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アメリカは「真珠湾攻撃」「カトリーヌ」を政治的に使った 

未唯へ。総選挙の結果が出ましたね。選挙速報を見るのは昔から大好きでした。総選挙の次の日はよく休みにして、速報を見ていました。

最近は、8時段階で結果が決まり、夜中に100%開票になってしまいます。楽しみがなくなりました。

その代わりに、総選挙の結果で、社会がどう変わるかを見ています。

「めざまし」テレビで、アメリカ国民の反応をレポートしていました。オバマの<変革>への疲れのようなものを感じました。オバマ大統領就任から、8ヶ月を経たが、新しい流れが見えてきません。支持率は急激に落ちてきています。

オバマ人気の低落の最大の原因は、医療保険改革への国民からの反発だそうです。以下は

「国民皆保険というのは、ビル・クリントン政権が発足当時の1993年、大統領夫人だったヒラリー・クリントン女史が必死になって、推進しようとした政治目標だった」「日本での常識からすれば、ごく自然な動きとみえるだろうが、米国では政府が国民の医療や健康保持に巨額の公的資金を投入して、全面介入することには伝統的に根強い抵抗がある」

「4千万人以上の国民が医療保険のない米国で国民の多数派が皆保険に難色を示すのは、米国社会での「政府への依存」や「政府による管理」に対する国民の伝統的な反発のせいです」

「オバマ政権がすでにGMやAIGという大企業を事実上の国営にしてしまったという事実も大きな要因となり、政府が民間企業の救済に巨額の公的資金を投入し、それでもなお経済が好転しないという状況への不満を高めた」「オバマ大統領への高い支持も米国民のその「大きな政府」への不満や反発を崩すまでには及ばず、その不満が逆に支持を崩し始めた」

この動きと、アメリカでの新型インフルエンザの拡大が結びつくような気がしています。

インフルエンザが一気に拡大し、無保険の何百万が発病したときに、パニックが起こります。その時に、オバマ大統領がカリスマ的に動き出すシナリオが考えられます。

ルーズベルト元大統領ならば、それぐらいのシナリオを描くでしょう。原因から考えるのではなく、結果から対応していくのがアメリカ流です。

偶然が歴史を作り上げていきます。その流れを見て、誘導していくのが「未唯への手紙」の目的の一つです。偶然の手順を間違うと矛盾を拡大します。それを避けたいと思います。
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自民党のCMは逆アピールでした

未唯へ。今日は選挙ですね。朝、7時前に投票に行ってきました。あなた達は「事前投票」してきたそうですね。

自民党のCMが気になっています。あれは、どう見ても「逆アピール」です。役者がひどすぎる。上から目線で、自分たちだけのロジックを「偉そうに」述べています。奥さんに言わせると、自民党が勝ったら、彼が偉そうな顔をするかと思うと、落したくなる。自民党は、皆の感覚を無くしている。

去年の10月の時には、自民党の選挙後援会への登録などのプレッシャーがあったが、今回は何もありません。この会社も見限ったみたいです。保・保対決と見て、勝った方につくのでしょう。

昨日、親戚の中で、交流を断っていた「おじさん」がなくなったことを、奥さんから聞きました。私の年賀状だけが、「おじさん」のもとに届いていた。3年ぐらい前に、「便りが来るのは、あなただけ!」という年賀状が届きました。私の方は住所録に載っているので、惰性で出していただけです。何となく、私の晩年を想像してしまいます。

午後からは、溜まっているビデオを聞きながら、OCRを実施していた。『世界各国便覧』209ヤマでは、ヨーロッパの国の内、関心のある国を抜き出した。面積、住民、言語、宗教、沿革がコンパクトにまとまっています。データベースには最適です。対象は、アルハニア共和国、ウクライナ、エストニア共和国、ギリシア共和国、クロアチア共和国、コソヴォ共和国、スロヴァキア共和国、スロヴェニア共和国、セルビア共和国、チェコ共和国、ハンガリー共和国、フィンランド共和国、ブルガリア共和国、ベラルーシ共和国、ボスニア=ヘルツェゴヴィナ、ポーランド共和国、マケドニア旧ユーゴスラヴィア共和国、モルドヴァ共和国、モンテネグロ、ラトヴィア共和国、リトアニア共和国、ルーマニアです。これらの国には、いつ行けるのでしょうかね。

