未唯への手紙

未唯への手紙

歴史から見た2008年とは

2008年12月31日 | 4.歴史
未唯へ。今日は1年に一度のすき焼きでしたね。家族5人がそれぞれ、肉を抱えて、しゃぶしゃぶ風でしたね。

金融危機の影響は色々なところに拡がっています。液晶フィルターの開発を担当しているノブ君のプロジェクトも、ソニー撤退の影響を受けています。ノブ君も「もの作り」だけではなく。より広範囲な関心が必要です。

今年の状況は、最近だと1989年に匹敵します。日本では「平成」に変わった年ぐらいですが、世界史から見ると、社会主義国家崩壊が始まった年です。世界の一大陣営がなくなるというのは、大きな変化です。

社会的には、1929年の大恐慌と比べられます。大恐慌はナチの台頭を許すと、同時にニューディール政策を資本主義に許しました。ニューディール政策のツケを清算するために、アメリカはアジア進出を行い、日本を攻撃しました。今回も同じ危険をアメリカははらんでいます。

今年が「アメリカ支配の終焉」というのは確かだが、オバマ大統領により、グローバルがローカルを支援することで、アメリカには再生の夢が出てきている。

日本には、何が起こっているのかを判断する人がいない。マスメディアの質の低さ、政治家の展望のなさを痛感します。消費税アップについても、補填ぐらいしか見えてこない。スウェーデンは、高い消費税で、何を循環させていくかを、ガラス張りにして見せています。

今年は、1989年の社会主義国家崩壊の影響が具体的に出てきた年です。1945年から89年までは冷戦時には、民主主義国家は社会主義のいいとこ取りをしてきた。その典型として、日本があり、北欧諸国があった。89年に社会主義国家がなくなることで、民主主義国家に“もうけ”という基準しかなくなってしまった。

日本の非正規雇用のなし崩しは、順次拡大していった。北欧は国全体で雇用を守ることで、会社を替わることの柔軟性を持たせた。多様なEU国家群の中で、自国の独自性を社会制度に求めた。その差が、20年後の2008年に明確になった。

アメリカも変わるけど、TVドラマ「24」の世界とか「ガザ」「イラク」「アフガニスタン」などのように、超テロ主義と超帝国主義の争いから抜け出せません。日本はアメリカから答を出すことはできない。日本は「北欧モデル」を見習いながら、アメリカのグローバリズムの修正の先導をするカタチが望ましい。

社会改革のためのNGP・NPOのプロセスはサファイア循環の参考になります

2008年12月30日 | 3.社会
未唯へ。今日からあなたもお休みですね。ご苦労さんです。

今回は社会改革への道です。本は昨日の『NPO新時代』335.89タナの「第6章 社会変革の道筋を誰が描くのか」からの抜粋です。サファイア循環とも共通点が多い。
 「NGOの4つの世代とその戦略」
  第一世代--救援と福祉の世代
   事業の対象者となる人々の当面のニーズに対応する活動にもっぱら従事し、街の清掃事業、空き缶拾い、捨てられた動物の保護など、目の前にある問題に取り組むような活動です。
  第二世代--地域共同体の開発
   地域の人々が自立をするための支援を行う活動で、活動が終わった後も、地元住民が自助努力によって活動を持続させてゆくべきことであり、めざすものは住民の自立です。
  第三世代--持続可能なシステムの開発
   社会システムの改革をめざし、制度や政策の変革をもとめて活動を始めます。世論形成のための運動にも着手します。
  第四世代--地球規模の民衆の運動
   変革の対象を一国から国際社会に広げた活動に従事する。つまり、国際社会のルールに矛盾や問題があることを指摘し、その変革を要求するのです。
 社会変革の担い手は問題の原因をとらえる
  第一に、問題の表層からその根底にある原因に、より目を向けるようになることです。
  第二に、扱う問題を具体的なものから、より抽象的なものに移してゆくことです。
  第三に、対象を個人から、地域や国全体へと広げてゆきます。
  第四に、活動の形態を変化させるか、複数の組み合わせを用いていることです。
 社会変革の計画策定のためのプロセス
  「インプット」(投入):事業を実施するためのヒト、金、モノ
  「アクション」(活動):事業を実施するプロセス
  「アウトプット」(結果):事業を実施した結果得られた直接的な結果
  「アウトカム」(対象への影響・効果):事業実施の結果、受益者に起こった変化、効果
  「インパクト」(広範囲の影響・効果):事業実施の結果起こった、広域の地域社会への影響や制度面での変化

