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緊急事態に浮上した連立構想

『平成政治史3』より 弱体内閣を襲った大地震

緊急事態に浮上した連立構想

 北沢は政権運営についても菅の指南役であった。地震発生翌日には早くも政権の基盤強化について菅に進言している。

  自民党が何でも協力するといっているんだから、自民党と一緒にやれば政権は安定します」

 菅も「それはいい」と北沢の提案を受け入れる考えを示す。与党国民新党代表の亀井静香も翌一三日午後の菅との会談で「救国内閣」を提言した。具体的には政府の緊急災害対策本部に野党の幹事長、書記局長らをメンバーに入れることを主張したのだった。

 内閣支持率の低迷、民主党内の小沢一郎ら反主流派の抵抗、ねじれ国会など菅政権は風前の灯に見えた。震災対策のための「大連立」は大義名分も立ち、政権は一気に安定軌道に入ることができる。「万能の切り札」になる可能性があった。民主党代表代行仙谷由人は直ちに同意した。

 ことは一気に大連立に向けて動くかに見えた。ところが、幹事長岡田克也が難色を示す。岡田はあくまでも子ども手当法案への協力を求めるなどなおマニフェストにこだわった。自民党総務会長の小池百合子は、岡田が自民党の災害復旧の協力申し出に対して「政府の邪魔をしないでほしい」と語ったことを記者会見で暴露した。この時点で官邸が受け入れた提案は記者会見での手話通訳の導入ぐらいだった。

人事乱発

 一方で菅は何を思ったのか意味不明の人事を乱発した。行政刷新担当相の蓮舫に節電啓発担当相を兼務させ、辻元清美を災害ボランティア担当の首相補佐官、内閣官房に「震災ボランティア連携室」を設置し、内閣府参与でもあった湯浅誠を室長に起用した。それだけではない。北陸先端科学技術大学院大学副学長の日比野靖を内閣官房参与に任命。日比野は情報通信分野で菅に助言するのが名目だった。日比野は東工大の同級生。さらに原発事故対応を強化するとして東京工大原子炉工学研究所長の有冨正憲と同教授の斉藤正樹の二人も官房参与に登用した。

  まだこの期に及んでパフォーマンスと縁故人事。それが菅という政治家だ」

 自民党長老の野田毅は吐き捨てた。菅は人事に限らず本部と名のつく組織を乱造した。地震から二週間余で政府に作られた本部の役割、相関図を解説した小冊子は一五ページに及んだという。まさしく「船頭多くして船山に登る」状況に陥った。「大災害など危機に直面した際は政府批判を控えるのが常識」というメディアも一向に機能しない菅政権のお粗末な危機管理に厳しい批判の矛先を向け始めた。

 さすがに政権内にも「菅で大震災を乗り切れるのか」との声が煙った。これに対して菅は周囲に指示を乱発、声を荒らげた。原発事故への対応では海水やホウ酸の投入をめぐって東電側と議論し、注水に関してはその方法まで口を出したという。菅が〝爆発〟すれば、勢い官僚たちの足は官邸から遠のき、お手並み拝見の空気が徐々に広がる。これでは岩手、宮城、福島の三県を中心にした広大な被災地救済が一体的に進むはずがなかった。

  菅はだめだけど、今替えることはできない。政権全体を補強するしかない」

 亀井静香が再び動いた。その亀井と気脈を通じたのが急遽官房副長官として政府に戻った仙谷由人。仙谷は「能吏」とも言えた松井孝治、古川元久らを手足に使った。当面の使命は被災地対策の司令塔役。そのために仙谷は霞が関との関係修復に手を付けた。二〇〇九年の政権交代を期に「政治主導」の象徴として廃止された事務次官会議を復活させた。仙谷の登場によって被災地への物資輸送などが大幅に改善されたのも事実だった。と同時に仙谷にはもう一つの「ミッション」があった。

「掛け逃げ」

 仙谷は三月一六日夜、自民党副総裁大島理森と極秘に会談した。自民党関係者によると、この席では大連立を含め幅広く意見交換が行われている。ただし、見方を変えると、仙谷と大島の連携は事実上の「菅外し」にも映った。こうした動きを菅が察知したかどうかは定かではないが、菅自身がいきなりアクセルを踏んだ。自民党総裁谷垣禎一に電話を入れたのだった。一九日の昼過ぎのこと。

  副総理兼震災復興担当相としてご協力願えないか」

 実質的な大連立の呼び掛けだった。これには伏線があった。自民党は一六日に「政府に対する当面の申し入れ」を行っていた。その冒頭に「官邸の危機管理機能の立て直し」を掲げ、具体策を二点指摘した。

 一、震災担当特命大臣の任命

 一、混乱を回避するため、官邸機能を原発対策と津波・震災対策の指揮命令系統の二つに分け、責任体制を明確化する

 この申し入れに菅サイドが食いついたのではないかというのが自民党側の見方だった。谷垣入閣要請に先立って民主党内に「三人の閣僚増」の考えが浮上した。これも形を変えた大連立の布石と見られた。谷垣に加え、公明党代表山口那津男の入閣、さらに官房副長官仙谷由人を閣僚に格上げする狙いが隠されていた。

 菅は自民党の元幹事長の加藤紘一を谷垣との橋渡し役に依頼した。九九年に当時の首相森喜朗の退陣を迫ったいわゆる「加藤の乱」で菅と加藤は気脈を通じていた。しかし、谷垣は菅の申し出を「あまりに唐突な話だ」として答えを留保した。その上で自民党の緊急役員会を開いて正式に入閣要請を拒否することを決めた。後に大島になぜ大連立を断ったのかを聞いたことがある。

  谷垣総裁に呼ばれて『あなたはどう思う』と聞かれたので『信頼のできない内閣なので一緒に仕事をすべきではないと思います』と申し上げた」

 後に谷垣にこの間の経緯を聞いたことがある。それによると、谷垣は大震災が起きた三月一一日の夜に、大島と幹事長の石原伸晃の三者で民主党が大連立を申し入れて来る可能性があるとみて、いくつかの想定できる事態を検討していたという。