8時からは、選挙速報です。FNSで、「自民97、民主321」には驚きました。あまりにも、事前予測に沿った数字でした。結局、民主308でした。ちなみに、録画した、NHKの方は幅を持たせていました。「自民84~131、民主298~329」でした。FNSはあまりに決め過ぎです。

FNSの高島アナが深夜まで選挙速報に出ていたから、「めざまし」はお休みかと思ったら、いつもの雰囲気で出ていました。プロ根性を感じました。
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「20世紀少年」は22巻+2巻を読了。ちょっと中だるみ

未唯へ。「二十世紀少年」の24巻を読み終えました。昨日は16巻読んでいたので、残りの6巻を持って、出かけました。

10時から、図書館で新刊書を20冊借りました。先週よりも冊数は減っています。若干、息切れ状態です。新書版を中心に借りました。図書館に行くと、館長、カウンター、図書館フリークなど、顔見知りが居るから、ほっとします。

12時過ぎにエコットに着きました。今日はTシャツ・アートがあります。この間、トートバックに「サファイア事務局」「持続可能性 循環」を布描きマーカーで書いてみたところ、出来が今いちでした。うまく描くヒントがほしくて、やってきました。その作業が始まるのは1時半ということで、エコットの図書室で「20世紀少年」を読み始めました。ここは読書専用の机があり、誰もいないので、ゆっくりと読めます。1時間半で読み終わりました。

「ともだち」はナチの感覚に似ています。ナチをサファイア循環で解釈すると、Think Locally, Act Globallyです。つまり、ヒットラーの個人的な考えをそのまま、全体での行動に移したことです。ネールも書いていたが、その考えと行動に「なぜか多くの人が参画していった」というものです。将来の構想を説明されるよしも、個人の感情から生まれた構想に対して、多くの人は共感するものです。

あるものは自分の夢のために、あるものは就職のために、あるものは恐怖のために従っていきます。そして、「偶然の国会炎上」をテロリストの妨害とすることで、暗黙のうちに、警察権力を使った支配がはじまる。

個人の思いのために、中国の西部の農村がウイルスで全滅される風景は、ナチのユダヤ攻撃を思い起こさせます。スパイラルはどこまでも拡大するものです。

行動の基本は、個人の思い、そのものです。それ故に、共感しやすい。複雑に考えなくても、すぐ理解できる。目の前に敵さえ作れば、すぐに行動できる。そんな分析をしていました。こんなシナリオがうけるのは、日本の不安定さの性でしょう。

あのマンガで、疑問があります。あの頃の子どもは、21世紀の始まりは2000年1月1日と思っていた。と同時に、1999年7月の「ノストラダムスの大予言」の方がインパクトがあり、21世紀は来ないと思っていた。2001年1月1日にしたところに、大人の感覚を感じた。
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6月~8月分のブログ織り込み 3/3

(つづき)

 5.4.1 お客様を支援
  名古屋の会議
   ①会議は面倒
   ②話にメッセージ性がない
   ③内輪だけの盛り上がり
  マーケティングが必要
   ①マーケティング部門への異動希望
   ②サファイア循環の帰結
   ③ライブラリ展開のネタ
  マーケティングのヒアリング
   ①マーケティングはメーカーのニーズ
   ②販売店は「売る」ための存在
   ③前提としての「情報共有化」
  グローバルの立場を活かす
   ①ローカルの見方
   ②ミッションに戻る
   ③先回りしたイメージつくり
 5.4.2 店舗の活性化
  集合知の活用
   ①インターネットの世界
   ②決定し、答を出す
   ③サファイアの限界
  ソーシャル・マーケティング
   ①静脈システムへの取り組み
   ②Sa-ポータルの次のシステム
   ③ソーシャルは「物語」から成り立つ
  新社長あいさつ
   ①クルマ好きな人の発想
   ②フォア・キャスティングの傾向
   ③「お客様」第一を真に受ける

6.本   4項目
 6.1.2 多読
  本は人に言葉を与える
   ①言葉を得ること
   ②多読のキッカケ
   ③本は安価な道具
 6.1.4 豊田市中央図書館
  図書館協議会の知り合い
   ①予算が半減
   ②教育関係者の知り合い
   ③仕掛ける時
 6.3.1 様々な本
  トルストイの「戦争と平和」
   ①戦争と平和
   ②トルストイ
   ③ナターシャ
 6.4.3 図書館
  公立図書館の任務と目標
   ①任務と目標
   ②経営
   ③職員