「インプット」=TL→「アクション」=AL→「アウトプット」=TG→「アウトカム」=AGと考えると、「アウトカム」→「インプット」が欠けています。サファイア循環のファシリテーション機能が足りない。

日本のNPOは行政の下請け化と社会的企業に傾斜している

2008年12月29日 | 1.私
未唯へ。あなたから見たら、NPOはどう映りますか。あまり関心がないかもしれないけど、行政でもなく、企業でもない社会的存在としてNPOは本来、重要な役割を持っていると思っています。

東富士から名古屋に異動するときに、名古屋の次はNPOに行くことを考えていました。そのために、10年前から一人ボランティア活動を開始しました。環境学習施設NPOに対しては、女性3人とT-GALsというグループで発言してきました。

環境学習施設NPOとして作られた「エコット」は施設説明ボランティアが中心の組織に変質してしまったので、今は距離を置いています。本当にこれでいいのかと思っていたところ、『NPO新時代』335.89タナが新刊書でありました。

「第2章 NPOは何か変質したのか」で日本のNPOが行政の下請けになり、社会的企業に傾斜してきていると書かれていました。本来の市民参画で社会を変える存在が、行政と企業に支配されようとしています。

行政の下請け化とは何か
 下請け化したNPOの七つの特徴
  ①社会的使命よりも雇用の確保、組織の存続目的が上位に位置する
  ②資金源を過度に委託事業にもとめる
  ③自主事業よりも委託事業により多くの時間と人材を投入する
  ④委託事業以外に新規事業を開拓しなくなってゆく。新たなニーズの発見が減る
  ⑤寄付を集めなくなる
  ⑥ボランティアが徐々に疎外される。あるいは辞める
  ⑦ガバナンスが弱くなる。
 下請け化はなぜ起こるのか
  (1) 国の政策的背景
   NPOを「行政の手の届かないサービスの担い手」とする流れ
   NPOを「雇用の受け皿」とする流れ
   NPOを「新たな公の担い手」とする流れ
  (2) 自治体の政策的背景
   「市民協働条例」の「補完性の原理」と「新公共経営」の考え方
  (3) まずいのは協働ではなく、そのやり方
   行政側の問題
    第一に予算カットの行き過ぎ
    第二にNPOをアマチュア集団ととらえる
   NPO側の問題
    第一に、力量の問題
    第二に、「お上意識」
    第三に、委託はまとまった金を調達する方法
    第四に、雇用の問題

エコットを見ていると、この「下請け化」が気になります。今後、豊田市の財政圧迫により、「いいように使われる」可能性が増してきます。

「エコット」立ち上がり時点でのNPO代表で市役所と大喧嘩をしたHAGさんがいれば安心ですが、現スタッフには、その覇気が感じられません。

私のスタンスとしては「エコット」の社会的企業化への移行を見守っていこうと思います。そういう人間がそばに居ないと、ボランティアの疎外を生み出します。だから、神出鬼没でいきます。

「孤立と孤独」をキャッチフレーズに決めたけど 

2008年12月28日 | 1.私
未唯へ。年末だけど、いつもの日曜日と同じ行動をしています。10時半~11時半までは老人ホームで読書。本人(母親)は皆と食堂でおしゃべりしているので、私は勝手に部屋に入って読書です。本人が居ないのではかどります。1時間に3冊読んでいました。