 もともと菅に大連立を進言した防衛相の北沢は側近に怒りをぶつけた。

  こういう問題が得意科目の俺や亀井を入れずに事がうまくいくはずがない」

 自民党内でも元幹事長古賀誠は「国難に当たってなぜ受けないんだ」と谷垣を厳しく批判。亀井も谷垣を突き放した。

  自民党のために日本があるのか。挙国態勢の形に注文を付けるなら分かるが、参加自体を敬遠するなら国民がそういう党は見放す」

 自民党には抗議の電話やメールが殺到した。

  総理大臣が助けてくれと頭を下げているのになぜ子供の喧嘩のようなことをしているのか」

  菅政権を助けてもらいたいのではない。自民党の知恵と経験で被災地、国を救ってもらいたいのだ」

 自民党の茂木敏充は「柔道の掛け逃げだ」と不快感を隠さなかった。柔道では組手不十分のまま苦し紛れに技を仕掛けたように見せることを「掛け逃げ」と言う。それと同じというのだった。

 菅は谷垣に電話を入れる直前に、鳩山由紀夫、小沢一郎、前原誠司の歴代代表経験者を首相官邸に招き協力を要請しているが、この場でも大連立の話は一切していなかった。

 ところで、小沢が公の場に姿を見せたのはこの時が久しぶりのことだった。地元の岩手が悲惨な状況にあったにもかかわらず「謹慎中」を理由に表立った行動を全くせずにいたのだった。その後も小沢は長らく被災地入りをしなかった。それによって小沢が失った政治家としての信用、信頼は陸山会事件の比ではなかった。
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歴史戦争

『誘惑する歴史』より 歴史戦争

西ドイツと日本は、両国とも第二次世界大戦の勝者によって、加えて自国民によって、近い過去を記憶するように促された。戦後すぐ、ドイツ人は他のヨーロッパ人同様生存と再建に夢中になって、過去について考えることに時間を費やす気分もエネルギーもほとんどなかった。おそらく、敗北が徹底的であり、ナチスの過去がおぞましいものだったために(また、ヒトラーとの共犯関係が非常に深かったために)、ドイツ人は忘却と沈黙に逃避した。一九五〇年代、普通のドイツ人でナチズムを議論したり、ナチ体制への関与について語り合ったりする人々はほとんどいなかった。非常によく売れた『アンネ・フランクの日記』を別にすると、強制収容所の生き残りの人々の数多くの回想録も、ドイツの罪に関する少数の論文も多くの関心を集め名ことはなかった。しかし、過去についての沈黙は完全ではなかった。厄介な疑問に答える用意のある作家や思想家は常に存在していた。まず国が占領され、続いて二つの独立国家に分断されると、ドイツ人はヒトラーに従ったことの結果からどうしても逃れることはできなかった。さらに、西ドイツは、コンラート・アデナウアー首相の発案で、イスラエルに補償を支払った(当時わずか一一パーセントのドイツ人しかこの決定かよいものだとは思わなかった)。

一九五〇年代の終わりになってようやく、西ドイツは自らの過去を深く検証し始めた。一九六一年、エルサレムのアドルフ・アイヒマンの裁判によって、ナチ国家がユダヤ人の根絶を遂行した緻密な官僚機構が暴き出された。西ドイツでは他の裁判が続いた。より若く、より急進的な世代が過去についての真実を要求し、獲得し始めた。アメリカのテレビシリーズ「ホロコースト」が一九七九年ドイツのテレビで放送されると、成人の半数以上がこの番組を見た。今日、再統一したドイツは過去を、多くの場合目に見える形で取り扱う社会として際立っている。ますます多くの強制収容所に関する博物館がオープンし、生徒たちは当然のこととして見学に連れて行かれる。べルリンには「戦争と圧政の犠牲者のための国立記念館」、爆撃を受け廃墟となったウィルヘルム皇帝記念教会、ホロコースト記念館、すべて国民の記憶として意義を持っている。ドイツ中の市や町には独自の記念館や博物館が存在する。

冷戦中、西ドイツはナチ時代の過去に正面から立ち向かっていたが、東ドイツはそれを避けていた。東ドイツの共産主義国家は、ナチ時代のあらゆる関係やその責任から離れていようと努めた。ヒトラーとナチスは資本主義の最終段階を代表しているとされていた。彼らこそが戦争を始めたのであり、何百万というユダヤ人や他のヨーロッパ人を殺害したのは彼らだったのだ。束ドイツは社会主義で進歩的で、常にソ連とともに、ファシズムに対して立ち向かっていた。事実、東ドイツの相当数の人々が、自分の国はソ連側で第二次世界大戦を戦ったのだと考えて育っていたのである。東ドイツの体制側は三つの強制収容所の記念館をつくったものの、記憶されている死は共産主義者のことだけで、ユダヤ人とジプシーのことは述べられていなかった。

オーストリアの記憶喪失はもっと強烈だった。第二次世界大戦後何十年にもわたり、オーストリアは、自分たちをナチズムの最初の犠牲者だと描こうとしており、成功していた。一九四五年、戦場に倒れたソ連の兵士たちを記念する式典がウィーンで行われたとき、首相になったばかりのレオポルド・フィグルは「オーストリアの人々はヒトラーの野蛮な支配のもとで七年間生気を失っていた」と哀悼した。オーストリア人は続く何十年もこのような保障で自らを慰めていた。彼らはナチドイツのようなものに加わろうなどと思わない幸福でおとなしい民族だった。ヒトラーが彼らに対して併合を強いたのだ。彼らは一切戦争を望まず、兵士たちが戦うことがあるとすれば、自分の故郷を守るためだけだった。また、彼らは連合国のもとでひどく苦しんでいた。結局のところウィーンの壮大なオペラハウスを破壊したのは誰だったのか?実のところ、ヒトラーを含めて最も熱狂的なナチスの多くはオーストリア人である。一九三八年のヒトラーのウィーンヘの勝利の進軍を歓迎する熱狂に駆られた群衆がいた。ユダヤ人を追及し破壊するのに多くのオーストリア人が積極的に協働したのだ。これらの事実すべてが、絨毯の下によけて置かれただけである。ナチズムに対するオーストリア人の小さなレジスタンスを祝福するとともに、ユダヤ人に対する破壊行為を記憶しようと努めた少数の勇敢なリベラルは、気がついてみると、孤立し、共産党員だと非難された。新しい世代が登場し、ドイツ自身がナチス時代の過去を検証するようになった一九六〇年代になってようやく、オーストリアの役割についての問題が表に出るようになった。