7.生活  6項目
 7.2.1 孤立と孤独
  不安定さ
   ①不安定と「孤立と孤独」
   ②変化に不安定は欠かせない
   ③多様と不安定
 7.3.1 自律した個人
  めまい
   ①めまいの原因
   ②めまいは思考停止
   ③家族の反応
  視力低下
   ①パソコンが見えない
   ②紙を使わないと
   ③失明の恐れ
  高脂血症
   ①定期健診
   ②言い訳
   ③対策
 7.4.2 本質的な生活
  玲子
   ①話し相手
   ②ギリシャのこと
   ③Dr.REIの役割
 7.4.3 ブログで表現
  ブログを書く習慣
   ①なぜ、書いているのか?
   ②考える時間の確保
   ③μへの手紙が原点

長くなりました。これらの項目を含めて、再編成を急ぎます。
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6月~8月分のブログ織り込み 2/3

(つづき)

4.歴史 11項目
 4.1.1 ナチ成立
  ドイツの高校歴史教科書
   ①国家意識
   ②国家の敵
   ③抵抗
 4.1.2 全体主義
  中国はどこへ行く
   ①中国という国家と経済
   ②中露との関係
   ③米中韓
 4.1.3 グローバリズム
  アメリカ・ロシア・中国の関係
   ①米中関係
   ②中口関係
   ③米ロ関係
 4.2.1 歴史を学ぶ
  1989年の意識
   ①ポーランド
   ②「ルーマニア
   ③「チェコとスロバキア
  ヨーロッパの100年 上
   ①ヘルシンキ
   ②リガ
   ③ビーレフェルト
  ヨーロッパの100年 下
   ①イスタンブール
   ②ブダペスト ハンガリー動乱
   ③サラエヴォ
 4.2.2 国の歴史
  韓国近現代史にみる歴史観と教育方針
   ①教科書の書かれ方
   ②ニュース速報を制作
   ③日本で軍国主義が復活
 4.2.3 歴史観
  父が子に語る世界歴史
   ①歴史の書き方
   ②日本は不思議な国
   ③新鮮な観点
 4.3.1 人
  チェの「別れの手紙」
   ①チェ39歳
   ②勝利か死
   ③別れのとき
  メディアと歴史
   ①満州事変を伝えるラジオ
   ②新聞の変節
   ③軍の画策
 4.3.2 国
  欧州連合の位置付け 
   ①共通の物語
   ②ローカルの力
   ③EUで、Think Globally, Act Locally
 4.4.2 サファイア循環での歴史
  クラウドは「まやかし」か?
   ①Web2.0のケース
   ②部長への説明
   ③クラウドは必要な機能

5.仕事 19項目
 5.2.1 ローカルで考え
  販売店システムの認識
   ①ヒアリングから伝道師
   ②位置付けの再確認
   ③サファイア構造は正解!
  販売店ヒアリング
   ①時間は掛かります
   ②地方の温度差
   ③ヒアリングで分かること
 5.2.3 グローバルで企画
  ネットワーク会社への意識付け
   ①インフラを変える
   ②スタッフのナレッジ化を狙う
   ③システムの作り方を変革
 5.2.4 ローカルを支援
  電算部をなくす
   ①変えるのが私の仕事
   ②東富士でのケース
   ③販売店のためにならない
 5.3.1 本社
  「情報の共有化」から「思いの共有化」へ
   ①イノベーションの本質は「思いの共有化」
   ②「小集団」での展開
   ③Sa-ライブラリで、思いの共有化を売り込み
  「情報の共有化」を超えた「思いの共有化」
   ①思いを伝える
   ②思いの伝わり方
   ③お客様との思いの共有化
  思いが届かない
   ①あるから要らない
   ②メーカーの立場、システム担当の立場
   ③使ってもらうこと
  5つのパターンで展開
   ①パターン分析
   ②パターン別に異なるアクション
   ③事例で「物語」
 5.3.3 コンセプ
  夢を語る
   ①青森の販売店は現実的
   ②茨城の販売店に夢を語る
   ③夢をカタチに
  セールスフォースの方向
   ①室長に言ってもムダ
   ②静脈システムに特化
   ③Sa-Vote
  クレーム対応で「思いの共有化」
   ①クレーム対応の情報共有化
   ②お客関への逆提案
   ③私のポイントは3点
 5.3.4 インフラ
  デジタルサイネージ
   ①ダーク・エンジェルの世界
   ②デジタルサイネージ
   ③ミューの方向性