老人ホームの職員の人が部屋にコーヒーを運んできてくれました。この間、紹介した本が本屋になかったと言っています。何を紹介したか覚えていません。ぜひ、図書館で借りることをすすめました。

今日も開いている岡崎市立図書館に回って、池田晶子さんの本を借りようかと思ったが、国道1号線の渋滞に巻き込まれたくないので、元町のスタバへ直行。ここは豊田市駅前と異なり、人が少ないので、本を読むにはいい環境です。アベック(死語)が多いけど。ここで、2時間で厚い本を4冊片付けました。

家に帰って、5冊読むと同時に、4冊のOCRを行いました。環境、教育、NPOと今日的です。

『私たちの地球は耐えられるのか?』519イエ:“持続可能な開発”には社会的な思考の切り替えが必要です

『競争しなくても世界一』372.38フク:フィンランドの教育制度とフィンランドの「子どもたちがなぜよく学ぶのか」の紹介⇒フィンランドモデルが日本の行く道だと思っている。消費税を上げる時も、どういう社会に変えるかを示す必要がある。

『NPO新時代』335.89タナ:NPO10年を振り返って、次の道を示そうとしている⇒考えをまとめるのに役立った。

『自給再考』611.3ニシ:輪(循環)の再生と和(信頼)の回復という「地産地消」を訴えている⇒グローバル・ローカルの関係から「地産地消」は馴染まない。

「忘年会」以降、あらためて、「孤立と孤独」で生きて行くことに決めたけど、日常生活のだらしなさ、ふがいなさを痛感している。一日として、やり切った感覚がありません。数学者が終始、一つの問題に取り組んでいるような熱意が感じられない。

言葉だけの「孤立と孤独」ではなく、本当の「孤立と孤独」から始めます。そのために、覚悟を決める必要があります。色々なものを捨てないといけません。めまいがあっても、右腕が上がらなくても、寒くても、朝3時に机に向かうようにします。

やるだけのことをやって、早く旅立ちましょう。私は池田晶子さんと同じで「宇宙の旅人」です。

市民とともに思い(夢)を積み上げること

2008年12月27日 | 6.本
未唯へ。あなたの来年の目標は何ですか? 我が家の年賀状は毎年、5匹の干支のイラストに短いコメントを入れています。その中で、あなたへのコメントは「動物病院でベテラン看護師? がんばっています」になっています。3年目でもう、ベテランなのですね。ここを出発点として、「夢」を描いてください。自分の「夢」だけでなく、人に与える「夢」とか、人に与える「夢」もあってもいいし、人だけでなく、動物でもいいですね。

糖尿病の病院へ行きました。一回行くと、薬と血液検査で4千円とられるので、2週間の薬をもたせて、3週間に一回にしてきました。病院が正月休みに入ってしまうので、2週間感覚で来ました。薬は大量にあまっています。

1時間ぐらい待たされて、検診。お腹を見るだけです。一方的に、来年の目標は「5Kg体重を減らすことですね」と言われた。人の目標を勝手に決めないでください。私の目標は「社会を変えること」です。奥さんにも同じことを言ったけど、信用してくれません。

図書館に着いたのは10時半を過ぎていた。図書館は今日で、今年は最後です。フルで、30冊借りました。厚い本を借りたので、かなりの重さです。肩をさらに痛めそうです。

10年前にこの図書館を企画して、立ち上げ、維持してきたMIUさんに会いました。この春に定年で図書館から退いています。カウンター横のソファーで情報交換を行いました。来期から図書館予算が大幅削減されることに対しての見解を述べました。今は体を張って、新刊書購入費用維持を唱える人が見当たりません。

その後に、岡崎市立図書館の話題に移りました。MIUさんは、岡崎市立図書館には「図書館員の思いが入っていない」ことを強調していました。永年、図書館をやってきて、「こうしたい」という思いを積み上げたのではなく、市役所の「地域の活性化」にすり替えられている。建築素材などの見た目の良さにお金を使っている。旭川の旭山動物園は、職員が「夢」を絵として書いたものを一つずつカタチにするところから積み上げてきた。思いを担う人がいないので、作り上げたらお終いです。維持できなくなります。