日本人は西ドイツと比べられ、好意的に見られないことが多い。特に中国人からはそうである。日本は一九三〇年代の中国への侵略について、太平洋戦争勃発に際して演じた役割について、南京虐殺から満州での非人間的な細菌戦や人体実験の実施について、その罪を認めていないと批判される。告発が止まないだけの十分な真実がある。日本はオーストリアのように、戦後何年間か自らを犠牲者として描いていた。日本は部分的には自らの犯罪から関心をそらす方法として、広島と長崎の原爆を利用した。従軍慰安婦とした朝鮮の女性たちに対してなかなか賠償しようとしなかったことも指摘された。何代もの首相たちが、戦争犯罪の判決を受けた指導者たちを含む日本の戦没者を讃える靖国神社に参拝した。

一方、過去の困難な部分をどのようにして扱ったらよいのかということに関する、長期にわたる人々の議論が存在していた。一九五〇年代でさえ、日本兵は虐殺を行ったとする本や記事がポロポロ現れた。その多くは目撃者や実際関与した人々によるものだった。その間、一握りほどの歴史家が、戦争のすべての側面を扱っていると主張したテキストを書いた。ナショナリストはこのような著述を攻撃したが、著述を止めることはできなかった。中国人が主張したがるように、日本の学生は戦争中に起こったことについて知らないままだというのも真実ではない(たとえば文化大革命のような過去の全貌がまったく検証できない国から攻撃が来るのもおかしなことである)。たとえば、一九七〇年代までに、日本の教科書は南京虐殺について叙述するようになったし、殺された人々の数も示すようになった。多くの日本人にとってこの十年間は、国民が犠牲者から犠牲を強いた者に変わっていくことを記す瞬間となった。一九八○年代、ナショナリストは日本の侵略と戦時中の虐殺を抑え込もうとしたが、その試みはりベラルからの激しいリアクションと一般の人々の大きな議論を引き起こした。学者たちは戦争のあまり知られていないエピソードや様々な側面に研究を広げ始めた。一九九七年十二月、南京虐殺のあったその日に、訪日中の中国人とドイツ人の学者を含む市民のパレードが「記念するため」中国のキャラクターをあしらった特別の提灯をぶら下げて東京を練り歩いた。
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ヘッドロジックの優位性

新刊書の累計

 2か月早く、年間1500冊を超えた。290万円以上の金額。累計は18960冊。退職後も続けることになりそう。9月に2万冊になる

Iさんへの感謝

 5年間の感謝。おかげで楽しかった。

ヘッドロジックの優位性

 プロジェクト管理の本を読んでいたけど、何か上から目線が強いです。まあ、宇宙船を作るならば、そうでしょうけど。宇宙船は売れませんからね。

 魅力的な商品を作るのはそれではダメですね。使うというところ、画期的に使うモノ、画期的に生活を変えるモノ。それぞれの思いです。ヘッドロジックのあのやり方がプロジェクト管理に生かされると同時に、生活もそれでやっていく。それがイノべーションなんでしょう。

ジョブスのやり方

 上の人は下の使途の才能を認めるだけです。ジョブスにして、デザイナーを認めたから初めて、出来たんです。下にやらせる力を持つもの、チェックしたり、監視するだけの管理者ではない。それがプロ。カタチを変えさせたんです。

 スカリーの時は、効率化を求めて、やったんでしょうね。新しいものは出てこなかった。ニュートンは単に引き継いでいただけ。アップルの特徴は、他のベンダーと異なり、ハードウェアを持っていることです。ジョブスが追放された時には、それが原因になったけど。

 マイクロソフトみたいな軽さも、周辺を巻き込む力がなかった。ジョブスは自分の思いがあるだけ、それをカタチにしたいと思った。ソフトウェアだけでは表現できない。手に持つモノ、使うモノを考えた。クルマのメーカーも同じです。ハードを折角持っているのだから、ハードでいかにチャレンジするか。それを今、やっているのは軽だけです。

 時代によって、利点になったり、欠点になったりする。時代を超えた視点を持つこと。

クルマには未来ない

 ハイブリッドだろうと水素だろうと、車に占める要素が違ってくるだけです。回す尾は一緒です。生活を変えるのはそこではない。水素で未来は拓けない。竹コプターとか反重力装置ならできるでしょうけど。

 三代目をおろす前に、その後をどうするのかのシナリオをキッチリ作っておかないとダメです。今、この組織自体が荒廃しています。それは未来がないから、自分のことしか考えられない。

 アレキサンダーのように目的があって、やっているわけではなく、カリスマと言っても、単に守っていこうというだけです。皆、その方がやりやすいから、従っているだけです。決して、指示しているわけではない。三代目という発想自体に無理がある。

 楽だけど、きついのも十分あります。今日の夢でも同じです。評価と言う時には自己評価しかありません。自己評価というのは、自己肯定しかありません。

奥さんと退職後のハッピーライフ説明を聞きに行った。

 死亡保障:1千万円が上限⇒5百万円、奥さんは3百万で79歳まで

 医療保障はワンセット

 介護保障:契約者と配偶者のみ

 保険料の払い方:初年度は3月から6月までの4か月

 個別のことがややこしい。これでミスると個人責任になるのでしょう。

未唯へ

 31日でサーティーワン

奥さんとの会話

 2月15日にスタバに行かないかと、一応、言ってみました。奥さんの感覚は少し、おかしいと思うのは、私がおかしいから。

会社からコミュニティ

 会社というのは、ある意味、楽でした。何の手続きをしなくて、誰かに、ちゃんとやってもらえる。この感覚をコミュニティで行うことが共同体主義のベースになるかもしれない。

 会社という舞台をコミュニティに変えて、帰属意識を持たせる。会社のように裏切らないし、意味のない上下を気にする必要がない。

会社での数学者

 特に大きい会社は個人的な成果と思いがつながってなくても大丈夫だから。これは大学を出るときに、教授から言われました。数学者というのはそういうもんだ。大きなところなら、潤滑剤として、食べていけるもんだ。

