GHQが消した縄文より前の日本史

　これはダイレクト出版社(大阪市中央区安土町2-3-13)の本より引用しています。

 

歴史の授業で最初に登場する日本の偉人

これを聞いてあなたは
誰が思い浮かびますか？

仁徳天皇？
聖徳太子？
推古天皇？

現在の歴史の教科書では
卑弥呼が最初に登場します。

実際に学校で習うと

「縄文から弥生時代にかけて
　原始的な人間が活動していた」

というのをざっくりと学んだ後、

「卑弥呼が中国の王に認められ、
　日本初の女王として邪馬台国を統治した」

ということを知り、
その後はヤマト政権や聖徳太子などが登場…

という展開になります。

…しかし、80年前の学生は
卑弥呼や縄文時代よりも前の歴史を
深く学んでいたことを知っていますか？

私たちが住む日本の「出発点」とも言える
とても大事な歴史なのですが、

なぜか、私たちが学ぶ時にはすでに
教科書から消されていました…

消されたのは約75年前の終戦後のこと…

「二度と強い日本を見たくない。
　そのためには、日本人から愛国心を
　消し去ってしまえばいい」

そう考えたGHQは
当時は神道国家だった日本の
アイデンティティを奪うべく
様々な施策を実行します。

その一環で行われたのが
「教科書の黒塗り」


（出典：札幌市 平和バーチャル資料館）

GHQは日本人と神話（天皇）との繋がりを
完全に断ち切るため、

天皇や神道に関する部分を
墨汁で塗りつぶして
読めないようにしたのです。

「日本人のルーツを完全に教育から断ち切り、
　日本を未来ごと骨抜きにする」

GHQの思惑は見事に達成され、
現代でも私たちは
「日本のルーツが欠けた歴史」を
当たり前のように学んでいます。

冒頭のように
肝心な自分たちの国の「出発点」が
曖昧でぼやかされたまま、
縄文時代や卑弥呼について学んでいるのです。