つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

日本人だけが自国の建国の日の意味を知らないのはなぜ?

2022-02-11 | Weblog

ダイレクト出版土田氏のメルマガより

2015年に行われた
日本青年会議所の調査によって、

私たち日本人の多くは、
日本がいつ、誰によって、
建国されたのかはおろか、

建国記念の日がいつなのかすら知らない。

という事実が浮かび上がりました…

正しく回答できたのはわずか19%…

年代別で1番高かった60歳以上でも
44%しか知らないという結果でした。

そもそもなぜ、
日本人だけがこんなにも、
自国の建国に関して知識がないのでしょう?


日本は世界で最も古い歴史を持つ国なので、
把握しきれていないのでしょうか?
いいえ、違います。

実は日本だけが、
学校教育で建国の歴史を
教えていないからです。

少し思い出してみて下さい。
実際に学校で歴史を習うと…

「縄文から弥生時代にかけて
 原始的な人間が活動していた」
というのをざっくりと学んだ後、

「卑弥呼が中国の王に認められ、
 日本初の女王として邪馬台国を統治した」
ということを知り、

その後はヤマト政権や聖徳太子などが登場…
という展開になります。

このように日本の建国について
明言されることは一切なく、

いつの間にか、
日本が出来上がってしまいます…

これは世界的に見ると異常なことで、
アメリカ、イギリス、中国、韓国…
その他ほぼ全ての国で
歴史の教科書に
自国の成り立ちが記載されているのです。

こちらはアメリカの歴史の教科書ですが、



アメリカ人の始まりと
アメリカ合衆国の設立が、
目次単位でしっかりと明記されています。
このように、
日本だけが建国の歴史を
教科書で教えていなので、

建国記念の日がいつなのか?
答えられないのも無理はありませんよね。

ちなみに、
このような異常な教科書を作ったのが
GHQと反日思想を持った歴史家(政治家)だったのですが、
さらにそれだけではありません。

彼らが行った、
日本人から建国の歴史を奪う裏工作は
もう一つありました…
それが、
「建国記念の日」そのものを
日本人の記憶から削除するというものです。


実は、1948年まで、
建国記念の日は「紀元節」と呼ばれていたことを
ご存知でしたか?

そもそも2月11日とは、
初代・神武天皇が即位した日であり、

「紀元節」はそのことを
お祝いする日だったのです。

しかし、戦争が終わってから、
この紀元節は問題視されます。

「国が紀元節を祝日にしていることは、
 神武天皇の存在を認めることと同じ。

 紀元節を認めることで、
 日本人の団結力を高めてしまうのではないか?」


こうして、1948年、
GHQによって廃止され、
紀元節(現在の建国記念の日)は
ただの平日にされてしまったのです…

しかし、当時の日本国民は、
紀元節の廃止を素直に
受け入れることができませんでした。

「日本建国の歴史そのものが失われてしまう...
国民の怒りと強い反発から、
代わりとなる祝日を制定する動きが
高まったのです。

(昭和23年当時の世論調査では、
 日本国民の81%が建国の記念日を望んでいました。)

自由民主党の衆議院議員らによって
「建国記念日」制定に関する法案が
提出されました。

しかし、日本社会党が
「保守政党の反動的行為である」
として反対します。

その後、実に7回…
「建国記念日」の設置を定める法案は
提出と廃案を繰り返し、
やっとの思いで可決されました。

そうしてできたのが、
「建国記念の日」なのです。
しかし、
そうした当時の努力も虚しく、

今の日本人は、
自国の建国の歴史を学ばず、
祖先が紡いできた伝統を忘れかけ、

建国記念の日がいつかすら
答えられない状態になってしまっているのです。

コメント
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