 この制度でお金を貰っているという感じは最初からしていません。それ以上のモノを渡しています。そこに居ることではじめて、何かを為す。上の人から給料をもらっていると考えたことは無い。仕組みの問題です。その仕組みを変えて、よそだけ生かす方法を考えていける。それを気付かせるために。

 独我論を超えていかないといけない。

岡崎市図書館の10冊 

 335『ビジネス・クリエーション!』アイデアや技術から新しい製品・サービスを創る24ステップ

 371.5『ユネスコスクール』地球市民教育の理念と実践

 239.3『アイラブユーゴ2 男の子編』

 448.9『オン・ザ・マップ』地図と人類の物語

 673.9『大きく、しぶとく、考え抜く。』原田泳幸の実践経営論⇒2012年10月発刊の本が新刊書として登録されている

 202.9『世界史20講』資料から考える

 689.2『「若者の海外旅行離れ」を読み解く』観光行動論からのアプローチ

 369.3『富士山噴火とハザードマップ』-宝永噴火の16日間-

 209.7『戦後世界史』日本のいまが読み解ける

 309.7『戦後5年日本経済のシナリオ』勃興する日本株 混迷する米国政治
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豊田市図書館の30冊

318.18『流域環境圏を基にこの国の形を創る』

134.2『90分でわかるカント』

509.6『課題を実現する 革新的なもの・システムつくりの方法』--知識を知恵にかえる方法--

518.8『都市の冠』

336『知識から知恵を創りだす方法』「問題解決」と「課題実現」のための

331.74『合理性と自由<上>』

331.74『合理性と自由<下>』

913.6『非合法員』

913.6『未来は、ぼくたちの未来。』

913.6『久坂玄瑞』高杉晋作と並び称された松下村塾の俊英

369.44『祖国の選択』あの戦争の果て、日本と中国の狭間で

498.39『脳の強化書2』アタマがどんどん元気になる!!

070.23『ジャーナリズムは再生できるか』激変する英国メディア

104『物と心』

204『誘惑する歴史』誤用・濫用・利用の実例

289.3『毎日が天国』自閉症だったわたしへ

588.97『インスタントラーメンが海を渡った日』日韓・麺に賭けた男たちの挑戦

139.3『キルケゴール』美と倫理のはざまに立つ哲学

312.1『平成政治史3』幻滅の政権交代

379.2『公民館職員の仕事』地域の未来づくりと公民館の役割

007.35『孫正義の参謀』ソフトバンク社長室長3000日

379.02『交通情報の女たち』

377.6『留学の真実』

913.6『起返の記 宝永富士山大噴火』

159.4『ビジネス版「風姿花伝」の教え』

007.35『ジョナサン・アイブ』

675.2『マーケティングの嘘』団塊シニアと子育てママの真実

292.7『女ひとり、イスラム旅』

183.5『観無量寿経』

415.5『作用素環の数理』ノイマン・コレクション
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完結性の拘り

完結性の拘り

 3×3のマトリックスの中に完結性を入れます。

 今日はIさんの居ないスタバで、8時半まで考え事をします。それからは書き起こしです。考えるテーマは、「完結性」です。スタバは適当な刺激があって、考えるにはちょうどいい。他者からの承認を妄想で考えるには丁度いい。

 やはり、中項目の関係図に矢印は要らないです。空間配置のままで、イメージ化すればいいです。

 たとえば、「存在と無」の場合は、出てくるのは「存在の無」から始まって、「孤立と孤独」、そこから「真理」が生まれて、「空間」になって、「内なる世界」。当然ながら、「内なる世界」から「真理」に戻ることは十分あります。だから、登場人物です。劇です。言葉をイメージにするというのは、たぶん、そういうことなのでしょう。

 人間もそうでしょう。ただし、そこでのグループが必要です。後は出発点です。到達点は皆、異なるから、書けない。そういうことでは、言語空間を味わうというカタチになりました。

 これなら、番号と言葉でもって、中身を補完できます。それを最終的に、アウトライン側で埋め込めばいいんです。順番にやる必要はないです。空間を作ることだから。当然ながら、集合が点になります。

 未唯空間へ反映するためのプロセスをもっと、短くしないといけない。大きさに惑わされないよう、ランダムで行います。世の中の現象も同じです。皆、ランダムです。そこから意味を持たせます。その意味でくっつけるというプロセスで生きているという感覚を得るんです。

ハレー彗星からの応答なし

 パートナーのジャンヌ・ダルクになるにはもう少し掛かりそうです。

 経営者のヒアリングで感じたのは道具ではなく、役割です。商品を売ることよりもお客様とつながって、どういう風に使っていくか、それを一緒に考える、それを率先する。そうなると、役割からやることはいくらでもあります。

メールは相変わらず、トラウマだけど

 多分、奥さんはそういうことに対して関与しないでしょう。

 アドレスを教えてくれるのはありがたいです。つながっていること、存在が認められていることが確認できます。パートナーとは異なって、安定しているから楽ですね。パートナーの不安定さは魅力的です。

行動は思考の邪魔

 NPOに参画するような行動することが、自分の思考を妨げる。可能性としては、無限と無の違いです。今の地球で何かをするつもりはないから、焦りはしない。だけど、何が正解なのかは気になる。考えるってなんなのかを考えないといけない。哲学的なカタチになってきた。

 ベースとなる、スタッフの思いもどうカタチにしていくのか。考える時間は持ちます。名古屋まで行くことで、バスの中で考える、スタバで考える。戻ってくる。それだけで十分です。あの時点で解は拡大するとともに、縮小した。個人の思いと全体のミッション、それらを同時進行でやっていく。私は私の世界というのは、この世界は私がオーナーだから、承認を求める必要はない。

会社生活の最後

 今は、タイマーが働いているから、一日一日をどう過ごすか、そして、あまりにも何も為さずに夜を迎える。それにしても心残りは女性のことだけ。これは何しろ、レポートするのに値する。癒しはIさんです。毎回、何かが起こります。

