つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

奈良だより 170

2019-12-25 | 短歌
 今回の奈良だよりは、奈良ではなくて富山・高岡の写真です。昨日の前田様からのメールを紹介します。知り合ったのは昭和の終わりですから、30年を越えました。月見草31号に、高岡に関する短歌を紹介したのです。このシリーズはその年訪問した場所に関連する歌を取り上げているのです。
 
 私が前田様に最初に会ったのは、昭和の終わり頃、姫路郵便局に勤めていた友人が、前田郵便局長を「万葉に詳しい人がいる」と紹介してくれた時です。その後二人を奈良の万葉遺跡をご案内下さいました。ご自宅にも伺いました。お礼に東京案内を平成4年に致しました。その頃、夫の勤務の関係で兵庫県にいました。その後、東京に住み、また夫の勤務で郷里の岐阜県に戻りました。
 
以下はメール。
 
 「令和元年の月見草をいただきました。平成元年の創刊と伺えば、懐かしさもさることながら、<wbr />時の隔たりも感じます。松原様に初めてお会いしたのが、<wbr />平成になる直前の昭和の終わりごろだったと思います。以来、月見草を発刊される度に毎回送付を受け、<wbr />時たまメールに書いていた短歌も掲載して頂くなどしていましたが、<wbr />最近は歌を詠むのも忘れ、時たま万葉集を紐解く程度になりました。それでも、大和はどこを歩いても万葉故地があり、<wbr />万葉歌碑がありで、やはり万葉集と離れることはありません。31号で家持の歌が紹介されています。<wbr />平成9年の4月頃に出張で富山に行きましたが、車で行きましたので、高岡へも回りました。高岡の二上山ドライブウエーで、歌碑巡りをしていましたが、<wbr />中学校の校庭に家持の歌碑を見つけ、拓本の採拓を申しこんだら、<wbr />すぐに許可してくれました。丁度季節的に良い時期ですので、<wbr />先日掛け軸を掛け替えたところでした。高岡万葉歴史館館長の坂本先生は、奈良女子大学名誉教授で、<wbr />お住まいも奈良ですから、先生が案内されるウオークにも何回か参加し、<wbr />身近でお話をすることもできました。写真は高岡で採拓した家持の歌碑です。」
 
家持の歌碑の拓本
 
昨日のイヴでは、友人からの頂き物・ドイツ菓子シュトレンを・・・

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2 コメント

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Unknown (tona)
2019-12-27 16:41:49
高岡で採拓された家持の歌碑の拓本、素晴らしいですね。
前田様が、奈良に住んでいらっしゃること、いつも羨ましく思います。
犬養孝氏の本で、友人たちと山辺の道と飛鳥一周をして、奈良の万葉集に関する訪問はこの2回で終わってしまいました。本当は本の案内通りにあちこち行きたかったですが。
遠く離れていますとそのこともだんだん忘れてしまって万葉の歌を再び読んでみることも忘れているこの頃です。
ドイツ菓子シュトレン、久しぶりにここで拝見、懐かしいです。

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tonaさま (matsubara)
2019-12-27 21:06:23
メールで改行されるたびに、が
入り、目ざわりになりました。
これまでも改行を一つの文にしてもこういう
マークは出なかったのですが・・・
パソコンは分からない部分が多いです。

前田さんは、旅先でも拓本されるのですごいです。
私も昔習いましたが、拓本をするには道具が
いりますので、面倒で、長くしていません。
それに女が一人ですると、不審に思われます
ので、道具もしまい込んでいます。

奈良にも行くことは行きますが、
団体が多くて、拓本も無理です。

ドイツ菓子シュトレンは神戸で食べたものが
美味しくて、久しぶりに味わいました。

北海道の菓子店から頂きました。
友人の妹さんがお菓子に柚子ジャムを作るので、柚子がほしいと
言われ、100個あげたらそのお礼に送られて
きました。
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