昨日は、放送大学の山田先生が、県図書館で講演をされたので、誘い合って聞きに行きました。テーマは、「岐阜県図書館資料に見る岐阜の方言」。先生は、もう10年も楽学会という講座を受け持っておられます。
岐阜弁はあまり話したくないというイメージでしたが、話を聞くうちに平安時代から残っている古語もあり、捨てがたいものがあることが分かりました。語源はもかなか面白いものがあります。しんどいー心労。しゃもじーしゃくしの文字。などなど・・・
微妙なアクセントでも訛りを区別できます。例えば、一月、二月もどこにアクセントを入れるかで関西、関東の区別ができます。いちがつの、ちとがをどちらを強く発音するか否かで・・・岐阜は関西と関東の境界線であるため、微妙です。その境界線が、川であることも不思議。昔は橋がないため、そこで伝播が途絶えたのでしょう。旧揖斐川の本流の杭瀬川が境界のようです。
図書館長による講師紹介