会社の弱点がよく見える

 この会社の弱さは見えています。何しろ、人間がダメです。何も考えないようにしている。それを放置している。

 この悪さは他っていけばいいだけでなく、良い部分がドンドン、消えていきます。個から考える風土を持つ、研究開発部分は今はどうなっているんでしょうか。色々なことを考えて、切り拓く力は個からでしか維持できない。

 販売店とはつながっていないし、つなげようとする気持ちもない。やらされ仕事の感覚しかない。それで自分たちが食べているのに。

存在の証明

 存在というのは影響があって、はじめて、存在です。アインシュタインの重力場と同じです。光が曲がることで、そこに存在することが分かる。

話しかけることから始まる

 「内なる世界」を持ちながら、話しかけること。それで5年前に印象を与えることができた。そして、それが続くことが保証された。それは一番、弱い線です。線がなければ、いくらでも自由につながれます。論理が飛躍できます。飛躍することが意味がある。

 FBも同様に、感覚を求める。萩原さんから、多くの女性活動家に行くことも可能です。色々なところを皆、自己完結させている。人間だから当たり前です。ただし、それはオープン系でなければいけません。

人間関係ののコンパクト性

 人間そのものにコンパクト性を持たせることが重要なんです。それでもって、どういう政治形態を作るか。コンパクト化するというのは重要なことです。多層化できる言葉になる。

午後年休で豊田市図書館へ

 図書館に行くために用意した、大きめのトートバックを忘れてきてしまった。だから、ユニクロでトートバックを買いました。この間の模様違いです。1500円です。十いくつものトートバックがある。30冊借りたから、とりあえず、買ってよかったと納得。

退職に関して

 会社に行くということを考えないと、ユニクロで服が買えないですね。どうでもいいから。今持っているものを死ぬまで来てましょうという感じです。

 退職の挨拶をする人が減っているそうです。今の職場なら、そうでしょう。会社全体としても、その傾向でしょう。

 部門を超えての3回目の「退職」になるけど、例によって、後継者はいません。継げる人も課題も存在しない。今回は、いつの日か、パートナーにサファイア理念を繋げたいけど、本人次第ですね。

個であり、全体である

 個と全体。では、真ん中は何? グループとかチームとか。チームは個であり、全体である。そう考えると、個は何? 個であり、全体である。それが新しい考え方のベースになるかどうかです。これで、集合論が変わります。

スタバの風景

 スタバの「あるある」をまとめて、載せましょう。

 「話に夢中になり、代金は払ったけど、コーヒーも作らず、持ち帰りもしない」これは他のコーヒー屋ではありえない。

 テスト期間に入っています。豊田駅前のスタバは女子学生で埋まっている。
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退職後の連絡ルート

ブログを遮断させようとした会社

 ブログなども私のために準備された。それを遮断する理由は、高々、メーカーにはありません。5年 前には頭に来ました。そんなことをやっている暇があったら、てめえの会社の将来を考えろ!

 個が考えずして、会社で考えられるのか。考えずに、考える人を避けるのが、民主主義ならば、民主主義は潰れるしかない。そこで、この組織を離れて、それを訴えることにしようとした。食べていくのは、私のこずかい分がなくなるだけで可能だというから、奥さんの了承も得た。

 まあ、あの時点で、この組織の将来を見限ったというのは確かです。

未唯的な女性を求めています

 未唯的な人間は、プラカードを掲げて、のんびりと探しましょう。何しろ、池田晶子さんも存在したのだから。

NAWのランチ

 海鮮丼が空いていた。担担麺は混んでいた。モールのスタバも混んでいた。

 電話での英会話で月5千円。英語への思いはまだある。生かしてもらいたい。思いはその人を生かすためにある。ボディランゲージ+幼児英会話で郡上八幡の活性化を!

 それ以外は、自分のことだけ話していた。自己嫌悪です。付き合ってくれて、感謝

昼のIさん コントロール担当

 「お帰りなさい」「コントロールしているけど、レジもコントロールしている」「レジも入らないといけないんです」「レジが二台といこともあって」「まだ、不安定です」

 (ペアチケット)「もちろんですよ。商品売ってから、バーコード使います」

 「見てきたんですけど、日・月・火が休みで、水が8時から12時で、その次が12時、5時だった気がします」

 「電話で英会話ですか。すごいですね」「英語は全然ダメなんです」「二胡は教えられるようになるといいと思っているけど」

 「お待ちしています」

夕方のIさん

 「おかげさまで」「バリスタなんですよ」「コントロールは終わって、チェンジしたので」「何事もなく、ホッと一安心」「意外と大丈夫でした」

 「飲むものですか」「入金だけとかにしたらどうですか。千円とか」「そのままでも大丈夫ですよ」

 「飲み口のところ、結構、ソフトでいいですよね」「よかった。もう、割らないでくださいね」

 「水・木で8時・12時と12時・5時です」「オペレーションに入っているのはそこまでですね」「9日はモジュールで、コーヒーの勉強をパートナーさんとする」「その日は頑張って、8時半に来て、お会いしましょうかと思うんだけど」

 「10日以降は、ロードで準備なんですよ」「お店でお会いできるのは15日になっちゃいますね」

 「よかったら、番号、お教えしようかなと思って」「メールのやり取りはしないけど、入っているかどうかの確認ぐらいは」「来ようと思った日がどうかなと思ったら」

 「筆はマメなんですけど、メール不精で三日ぐらい、返答なしで」「そうすれば、お会いできると思うので」

 (5千円の入金)「そんなにいいんですか」「お仕事辞めたら、豊田のスタバに行きますよね」「意外と入っていなかったですね」「しゃべっているうちに、お金が無くなっていくんですよ」「お話ししているんじゃないですか。その間にいつのまにかポイポイとなくなっていくんですよ」

 (コーヒーなしで決済)「出ちゃいましたね」「全然、忘れていました」「割らないでとお見送りして、ドリップのことは全然」「戻ってらっしゃたので、どうしたんだろと思ったぐらいだから」「アッと思って」

 (3年前のバースデーカード)「早いですね」「大分、昔のことのように感じます」「それなりにです」「しばらく、お会いできませんけど、お待ちしています」
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インフラの外部費用化

電気自動車の外部費用化

 外部費用化。エンジンの制御が難しいのは、三要素(燃費、エミッション、ドラビリ)をどういうバランスを取るかです。その点、電気自動車は燃費とエミッションを外部費用化している。

