昨日の朝、NHKBSの「イッピン」というシリーズの中で美濃和紙が取り上げられていました。これがユネスコ無形文化遺産に認定されたことは知っていたのですが、楮(コウゾ) と雁皮(ガンピ) の詳しい違いを知りませんでした。漠然と和紙に必要な植物というイメージでしたが、目的が違いました。美濃和紙は、1300年前の奈良時代から今に伝わっています。岐阜和傘と同様すたれていきましたが、こちらは若い手すきの職人が健在してほってしました。
楮は普通の和紙の材料で漉き方により、模様を入れることが出来ます。雁皮は超薄型の和紙の材料。昭和30年代まで学校で使われていた謄写版印刷のガリ版用の薄い紙が、美濃和紙であったことは全く知らなかったです。今は、水うちわで再現されています。明治時代、長良川の鵜飼を船の上から見ながら水うちわに水をつけてあおいでいました。それが長く廃れていたのですが、最近復活したようです。最後にニスを塗り仕上げます。
楮も雁皮も木の皮を何時間も煮詰めて、繊維のゴミを除去します。それにトロロアオイを加えて漉きます。これも熟練を要して、昔美濃市で体験したのですが、素人は葉書大も難しかったです。
ところで昨日コロナワクチンを打ってきました。当初は打たない予定でしたが子供たちが反対するので、スマホで予約していました。夫と二人分の予約は5分で済ませ、昨日は予定時間きっかりで、さすがに手際よかったです。今も異状なしですが、二度目が問題のようです。隣町はタクシー券も出ていますが、こちらは自前でタクシーを頼みました。
水うちわ
ランタン
柄を入れる
楮と雁皮のちがい
京都迎賓館の照明カバーは美濃和紙
楮を煮てトロロアオイを入れる
ゴミを取る地道な作業
副作用もなく心配ないと思いますが今日はどうぞごゆっくりお休みくださいませね。
美濃和紙他貴重なご紹介をありがとうございます。
お店で美濃半紙を探してみようと思っております。
ご夫婦そろってワクチン接種1回目を無事終えられ、
良かったですね。
岐阜市は集団1割、個別9割の配分でしたので
個別医院の受付を経て、夫婦別々の接種日程になりました。
水うちわは、長良川河畔川原町の住井富次郎商店にも
あって、通販で買えるようになったようです。
http://www.ccn.aitai.ne.jp/~gf-utiwa/index.html
なかなか良いお値段です。
摂取日程は行政によりまちまちなのですね。
岐南町の場合は、きっちり3週間後の同じ
時間でした。
また二人でタクシーで行きます。
水団扇のサイトを教えて頂きありがとうございました。
実は従妹から使わないと言い、たくさん
貰っていました。
いたむから水はつけない方がいいようですね。
何とかすみましてほっとしています。
子供たちにも叱られてしまいましたので。
習字用半紙も手すきは高価だと思います。
正倉院の御物の補修は美濃和紙に限られますので
どうしても全般に高価になるようです。
美濃和紙については小学生のころから聞いた記憶があります。紙漉きの技法など・・・。
それはさておき・・・、コロナワクチン接種されたのですね。人それぞれ副反応があったり症状も違うようですが、接種後のお体の状態などここで教えて頂けたら、と思います。私もいつかは接種しなければと思いますので!
はい、ファイザー社長の言葉も気になりますが
子供たちの意見に従うことにしました。
それにこれを発明した女性学者のカリコ氏の
番組を見たからでもありました。
山中博士の言葉にもよります。
体は二度目に支障があると聞いています。
一度目は大丈夫でした。
無事にワクチン終わってよかったですね。
ワクチン、私はいつのことやらと思ってましたが、
私の地域は翌週14日から65歳未満にも配布ですって。
おまけに五輪のボランティアに全員接種という声も出てきたので、思ったより早くなりそうです。
そうですね。
浮世絵は、和紙が必須ですものね。
あのころも今と同じ高価だったでしょうけれど
あの大家は惜しげもなく使ったことでしょう。
早く打ち終えて安心して映画館に行きたい
でしょ?