(つづく)
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6月~8月分のブログ織り込み 1/3

未唯へ。朝、3時から「二十世紀少年」のマンガを読んでいました。秋ですね。今年は冷夏です。

6月~8月分のブログ織り込み内容をまとめました。全部で60項目です。これも含めて、再構成します。

多かったのは、5.仕事の19項目です。静脈系システムのイメージができたのが成果です。この会社の一番の弱点であり、2015年にその成否が会社の存亡を決めます。

次が4.歴史の11項目です。60~70歳で歴史をまとめるに向かって、歴史観を作り出しています。同数で社会が並んでいます。社会をサファイア循環の目で観察すると同時に、提案にしようとしています。

以下はその内容です。数時3ケタの小項目の下にそれぞれのテーマと3要素を上げています。それぞれの要素の中身は省略しています。

1.自分  7項目
 1.1.4 生きる
  無為に生きる
   ①無為に過ぎていく
   ②働くことの実感
   ③無為にすごす
 1.2.1 自己肯定
  無限次元空間を旅する
   ①皆は高々、3次元空間
   ②図書館で過ごす時間
   ③無限次元空間旅行
  夢をかなえるために夢を持つ
   ①夢は真理探究
   ②夢をかなえるためには、夢を持つ
   ③私の夢
 1.2.4 シンプルに生きる
  生きていく「テーマ」
   ①私のスタンス
   ②つまらないことはつまらない
   ③自分が育つテーマ
 1.3.2 ミッション
  こんなことを考えているのは私だけ
   ①自分と世の中を見ていく
   ②数学の考えを社会に適用
   ③なぜ、やるのか
 1.4.2 サファイア
  血液系の循環に例える
   ①身体の中のサファイア循環
   ②動脈機能と静脈機能
   ③思考を飛躍
 1.4.3 未唯への手紙
  未唯への手紙」への取り組み
   ①「未唯への手紙」はライブラリ
   ②精神の集中
   ③真剣に生きます

2.数学  2項目
 2.4.1 理数系の発想
  組織を位相空間と見る
   ①組織はさほど強いものではない
   ②組織を位相空間と見る
   ③インバリアント次第で変わります
  私は数学者
   ①自分の思考だけに留める
   ②それでどうするのか
   ③その先の偶然を見てみたい

3.社会 11項目
 3.1.1 いらだつ社会
  松屋に対する吉野家
   ①吉野家は中途半端
   ②松屋の豚汁には里芋
   ③吉野家の将来
  マックの無料コーヒー
   ①モスのテリヤキバーガー
   ②マックのコーヒー無料化
   ③お客は多様です
 3.1.2 観察
  スタバで観察
   ①スタバは落ち着く
   ②デジタルライブラリを拡大して読む
   ③人の動きは刺激になる
 3.1.3 出会い
  女性の才能
   ①踏み台の考え
   ②NAKさんは原石
   ③才能の開花
 3.1.4 全体把握
  複雑性で捉える
   ①社会学は「複雑性」が基本
   ②シナリオの存在
   ③グランドセオリーとしてのサファイア循環
 3.3.1 ローカル活動
  くらしの未来
   ①イベントから何を学ぶのか
   ②私は観察者
   ③子ども一人ひとりの「物語」
 3.3.4 市民参画
  エコット運営会議メンバー
   ①エコット運営には参画していない
   ②エコット運営NPO代表者の焦燥感
   ③成立の瀬戸際
 3.4.2 行動指針
  グリーン・ニューディール
   ①見解を得た
   ②普通の人が、仕事を得られる
   ③コミュニティを取り戻す
 3.4.3 サファイア循環
  風景を変える
   ①駐車場をガーデニングに
   ②クルマをパブリックに
   ③電気自動車もターゲットに
  町の風景を変えていく
   ①駐車と電信柱を消す
   ②スマート・グリッド構想
   ③パブリックの概念
  サファイア事務局
   ①「サファイア事務局」は党ではない
   ②理念はSa-fire
   ③「持続可能性は循環から」

(つづく)
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韓国版「花より男子」で視点の拡大をはかる

未唯へ。「花より男子」が放映されている時に、あなたに原作のマンガを持っているか、聞いたところ、全巻貸してくれましたね。

先週の「20世紀少年 第1章」を見ました。そこで、あなたに、原作本があるか聞いたところ、「2階の廊下にある」ということでした、つまり、私の部屋から1歩のところに、24巻置かれてありました。マンガ喫茶並ですね。明日から読みます。