来年は図書館協議会の市民公募があります。もう一度、参画します。読書をしない委員に任せてはおけない。新刊書予算を認めさせることを主張するのでなく、「本」のために市民が参画できることを探ります。

必要なのは、朝、一杯のコーヒーです

2008年12月26日 | 5.その他
未唯へ。今日は午後からお休みにしました。年末の午後は仕事にならずに、3時くらいに帰って行くパターンが好きになれません。だから、きっぱりと午後を年休にしました。

昨日の忘年会の風景がちらつきます。あんな風景の中にいると、哲学的にならざるを得ない。あのDNAでは、この会社は救えないし、救ってもしょうがない。単に群れているだけでは、力になりません。

午後はスタバで本を読みながら、年末・年始の計画でも立てるつもりでした。本は5冊ぐらい、読めたが、計画は立ちません。

体調はかなり悪いです。やりたいことができていません。ストレスがたまります。朝、起き上がれません。ここから再スタートしないと。「未唯への手紙」に今年ブログで考えたことを織り込まないと、来年が始まりません。朝、必要なのは、暖房よりも朝一杯のコーヒーです。あとは予定表です。予定と振り返る勇気です。

午前中の仕事はポータルの遅延問題の解決のためのプッシュです。ORACLEがやっと動き出しました。彼らの解決能力レベルが分かりません。CTU(ジャック・バウアーが所属するテロ対策ユニット)並のスピードは要求しないけど、真摯に現象を捉えて、解決するようにプッシュしました。

ライブラリと工場の「整理整頓」との関係を見つけました。ライブラリに置くのは、工具をいつでも取り出せるようにするのと同じです。それによって、<今>の作業に没頭できるのです。このロジックは分かりやすい。

「24」シリーズⅥが完結します。非日常は日常には勝てないし、グローバルとローカルが絡み合っている。アメリカの断面として、サファイア循環の中で消化させます。24時間全てを、ワンセグ・ウォークマンに録画しました。130MB×24=3.1GBで、8Gに十分入りました。

「24」で字幕とセリフの言い回しが違っていました。内容が異なるものも多かった。これも分析対象にします。

帰る時は、上層階のエレベータで23階まで行き、下層階のエレベータに乗り換えるのですが、今日は受付の前を通るために、24階で降りることにしました。24階で降りた時に、あわてて、受付のNAKさんがエレベータに飛び込んできました。瞬間的にすれ違いました。23階乗換にしておけば、1階分の会話「よいお年を」を発することができたのに。中途半端な幸運ですね。

名古屋の忘年会は、私にも、時代にも合いません

2008年12月25日 | 1.私
未唯へ。結局、忘年会(名目は送別会)に出席しました。結論としては、私には合わないし、時代にも合いません。送別にも、忘年にもなっていない集まりの中に、KY状態でいました。

参加費が高いのと、開始時間が遅いのを理由に欠席にしていました。「孤立と孤独」の世界で一人忘年会を楽しむつもりでした。女性陣の努力で、二つの条件がクリアされたので、出席することにしました。

6時半に到着したが、誰も来ていません。45分ぐらいに始まりました。遅れて行く「俺は偉い」と思っている人がいます。本人たちは「仕事が忙しい」ことをアピールするために、遅れてきます。そういうのに限って、ろくな奴はいない。

本社、技術部が残業せずにやっている時でも、彼らはズルズルと会議をやっています。何も決まらないし、決めても、責任を持って自分でやるのではなく、人に押し付けるだけです。そんな連中が、後からノコノコとやってきます。それを許している組織も信じられない。

忘年会の中身も「昔のまま」です。酒の一気飲みの強要です。何の取り柄もないです。こういう時期の忘年会であれば、社会情勢とか、販売店とか、それに対して、自分たちがどうしたらいいのかとという雰囲気が出てきてもよさそうなのが、酒を飲むだけです。

