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ラテを奢ってもらった

Jの方向

 お客様データベースの使い方は状況を知ること

Iさんが居ないスタバ

 Iさんが居ないと、全然風景が変わります。

情報提供

 自分自身の情報の提供の方法。自己開示:ありのままの自分、本当の自分を伝えるものである。

 自己呈示:本当の自分ではなく、偽りの自分を他者に見せようとするモノ。釈明して、自分を守るため。自分に好意を持ってもらうために、好印象を持たせようとするモノ。自分のための戦略的な行為であるが、そんなことを行う自分も本当の自分の一部である。

 お互いに理解するためのコミュニケーション。その時の信頼関係。対象となる、市民の背景にあるものを理解せずに、情報提供しようとしても難しい。情報化による社会の変化。一番はコミュニティの形成。二番目はICTによるエンパワーメント。

相談でラテを奢ってもらった

 急な相談がありました。コーヒー、ラテを奢ってもらいました。210円のラテで、290円お釣りを戻した。受け取ったパートナーの掌がフラッシュバックしている。

 パソコンを閉めていたので、「すぐ来て」というメールを見過ごしていた。集中するために、外音を遮断していたので、隣の女性から言われるまで分からなかった。急に、リアルに現れたから、ビックリした。

 周りの環境は相変わらずだったけど、やり切っています。すごいですね。本当によく、踏ん張っています。女の時代を感じます。周りのしょうもない男連中なら、完全に挫折しています。

 やはり、この会社も「女の時代」にしないといけない。無責任な上司を持ってくる組織を信頼する必要はない。独力で変えていける力は持っています。言いたいことを言って、やるだけのことをやって、出ていけばいいです。そうしないと、実力が発揮できません。示せません。

 あんな職場に持って行ったというけど、我々がこの世界に生まれてきたのと同じです。同じように放り込まれたのです。

接客業の扱い

 2名だと「空いている席に」、1名だと「カウンター席に」。これが大嫌いです。座らずに、すぐに出ます。

 すき屋の店員は好きでなかった。だから、行かないようにしていた。店員の反乱の記事で実態が分かった。一人作業では、お客の方を見ることができてない。マクドナルドと同じ状況です。メニューを増やしても、お客様の信頼は得られない。

 セブン-イレブンは朝の時は、白人の女性とオーナーのペアです。人がいないのでしょう。白人の方は、お客の応対ではなく、洗い物をしている。そうなると、嫌いなオーナーからモノを買うことになる。
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クリチバ 市民の政治参加と社会的包摂

『社会自由主義国家』より 社会都市:クリチバの都市政策と社会的包摂

クリチバの都市政策を論じる際、しばしば行政の強いリーダーシップとともに市民参加の意義が強調される。クリチバの例に学ぶなら、市民の政治・政策への参加を保証することは、社会的包摂の重要な基礎だということになる。

ただし、この問題については議論が分かれている部分もある。ホーケンらは、幾多の都市問題に直面する開発途上国の町のなかで、クリチバが特異な成功例となった要因は、市民が都市政策の主体として尊重されたからだと述べる。ホーケンらによれば、総じて低コスト、小規模、単純で、地域に根ざしたプロジェクトを市民が主体となって提案し、それを責任感の強い行政が受けとめ、市場経済や地元の技術と巧みに結びつけたことがクリチバの成功の要因である。そしてそれが実を結んだのは、すべての市民(特に児童や青年)を、都市の未来を創造する貴重な存在として扱った町の姿勢による。すなわち、まずは市民からの政策提案があって、そこに行政の先見性と実践的な指導力、統合的な計画、市民と企業の積極的な参加、社会性に関するビジョンの共有といった要素がうまく結びついたことがクリチバの成功要因だとする。

これに対して、クリチバの成功要因は主に市政府の強いリーダーシップによるものであり、市民参加は重要ではなかったとする議論がある。ムーアは、3期にわたってクリチバ市長を務めたレルネルの政治姿勢を「有能な家父長主義(パターナリズム)」とし、住民はレルネルにとって「市民」ではなく「顧客」であったとしている。加えて、レルネル政権期に都市開発に関わった建築家ロドルフォ・ラミーナの発言を引いて、「レルネルとそのチームは市場(企業)に信頼を置いており、市民参加には懐疑的だった」としている。

ムーアはまた、クリチバの都市政策が統合的な計画に基づいて実施されたというホーケンらの理解にも異を唱え、むしろそれは場当たり的(ad-hoc)なものであったと述べる。一方シュワルツは、クリチバの成功要因は、統合的計画よりも個々のビジョンとその確実な実行、実施過程で政策の内容を柔軟に改善していく発見的解決法にあったと述べている。同時に、政策の立案や実施に関わったのは都市計画の専門家や経済学者など少数の人々であり、一般市民は関心を示していなかったとしている。

確かに、ムーアやシュワルツの議論にも一理はある。例えば、市中心部を走る「11月15日通り」(ブラジルの共和制宣言記念日に囚む)の歩行者専用道路化は、クリチバの都市計画の目玉ともいえるものであるが、これはレルネルの強いリーダーシップによって進められた政策だった。レルネルは、都市は車ではなく人のためにあるとの考えから、1972年に「11月15日通り」からの車の排除を決行した。それは市民の同意を得ずに行われた。客足に饗くと反発する商店主たちに対して、その場合は道路を元通りにすると約束して強行した。多くの店が閉まる週末に、警官を動員して警備体制を敷き、48時間で歩行者専用道路への改装を完了させた。今日この通りは「花通り」と呼ばれ、多くの買い物客や市民が集う場となっている。