 インフラを外部費用化すると同時に、それをするから、名前をクルマということにすれば、どこでもできます。ガソリンのハイブリッドはエンジン屋にとっては、発電機を作っているだけにすぎない。優位性からすると、ガソリンの形態を残した方が既存のシステムには都合がいい。

 お客様の要望に応えることにする。だけど、ステラのように一気に切り替えるものが出てきたら、様相は変わります。要望に応えれば応えるほど、どうにもならなくなる。イノベーションの定説です。外部費用化した燃費とエミッションをどうするか。これはインフラを変えないとダメです。

 電気自動車の場合は発電時のことを考えないといけない。水素などの場合もあまりにもインフラが足りない。そのインフラも方向が見つからない。そのインフラをだれが負担するのか。地域でのコミュニティで負担するカタチにしない限り、個人が税金というカタチで負担することはできない。国での画一性は保証されていない。

エコの補助費

 エコの補助費も一緒です。なぜ、そんなものに皆の金を出さないといけないのか。これはエネルギー問題でも同じです。高いエネルギーを個人で作る。そのインフラがなくて、効率の悪いものを作っていく。ドイツとかスペインはそれで失敗しています。

外部費用化のロジック

 肝心なモノを外部費用化して、自分だけがいいとこ取りできる時代ではない。気づいています。情報共有係数はドンドン高まります。自分の所有するものだから、皆、目をつぶっているのです。共有になったところで、一気にその問題は表に出ます。

 本にしても、持つことに価値があると思っている人にとっては、本の装丁に凝ることに意味があるけど、本でもって、何かをなしうると思っている人には、そんな風に囲い込まれるのは論外です。

 そして、情報共有で思いを伝えることが楽になっている。タダになっています。その世界と本という世界、何が違うのか。そこに在るのは所有という問題、囲い込むという問題です。

駆逐のロジック

 メーカーの広告を見ていても、古い価値観を一生懸命、守ろうとしています。持つんだったら、大きい方がいい。格好いい方がいい。では、移動する時はどうなるのか。やっぱり、別のモノが出てきて、それらは駆逐されるでしょう。それが幸せになるかどうか。

 ニューステラが出てきても、それを受けるものが必要です。個人の価値観を変えていくものが必要です。ガソリン価格が安くなったと同時に、従来の考え方に戻っていく。環境社会への危機は何も変わっていないのに。資本主義的な態度ではダメです。ベースの部分を個人の意思で変えていくための、教育と仕事の仕方と生活が必要です。

キーワードロジック

 ヘッドロジックそのものをまとめないといけません。部品の見方、技術者の見方、そして、全体と個との関係。それをカタチとして残します。定義をキーワードに登録します。そうなると、お茶などもキーワードになります。システム設計で茶道で救われた部分は大きいです。

 日本的な要素でコンパクトをカタチにしている。心を表わすこととそれを受け入れる心がつながる世界です。コンパクトと言葉の意味も数学的な解釈から拡大させないといけない。オープンでありながら、クローズドな世界を表わしている。

所有権がない世界をイメージ

 所有権がない世界も具体的にどうするのか。これはカーシェアリングでも、カーリースでもない。心の中から生まれるものです。全体をシェアするモノです。政治形態も変わっていきます。

 モノの本質に結び付くものです。それと個人の価値観と結びついて、全体を変えていこうというやり方です。それを資本主義というカタチで格差をするために、間違った定義に陥っているものをまともなカタチにするだけです。

言語空間でのキーワード

 昨日は、キーワードをどうつなげるかを、一般的にするためのアプローチでした。3×3は4を含むというカタチです。本当は4×4の方がいいかもしれないけど、それではずらって並ぶ形になってしまう。これではイメージできない。コンパクトにならない。

 まとめに当っては、まとめること自体、特殊な才能を持っていない人が自分が生きていく目的にためにまとめていくことの手段を示します。これはデカルトの方法序説のコピーです。あの感動! あの決め付け。誰でもできるんだという思い。
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OCRした12冊

『戦争報道論』

 グローバルとローカルの回路
 さまざまな「九・一一」
 チエ・ゲバラの広島訪問

『航海の歴史』

 アメリカヘ
  1850年代は英国とアイルランドからの移住が最盛期を迎え、およそ170万人のうち100万人が合衆国、約50万人がカナダ、残りは主にオーストラリアヘ向かった。他のヨーロッパ諸国もすぐに続き、250万人のドイツ人と50万以上のイタリア人が1871年から1905年の間に合衆国へ到着した
 中国、日本とペリーの艦隊

『核を乗り越える』

 ドイツの挑戦と課題
 日本はどうなのか?

『世界史の極意』

 ウクライナ危機からスコットランド独立問題まで
  ウクライナ危機のプロセス
  ウクライナ情勢の本質は何か
  アイルランド問題とのアナロジー
  同質性が高いほどナショナリズムは暴発しやすい
  スコットランド独立問題
  「ぼんやりとした帝国」としてのイギリス
  スコットランドに自らを重ねる沖縄メディア
  ナショナリズムヘの処方箋
 イスラム史から読み解く中東情勢
  イスラムの誕生
  イスラムの特徴
  スンニ派とシーア派はどこが違うのか
  ワッハーブ派とカルヴァン派
  イランが持つ二つの顔
  パレスチナが平和だった時代
  パレスチナ問題の発端
  ハマスの目的
 戦争を阻止できるか
  EUとイスラム国を比較する
  イスラム原理主義の暴走を食い止める方策
  第一次世界大戦時と現在とのアナロジー
  新・帝国主義は何を反復しているのか
  プレモダンの精神をもって、モダンをリサイクルする

『アドラー〝実践〟講義』

 あなたが幸せに生きるためにはどうすればいいのか--共同体感覚幸せに生きるためにはどうすればいいのか
 どの価値観をとるかはその人が決めていい
 共同体感覚の第一歩
 「共同体」はどこにあるのか
 共同体感覚とはどんな「感覚」なのか
 共同体感覚を育てるにはどうすればいいか

