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つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

あんぱん

2025-04-08 | Weblog
北野幸伯氏のメルマガより

トランプさん再臨で、世界は「弱肉強食の時代」に逆戻りしました。

「カナダはアメリカの51番目の州になれ!」
「グリーンランドを売れ!売らないと軍事力を行使する!」
「パナマ運河を返せ!返さないと軍事力を行使する!」
「ガザは、アメリカが所有する!パレスチナ人は全員追い出せ!」

これらはすべて、アメリカが「弱肉強食の時代」に逆戻りした証拠です。

世界は二つの大戦を経て、「弱者にも優しい世界を創ろう!」と決心したはずでした。

植民地を解放し、国連を作り、人権を大事にしようと努力してきた。

しかし、トランプさん登場で、また戦前の状態に逆戻りです。

私たちは、日本は、残酷な弱肉強食の時代をどうサバイバルしたらいいのでしょうか?

では、本題。

北野のお勧めドラマは、『あんぱん』です。(案件ではありません。)

『あんぱん』は、日本を代表するマンガ、アニメ『アンパンマン』の作者やなせたかしさんと、奥さん・のぶさんの生涯を描くドラマです。

「実話ベースのフィクション」だそうです。

『アンパンマン』、日本の子供は、誰もが通過するでしょう。

私と家族がモスクワから日本に完全帰国した時、娘は7歳、息子は3歳でした。

二人は、アンパンマン、その後ドラえもんを見て育ちました。

まさに国民的マンガ、アニメ『アンパンマン』の産みの親やなせたかしさんは、どんな人だったのでしょうか?

1919年に生まれ、2013年94歳で亡くなられた。

奥さんののぶさんはどんな人だったのでしょうか?

実に興味があります。

やなせさんは、アンパンマンを作った動機について、

「本当の正義の味方は、戦うより先に、飢える子供にパンを分け与えて助ける人だろうと。
そんなヒーローを作ろうと思った」

と語っています。

やなせさんの言葉は、とても「日本人的」で、私たちには理解できるものです。

やなせさんは、日本人について、こうおっしゃっています。

「日本人は粘り強く、正しく立派に生きている人たちです。
間違いなく復興できますよ!」

きっと、天国から私たちを見守ってくださっていることでしょう。

やなせさんは、何を考えて生きてこられたのでしょうか?

「実に単純なことです。
ひとはひとをよろこばせることが一番うれしい」

「一瞬を一生懸命生きるということと、目の前にいる人を喜ばせる。
毎日、それをやっていきます。
それしかありませんね。
きっと、これからも」

やなせさんの言葉は、シンプルさの中に、心に響く深さがあります。

きっと、やなせさん自身の人柄と、体験がこれらの言葉につまっているのでしょう。

私は前々から、「やなせたかしさんは、どんな人だったのか」に興味がありました。

NHK朝の連ドラで、やなせさんと奥さんの生涯が(実話ベースのフィクションでも)丁寧に描かれるということで、とても楽しみにしています。

3月31日スタートで、2週目に入ったところです。

私たちは、トランプ、習近平、プーチンが巨大な影響力を持つ、「弱肉強食の時代」にいます。

私たち日本国民も、日本国も、リアリズムの世界の中で、サバイバルしていく必要がある。

ですが、やなせさんのような「日本人的理想」も、決して忘れてはいけないでしょう。

写真は庭の花桃



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