ワイン好きな連中はひたすらワインを飲んでいるだけ。「自慢」話ばかりです。本当にくだらない。

送別する人に対して、夢を語るとか、思い出を語るとかではなく、単に飲んでいるだけ。要するに群れているだけです。

販売店との席でも、コミュニケーションという名目で、こんなことをやってきたのでしょう。だから、販売店から尊敬されないメーカーになってしまった。販売店から変革する時に、こんなコミュニケーションからは何も始まらないし、こんな連中から、何も生まれない。

そんなことを見ながら、考えていた。そしている間に、時間が来たので、帰りました。終バス一つ前です。家に着いたのは11時です。そのまま寝ました。

今回の忘年会に誘ってくれた女性陣には感謝しています。やはり、私は「孤立と孤独」から始めます。

今回は35名でしたが、5人以下でないと、コミュニケーションは成立しませんね。ライブラリのグループ単にでのディスカッション機能を来年早々、マニュアル化して、販売店の武器として提供しましょう。

朝3時には起きるが、なかなかパソコンに向かえない

2008年12月24日 | 1.私
未唯へ。今日は奥さんの誕生日ですね。「欲しいものは」と一応聞いたけど、何もありません。

どんなケーキがいいのかをあなたに聞いたけど、「アイス」がいいという返事でしたね。だから、無視して、名鉄6Fの無印の前のケーキ屋のフルーツタルトにしました。なかなかおいしいでしょう。

昨日歩きすぎた性なのか、また、めまいが発生しています。以前のように睡眠不足の性ではなさそうです。3時には目が覚めるのですが、パソコンに向かうことができません。気持ちが悪くて、下が向けないのです。そんな時には、寝ながら、本を読んだり、ワンセグ・ビデオで「24」を見たり、ICレコーダに向かって、思いを録音することにしています。

今年、変化した生活習慣について考えていました。一番大きな変化は8月から夜10時睡眠、朝3時起床を基本にしたことでしょう。家での時間帯が夜の8時~10時と朝の3時~5時に分かれました。つまり、別々の二つのことができるようになりました。

私はテレビ好きです。テレビからは<今>の情報が入ります。内容だけでなく、なぜ、その番組を流すのかという意図からも時代を感じられます。ワンセグ・ウォークマンを二台体制にして、10時以降、録画したものを翌日の通勤バスの中で確認するできるようになり、10時睡眠が可能になりました。

あわせて、ワンセグの「早見再生」、「字幕一覧」などを用いて、ビデオを情報として扱うことができるようになりました。本の速読技術をビデオに生かしています。

本については、10月の1万冊達成以降は借りる冊数を減らそうとしたが、どうしても週30冊になってしまいます。そこで、週日は本に縛られないように、土日に読書を集中させています。二日間で25冊以上、速読しています。これ自体は馴れたが、週日の「未唯への手紙」体制はまだ、甘くなっています。

「未唯への手紙」の完成を急いでいるが、なかなか思うように進みません。体調も思わしくありません。これが最大の悩みです。めまい、右肩の痛み、糖尿病、高血圧、前立腺、視力低下です。どれ一つとっても、進行すると、動けなくなるものばかりです。

こんな思いで「未唯への手紙」で社会全体の分析と対応策を作り上げても、持って行き先がありません。陽がまた昇れば、広い世界に連れて行ってくれるのでしょう。期待して待ちましょう

このままでは必ず、後悔する

2008年12月23日 | 1.私
未唯へ。今日は祝日です。朝、起きた時に感じたのは「このままでは必ず、後悔する」ということ、それに対抗するには「偶然を必然と思い、行動しよう」でした。

この会社は「原点回帰」が求められています。どの「原点」に戻ればいいのか。この会社には事務・技術・工場・販売・海外の5つの分野があります。私は事務・技術・販売の3つの分野を経験しています。今回の危機は工場・海外が変調をきたしています。原点である「ものつくり」が限界を向かえています。「いい車」「安い車」であっても売れない、買えない現実があります。