『「幸せ」について知っておきたい5つのこと』

 幸福のレシピ

『世界で働く人になる』

 言葉を超えた「コミュニケーション力」を鍛える
 イントロダクション
  非言語コミュニケーションとは
  無意識だからこそ注意を払いたい
  「文化」という言葉について
 「アイコンタクト」を使い分けて、印象を二割増しに
  日本人はアイコンタクトが苦手
  アイコンタクトは「郷に入っては郷に従え」
  目を合わせてにっこり、ただしあまり見つめ過ぎない
  会議中にも使えるアイコンタクトの技
 海外で信頼される喜怒哀楽の表現方法
  感情をストレートに表現するのをためらう日本人
  「怒り」に対する対応の違い
  「言わなくても察してほしい」はNG!
  日本人が犯しがちな過ち、「愛想笑い」
 「さすが!」と相手をうならせる、あいさつの仕方
  お辞儀するタイプのあいさつは、世界でも珍しい
  ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリアの「あいさつの基本」
  あいさつの仕方には注意を
  あいさつも「郷に入っては郷に従え」
 パーソナル・スペースを意識する
  パーソナル・スペースが広い文化圏
  スキンシップが大活躍するラテン語圏
 効果抜群のボディーラングージ
  世界共通のボディーラングージ
  文化圏で差が出るボディーラングージ
  日本人は、ボディーラングージのここに気を配ろう
  社会階層間に生じる差をうまく利用する
 沈黙の持つ意味
  沈黙が恐ろしいアメリカ人、沈黙が美徳になり得る日本人
  沈黙に対する捉え方の違い
  「表現しなくては伝わらない」ことを肝に銘じておく
  沈黙を利用したテクニック
 非言語コミュニケーションは、人間関係の潤滑油
  各文化圏の行動パターンに慣れる
  場面に合わせた対応で人間関係をスムーズに

『知的生活習慣』

 図書館の利用
  家から脱出する
  本を借りる
  休憩する
  執筆する
 生活の編集
  本を出版する
  ベストセラーを出す
  編集を教わる
  黒子に徹する
  編集でおもしろくする
  生活を編集する

『まちライブラリーのつくりかた』

 まちライブラリーの「哲学」--ここから何が生まれつつあるのか?
 小さい鍋と大きな鍋--〝発酵〟の文化を思い出そう!
 あなたが変わるとまちが変わる
 〝まちづくり〟ではなく〝まちを育む〟
 人の声を聴くまちライブラリー
 組織より個人の思いや力が抜きん出ている世界
 私たちにも参加させて!
 仲間と獲得した大きな賞
 目標でなく、道草を楽しむまちライブラリー
 あなたもまちライブラリーの世界へようこそ

『超高齢社会の未来 IT立国日本の挑戦』

 EUのシルバービジネス支援策 「ホライゾン2020計画」

『大モンゴルの世界』

 失われた時をもとめて
  歴史のみちのり
  世界史をどうみるか
  モンゴルの世紀
 モンゴルはなにを破壊したか
 破壊者・殺戮者のイメージ
 英雄の死とその遺産

『使える哲学』

 ウィトゲンシュタイン--言語ゲーム 話はどうして成り立つのか?
 ウィトゲンシュタイン--写像理論 言語と世界の関係とは?
 レヴィ=ストロース--構造主義 なぜ全体に目を向けることが必要なのか?
 レヴィ=ストロース--野生の思考 文明は常に優れているか?
 マルクス--社会主義 どうすれば平等な社会をつくれるのか?
 マルクス--史的唯物論 歴史はどのように進展するのか?
 サンデル--コミュニタリアニズム 共同体にとって大事なものとは?
 サンデル--共和主義 理想の統治とは?
 アーレント--全体主義 独裁者が登場するのはなぜ?
 アーレント--活動 人間らしい生き方とは?
 ハーバーマス--コミュニケーション的行為 議論に求められる態度とは?
 ハーバーマス--公共性 公共性とは何か?
 アドルノ--啓蒙の弁証法 啓蒙とは何か?
 アドルノ--否定弁証法 まとめない思考とは?
 ネグリ--〈帝国〉 グローバリゼーションとは何か?
 ネグリ--マルチチュード グローバルな市民とは?
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コーヒー自体を互いに忘れてしまった

朝のIさん

 「おはようございます」「レジ、替わってもらいました」「本当はバーなんです」「もうさん、来たからっと言って、レジを譲ってくれるんです」「短い間に、しっかり、覚えてもらって」

 「今日はラテですよね」「シングルでいいですね」

 (マクドナルドの無料コーヒー)「やるっていうことは知っていました」「薄いじゃないですか」「同じ話題を」

 (元町スタバでコーヒーをこぼした)「珍しいですね。そういうこともあるんですね」(年まで聞いてしまった)「あららら。そうなんですか」「よかったですね」

 「今日は12時前います」「明日は11時からです」

 Iさんがバーに居るのを見るのもそうはないですね。なかなか、いい風景です。

システム設計は一人でやるもの

 電算部の時は、本当に一人でやりました。それが当たり前でした。いかにコンパクトにするかで、思考を巡らせました。アセンブラから、仕様書・プログラム作成書からテスト・運用まで全部、やりました。

 自分のためになったし、設計のためのシミュレーションも全て行った。データとかユーザーの考え方も理解することもできた。日本的な思考パターンを手に入れるために茶道も5年ほど行った。名古屋での仕事は、アイデアがないし、生きていない。

会社での最初と最後

 これほど、会社での最初と最後がつながるとは。やはり、生まれてきた理由そのものなんでしょう。ただし、これも今からの始まりに過ぎない。<今>しかないんだから。

統合する力

 4.6.4「統合する力」やはり、グローバル化とネットワークと国家です。超国家にすることによって、国家自体を分化することができる。一番上だと締め付けがきつい。途中になれば、県と国との違いがなくなる。それでコミュニティの分化に対応でき、作り上げることができる。

昼のIさん コーヒー自体を互いに忘れてしまった

 (耐熱ガラス)「ああ、そうですか」「フォームドキオの時に使っていたグラスです」「大丈夫そうですか」

 「ロードは2台しかレジがないので、しゃべるのに、プレッシャーを感じる」<早口だった)「私ですか。緊張していた日ですよね」「たぶん、そうです。急いで、色々なことを伝えようとして、早口になるんですよ」「言ってくださいね。高速回転になっているよと」

