つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

詩歌療法 2

2015-12-18 | 学校

 放送大学心理学セミナーの小山田先生は、2012.5.27に頂いた本、「詩歌療法」の続編を出版。大手の書店にこれから陳列されます。新聞広告も第一面下側に掲載予定。昨日はその真新しい本を頂いてきました。「詩歌に救われた人々」です。

 内容は、放送大学でこれまで講義されものをまとめられたもの。独房の囚人アップチャーチが、シェークスピアのある詩に感動し、更正してゆく話題に始まります。彼については、2014.6.25に書いています。

 次の出版は、大伴家持が因幡の国守を退職してから20年全く短歌を詠め(ま)なかったのは、何故か。これを探究されるそうです。歌人の中にもこれを解明した人はありません。どのような本になるのか、今から楽しみです。

 昨日は、一冊先生のおすすめの本が紹介されました。それは、「今日」。(福音館発行) もともとは海外で出版されたもの。日本語訳は、伊藤比呂美さん。子育てに悩む人が勇気づけられる詩集。家事が山のようにあるのに悩まないで子供中心にすごしなさい、という本です。書き始めは、

Today I left some dishes dirty.

The bed got made about two thirty.

 終了後はお食事会。著書にサインをして頂きました。いつものうどんメニューのため写真は割愛。Hさんからの差し入れの浜松うなぎパイがとても美味しかったです。 

 

           

   

    サインされる先生

   

   サイン入りです

       

     食事会

            

            うなぎパイ

 

中日新聞 2016.3.1付け


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4 コメント

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Unknown (tona)
2015-12-18 20:51:37
>家事が山のようにあるのに悩まないで子供中心にすごしなさい、
なんて良い言葉でしょう。
このような大人物になってもう一度子育てしたいと一瞬思いました。
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Unknown (Saas-Feeの風)
2015-12-18 22:05:35
>大伴家持が因幡の国守を退職してから20年全く短歌が詠めなかった<

詠めなかったのですか。
詠まなかったのでしょうか。

詠みたいけれど詠めなかった
詠めるけれど詠まなかった

そこで大きく違ってきますね。

いずれにしても20年もの間、歌が無かったなんて
ミステリーですね。

出版されたらぜひ読んでみたいと思います。
返信する
tonaさま (matsubara)
2015-12-19 08:55:46
ニュージーランドの詩人のものです。
結びの部分も紹介します。

What did I do this whole day though?
Not much that shows,I guess it's true.
Unless you think that what I've done
Might be important to someone
With bright blue eyes-soft blond hair,
If that is true,I've done my share.
返信する
Saas-Feeの風さま (matsubara)
2015-12-19 09:04:06
さすがに鋭いご指摘です。
実は、詠めなかったのか、詠まなかったのかを
推察する本なのだそうです。
ですから風さまの言葉をうかがいカッコして
(ま)を入れ訂正しました。
はじめからこうすればよかったですね。
先生の本はそれを探求されるのだそうです。

前編が3年前でしたので、次もそれくらいかかる
かもしれないです。
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