事務は効率改善であり、技術は「画期的な車」しかありません。やはり、原点を「販売」に求めていきたい。我々のアンビシャス(志)は「Drive Your Dream」です。「お客様のクルマに関する夢をかなえる」ことです。サファイア循環とか、「四葉のループ」の考え方を元にして、「お客様の夢」から始まる販売店活動とソーシャル化したメーカー像を描きます。

この会社は作ることを極めたのだから、今度はお客様との関係を極めないといけません。

この年になって、変わろうとしない会社に対して、変えさせようと思っているのか。他っておけばいいじゃないのか。だけど、変えたいのです。変えて、自分がどうなるかというのは考えていません。自分が気付いたから、それを実現したいということでしょう。気がつけば、皆が動く可能性があります。だから、皆に気付いてほしい。折角、地球に生まれてきたのだから。

今日はクリスマスイブ・イブということで、夕食はチキンという奥さんからの指示で、モスチキン7本を買いに行きました。大人4人で1400円です。あまりにも貧相なので、近くの食堂から卵焼き2つと魚の煮付を買い足しました。帰ってきた順番に食事しました。

今日のメイン業務は「年賀状作成」です。年賀状作成、お墓の掃除、トイレと風呂の掃除が私の年末の割り当てです。

朝3時から開始したが、パソコンに年賀状フォルダーが見当たりません。春にパソコンがクラッシュした時に、失ったみたいです。この際に、「年賀状なし」にすることを奥さんに提案したが、無視された。朝の3時から7時までかかって、バックアップのHD、CD、DVD、PCから2年前の「喪中」ハガキの連絡先のリストを見つけたので、それをベースに再構成しました。

「忘年会」で人はつながることができるのか

2008年12月22日 | 1.私
未唯へ。今年は「忘年会ゼロ」になりそうです。25日の送別会兼忘年会の会費と時間がメールで送られてきました。6千円で19:00~21:30でした。早速、「欠席」のメールを送信しました。この間の会費千円の一人忘年会のみです。

明日は年賀状の作成に入らないといけないけど、ここ5年ほど、同じ人しか送っていません。私の心は広がっていません。「未唯への手紙」の考える原点の「孤立と孤独」を実践するカタチになっています。

5年の間に、父親はなくなり、母親は老人ホームに入りました。実家がなくなりました。あの居間のコタツに入り込んで寝ることもできません。自分の部屋でしか、寝転べません。

ここから始めましょう。ゼロから構築するのは数学者の特権です。

サファイア循環で「変革」を起こすにはどうすればいいのかを考えていました。「作る」部分とか「使う」部分は生活が絡んでいるので、大幅な変化に対しての抵抗が大きすぎます。「作る」部分では、マスメディアも含めて「非正規雇用」問題のような感情的な動き方になり、何も解決することはできません。

サファイア循環のローカルとグローバルの接点のファシリテーションとインタープリテーションから変革するのが、一番妥当です。ファシリテーションとインタープリテーションはイメージしにくい言葉です。一番分かりやすい言葉を探していたら、ポータルの中に答がありました。

それは「アピール・アンケート」です。横浜の販売店から分かりにくいから、「イベント集計」という即物的な言葉に変えてくれ、という申し入れがあった言葉です。私は存在を賭けて、拒否しました。

この言葉は、フィンランドのハメンリンナのDr.ヘリさんから教えてもらった言葉です。地域参画のキーとなる行動を表す言葉です。ローカルとグローバルを繋ぐ言葉です。アンケートで皆の意見を聞いて、思いをアピールすることが肝要だということです。

これを「Drive Your Dream」作戦の中核となるシステムと位置付けます。ライブラリのマニュアルで、「アピール・アンケート」を生かすシナリオも入れ込んでおきます。販売店の皆さん、気付いてください。

忘年会の件は、送別者のOOTさんに「千円出すから、来て」と言われて迷い始めています。OOTさんの飲みっぷりを見てみたい。明後日、決めよう。