 「ちょっと、会話ができるといいけど、レジ2台だとシャウトしてしまう」

 (バーでの姿が素敵)「漢字の素敵ですか」「今日、朝から頭の働きが悪かった」「頭の中にすでにモノが詰まっているみたいな」「まずいな。失敗するといけないと思いながら」「それがいい効果だった」「ありがとうございます」

 「スターバックスで失敗する夢を見ていて、起きたと言ってたじゃないですか」「結構、具体的で、レジが全然できなくて」「シュガードーナッツを取ったら、いきなり、パキッと折れてしまうような」「そこで目が覚めるんですけど。なぜ、シュガードーナッツが折れるのよと」

 「大事にしてください」「くるんでおきます」

 「明日は11時から6時半まで居ますので」「世の中の6時半は、私には9時半ぐらいなので」「夜できたら、お待ちしています」「その次の週が全然、入っていないんですよ」「その後、10日ぐらいから、ロードのミーティングしたり、モールに入れなくなるんですよ」「会えることが本当に少ないと思って」「明日、ちゃんと見て、お伝えしようと」

 「ガッカリしました」「モールだから、入れないのはしょうがないとは思うけど」「それにしても、会えないと思って」

 歩いているうちに、ドリップを持っていないのに気付いた。そこで引き返した。Iさんも入れていないことに気づいていなかった。コーヒーを買いに行ったことを忘れて、来てしまった。いつかはすると思っていたけど。さわやかに起こりました。

プリンター出力

 普通のプリンターできれいに16分割する方法を見つけた。PPTからPDFに変換して、出力すればOKです。
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ヘッドロジックを貫く

40年前のヘッドロジック

 項目の独立性というのは、ヘッド・ロジックそのものです。40年前ですね。ヘッド・ロジックという言葉自体もなんで生まれたのか分からない。自分で作り出したのは確かですけど。名古屋の組織もヘッド・ロジックでなく、ハイアラキーになっている。だから、皆、考えない。

 答は、入社後の5年間に与えられていたんですね。25歳の時に、盛んに考えた。それで28歳の時に、ヘッド・ロジックが通用するかどうかを試したくて、方向を決めたんです。自分の中ではあまり、意識していなかったんですね。今考えると、メーカーの考えそのものだったんです。部品表という、メーカーの根幹に埋め込まれた考え方です。部分が変わった時に、新しい全体が生まれる。

技術者の思考

 研究開発部署の時に、一人ひとりがコンポーネントでやるという考え方に即したツールを開発した。技術者が、自分の中で、データを掘り起こしていくのかというところで、μ-Spaceを作り上げた。

 ハイアラキーでなく、一人一人がキッチリしたコンポーネントを作り上げて、それを組み合わせて、動かすようにするだけ。そのころから、エンジン自体が変わることを組み合わせで考えて、決して、上から考えないことにした。技術者というのはそういうモノです。最後に、全体を組み合わせるZが出てくる。

 電算部の時には、IBMのシステム360とか370を独り占めしていた。それとIMSというパッケージで、仕様から目次を作ったり、部品の共通性から目次のロジックチェックを行ったり、色々と遊んでいました。部品表の中で数学をやっていました。

 コンポーネント開発の先端部分で、新しいエンジンもモータースポーツで実験していた。コンポーネントを組み合わせることによって、技術者と対応以上の立場で思考できた。

名古屋は思考停止

 社会全体を変えたいと思って、名古屋に来たけど、あまりにも考えていない世界だった。だから、つなぐことをやって、あとは、内なる世界で全体のロジックを作り出すことをミッションにした。最後の5年間は、前線の経営者からのニーズを聞いて、世の中の動きを聞くことに徹した。幸いにも、図書館という、コンポーネントを展開させるベースのところとつながってきました。
 ネットワークというつながる所から、個々のところがどうやっていくのか。それらから、社会全体に対するモノ。

サファイアとは何か

 個々に考えることをいかに循環させるのかということと、アクション自体を考えることと行動することに分けるものです。

 ベースは循環だけど、販売店とメーカーをつなぐ、販売店の本部と店舗をつなぐことで、具体的なイメージができた。そして、お客様と店舗・スタッフがつながる時代です。その中でどうやって回すのか。その時に、それぞれが主役になるための方法を考え、行動する。そのための理論です。

未唯空間で全てを知る

 私にとっては、ターゲットを社会全体に膨らませる前のシミュレーションです。未唯空間はそのための目的として、全てを知るために作ってきたものです。その根拠までハッキリさせたのが、未唯宇宙です。単に読むだけでなく、また、それをプロットするだけでなくて。

 世の中に位相をどうつけていくのか、世の中の位相がどうなるのか。個人の動機としての生まれてきた理由。そこから出てきた存在の力。これが各部品のコンポーネントにすることで拡がること。

歯車からの発想

 よく言われるように、歯車一つ。そこに思いがあれば、全体が変わるという。歯車一つの方が、車全体よりも大きな目的を持つ。これはヘッドロジックで見つけた使用部位の範囲です。

言葉哲学

 対象を社会とか人間にした以上はキーとなるのは、言葉です。そこから哲学に入りました。その中でも、言語哲学でした。だから、ウィットゲンシュタインには波長が合いました。そこでの独我論と私の中の「存在と無」が合ってしまった。これは存在そのものの理由、中学2年の時の「存在と無」というテーマ。

思考する場所

 このバスでの思考を、退職後はスタバに持ち込みます。パソコンはそこでは要らない。紙もいらない。要るのは、思考のトリガーだけです。後は言葉をイメージしたものをつなげていく。

大いなる意思から準備された世界

 偶々、ネットワークをやったから、サファイアができた。では、偶々、やらなかったことで、見落としているのではない。それを知りたくて、多読をしているのでしょう。他者の思いを自分の思いにすることで、偶々を埋めている。

 もう一つの面としては、大いなる意思ではないけど、必要なものは見せてくれるし、準備してくれているという感覚がある。

 パソコンもタブレットも準備された。この会社自体も考えるために準備された。タブレットはまだ、未消化です。
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