韓国版の「花より男子」を、ワンセグ・ウォークマンで録画して見ています。ハングルの世界で、主人公の名前は日本名の「つかさ」「道明寺」「しげる」などになっています。使用しているケータイはiPhoneで、日本版のロケ先はニューヨークだが、東南アジアに変わっています。韓国の視聴者の心理分析も同時に行っています。

日本版よりも、メロドラマ的色彩が濃くなっています。1話がやたら、長くなっています。感情のアップダウンが激しい。同じマンガを異なる視点で見ています。

『コーチング・ワークショップ』304シという本の中に、「複数のカメラを持とう」という項目がありました。コーチングの時、自分の視点(カメラ)を5つ持つことの必要性が説かれていました。

 1カメは、「自分から見た」視点です。自分中心(主観)ですから、自分の思い込みが邪魔をして、事実をあるがままに見ることができません。囚われ、思い込み、先入観、勘違いによってトラブルの原因にもなります。

 2カメは、「相手の目からはどう見えるか、相手の立場ではどう感じるか」という視点です。相手の立場に立って考えてみると、驚くほど相手の気持ちがわかるようになります。

 3カメは、「第三者の」視点です。つまり、客観的な視点です。自分を第三者にして、距離をとって眺めるのです。すると、些細なこと、つまらないことで争っていることに気づきます。

 4カメは、「過去から現在を眺める」視点です。歴史の視点です。以前はどうだったのか、と考え、照らし合わせる。すると、現代社会の問題点が浮かび上がってきます。

 5カメは、「未来から現在を見る」視点です。科学者の視点です。このままだと未来はどうなるか、未来はどうあるべきか、という視点です。

「未唯への手紙」に歴史編と数学編があるのは、視点の拡大のためです。視点を拡げて、全ての情報を「未唯への手紙」に集約していきます。
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コミュニティは原問題

未唯へ。昨日、買って帰った、「堂島ロール」は割と評判は良かったみたいですね。クリームが多いので、心配していたが、あっさりと食べられた。

今のキーワードは「リセット&リピート」です。セブン-イレブンで、毎朝、同じところで、同じ人が本を読んでいる。今日が昨日と混在します。先月の「涼宮ハルヒの憂鬱」のデジャブの説明以来の感覚です。時間が縦に動いていると感じています。

こう感じるのは、「変わらない」ことに対して、「変わること」が主体の私からの反発かもしれません。あまりにも、日常が固定しているので、非日常を求めているのでしょう。旅に出ましょう。

ここのところ、帰宅後に、パソコンを見る気になれず、寝転がっています。朝も、4時に起きるけど、朝飯を食べて、ゲームで時間を潰しています。意識が足りない。

コミュニティに関して、我が意を得たりの本がありました。『コミュニティを問いなおす』361.7コです。ローカルとグローバルの関係を述べています。それと、「原問題」に共感しました。

 「人間の社会は最初から個体ないし個人が「社会(集団全体)」に結びつくのではなく、その間に中間的な集団をもつ。中間的なものが、「コミュニティ」の本質的な意昧になる。「コミュニティ」という存在は、その成立の起源から〝外部〟に対して「開いた」性格のものである。コミュニティは「創造性」というテーマとも結びつく」

ちなみに、私にとって、コミュニティというのは、トポロジーの近傍系そのものです。近傍系で、数学は革命的に変化した。

それに増して、共感したのは、著者のスタンスです。また、言葉をもらいました。

 「過去の自分から、五〇近くにもなって結局同じようなことを考えているんだな」と言われそうな気がした。人間は確かに、思春期や二〇歳前後の頃に考えたような〝原問題〟を、形を変えながら、一生考え続けるという面をもっている。自分の中での様々な関心が〝原問題〟の「コミュニティ」というテーマに収斂していった」

 「結局自分がやっていることは「人間についての探求」と「社会に関する構想」という二つに集約されると感じているが、コミュニティというテーマは、この両者を架橋する、結節点のような主題のひとつである」

私の場合は、中学生の時に、〝原問題〟を得て、45年間、追い続けています。
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Sa-ライブラリを5つのパターンで展開

未唯へ。スタバのアイスコーヒーの「イタリアン・ロースト」はコーヒーらしくて、好きになりました。土日の朝7時からのスタバでは、ラテではなく、ドリップにします。その方がコーヒーが長持ちします。