クリチバに限らず、都市が抱える問題は多様である。それらの解決のために政策を立案し、個々のプロジェクトを実行に移す際には、さまざまな利害対立が生じる。財政に制約があれば、政策やプロジェクトを縮小したり、内容や優先順位を変更せざるをえず、それが利害対立をさらに先鋭化させる場合もある。市民・民間の複雑な利害が絡む都市政策においては、行政の高い能力と強いリーダーシップが必然的に要求される。市民の参加が重要であることは論をまたないが、スケールの大きな都市計画において、実務面で行政の役割が大きいことは否めない。都市計画を専門とする建築家でもあり、強いリーダーシップをもつレルネルは、そのような要求に合致した市長だったと言える。ただし、当然ながら、トップダウンの都市政策が正統性をもつには、地域性に即した優れた内容と確実な実現性が求められる。レルネルは、「改善に向けて目に見える変化があれば、市民の希望をっなぎとめることができる」と考えていた。

一方、クリチバの都市計画に統合性がなかったという指摘は必ずしも当たっていないと思われる。レルネルの都市政策の多くはマスタープランに沿ったものである。確かにその実施に際しては、シュワルツが述べているように、臨機応変の柔軟性があった。しかし、そこには明らかに、「包括的で調和のとれた開発」、「クリチバ大都市圏におけるコミュニティの生活水準向上」というマスタープランの理念(=都市計画の統合性)が貫かれている。例えば「緑の交換」は、ゴミのリサイクル、貧困・飢餓対策、余剰作物の有効利用など、複数の機能をもったプログラムであるが、そのような多機能性が事前にデザインされていたわけではない。しかしかといって、「場当たり的」にプログラムがつなぎ合わされたわけではない。「包括的で調和のとれた開発」と「コミュニティの生活水準向上」を目指すプログラムが、有機的に連結した結果と言える。いわば、クリチバの都市政策の成功要因は、開発理念とプラグマティズムの結合にある。
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小分類変更 6. 本・図書館 6.5~6.8

6.5 情報センターとして位置づけ

 6.5.1 知の入口

  1.デジタル環境に対応

  2.体系化した情報

  3.情報を多様に検索

  4.ライブラリの共有

 6.5.2 コミュニティを支える

  1.図書館コミュニティに集約

  2.市民専門家のコンシェルジュ

  3.本が書ける環境

  4.各種施設の図書室をネット接続

 6.5.3 市民の状況を把握

  1.状況を把握し、グループ活動

  2.目的に従い、学習支援

  3.行政からの支援

  4.個人の分化で専門性

 6.5.4 意思決定の場を提供

  1.アゴラで議論

  2.どこでも図書館の空間

  3.相談ができるカウンセラー

  4.賛否両論が並ぶ本棚

6.6 存在の力を支援

 6.6.1 市民アピール

  1.市民にアピール

  2.行政の拠点として展開

  3.市民を大切にする図書館

  4.図書館は文化バロメーター

 6.6.2 知識に変換

  1.本のDNAをテキスト化

  2.大量情報を知識に変換

  3.本の存在理由を示す

  4.情報と人間の関係

 6.6.3 地域と連携

  1.地域コミュニティを支援

  2.情報を集め、整理、調べ、書く

  3.日本のデジタル化を推進

  4.図書館クラウドで連携拡大

 6.6.4 ソーシャル接続

  1.ライフログを融合

  2.どこでも図書館を展開 

  3.ライブラリを接続

  4.ビジネス分野で活用

6.7 図書館コミュニティの機能

 6.7.1 知の創造の場

  1.図書館コミュニティで議論

  2.事務局で横展開

  3.図書館ポータル

  4.知の入口は情報センター

 6.7.2 情報集約

  1.ソーシャルウェブで情報共有

  2.コミュニティで分化を促進

  3.情報センターとコンシェルジュ

  4.社会の情報を市民に提供

 6.7.3 市民をつなげる

  1.知りたい欲求で個人の分化

  2.考え抜いた意見のやり取り

  3.先を見て、考える

  4.本を書いて、発信

 6.7.4 バーチャル空間

  1.知恵の現場で考える

  2.どこでも図書館を配置

  3.図書館の分化と統合

  4.低コストで図書館維持

6.8 今を知り、未来を考える

 6.8.1 全てを知りたい

  1.伝えたい心を感じる

  2.考える生活

  3.電子書籍に適応

  4.分化と統合で政治・経済が変わる

 6.8.2 関心事を体系化

  1.関心事から意識を向上

  2.考える場面を創出

  3.図書館コミュニティを活用

  4.図書館戦争から図書館革命へ

 6.8.3 未来を語り合う

  1.歴史哲学から存在の力

  2.未来を語り合えるカフェ

  3.集合知から行動を決める

  4.哲学・社会学で歴史を変える

 6.8.4 未来のシナリオ

  1.溢れる情報を整理

  2.書く人と読む人をつなげる


  3.発信を集合知につなげる

  4.情報センターをクラウドにつなぐ
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