。それをなしとげて自分に不可能はないと確信したそうです。右下の写真は、スピーチ前の岐阜代表・テイさん。(11/1にup) 隣席の愛知代表のケニアの学生とすぐ仲良しになりました。
 
コメント (6)
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