昨日、わけもなく、ウデに水ぶくれが二つできました。潰して、消毒したけど、かなりの痛さです。この身体は不思議な世界です。原因があって、結果がある世界ではなさそうです。唐突な世界です。じっくり、観察しましょう。

自分の考えがどんどん、「物語」になっているから、話す相手が減っています。小説家にならない限りは話す相手は居なくなるでしょう。数学者として、「システム」を話すこと、教訓として話すことはしません。まあ、覚醒してしまったものはしょうがないです。「物語」で行きます。

会社で、9時半から12時まで、ライブラリの進め方を検討しました。販売店を5つのパターンに分けて、対応することにします。これもシステムで一律にするのではなく、各社毎の「物語」にしていきます。

 ①すでに使っている店は、アンケートを発行して、「こんなことに使っている」を教えてもらい、先行事例として、まとめる。それをもとにして、地域ごとに、意見交換会を実施し、情報の共有化を図る。

 ②あるけど、使っていない店は、原因(人手不足、関係者への影響力、会社としての意図など)に対して、先行事例を示して、実施に移してもらう。

 ③導入を検討している店は、個別に意見交換会に招待して、販売店としての意識統一を図り、導入を促す。

 ④ポータルで十分と言っている店は、メリットを提示するだけにして、効果が自覚できるまで、他っておく。

 ⑤自社システムの店は、システムの内容により、区別して、対応する。
  ・グループウェアを採用:店舗での手間が掛かることを追求する
  ・社内HPを設置:ライブラリ変更時の社内メールの有効性で追求する
  ・ファイルサーバで対応:維持コストがかかることで追求する

個別の販売店での対応をすると同時に、「情報共有」「思いの共有」の理念を、具体的な事例にして、説明していく。販売店での気付きを「コミュニティ」につなげ、システム担当者から本部全体の意識に拡大していく。それらは、やりながら考えていく。理念が正しければ、必ず、偶然が導いてくれることを信じます。
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グリーン・ニューディールはブルーカラー・ジョブ2.0を目指す

未唯へ。今日も朝食もそうめんにしました。腹に応えます。やはり、休みの朝だけにしましょう。帰りに、ドンクで食パンを買ってきます。

土日に歩いていないと、月曜日に歩くのはしんどいですね。3時から歩こうかと思ったけど、OCR作業に時間を取られました。土日での運動はホット館での水中歩行を復活させましょう。700円はきついけど、日光浴しながらの読書して、2時間居れば、採算があいます。

OCR化したのは、『グリーン・ニューディール』519.1ジヨです。見解を得ることができました。環境といいながら、ローカルでの労働(Act Local)に意味を持たせようとしている、という観点が新鮮です。Act Localから、Think Globally(オバマの立場)にどう伝えるかが、次のポイントになります、

「現代社会は生活の細部に至るまで石油に依存しており、その価格は経済のアキレス腱となっている。この弱点は『スタグフレーション』を引き起こす可能性があり、実際それが起きようとしている」

「処方箋は、人為的にエネルギー需要を減らすとともに、知恵を絞って供給を増やすことです。私たちは二つの危機の板挟みになっており、難しいジレンマを抱える可能性があるが、このジレンマはまやかしだ」

「実質的に無限で、持続可能な資源に基盤を置くのだ。太陽、月、そして地中熱である。」

「実際にグリーンエコノミーを作り上げるのは、数百万人の普通の人々であり、仕事を得て、資産をつくる機会は誰にでもある--それも今すぐにだ」

「数十万人のグリーンカラー・ワーカーが米国内のすべての建物の断熱性を高め、省エネ化を進める仕事に従事することになるだろう。湯沸かし器にカバーをつけたり、断熱材を加えたり、穴や割れ目を補修したり、古い家電を処分したり、古い窓を二重窓に取り換えたりといった作業だ。旧来型ブルーカラーが地球を尊び、今日の環境問題と向き合うようにバージョンアップした「ブルーカラー・ジョブ2.0」のようなものと考えてほしい」

「グリーンカラー・ジョブの多くは、中程度の技能を要する仕事だ。アウトソースすることは困難もしくは不可能だ。グリーンエコノミーの実現とは、打ち捨てられたコミュニティを取り戻すことだ。人々をまとめ、再び機会を与えるのだ」

だから、ニューディールなのでしょう。
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