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あこがれの図書館への道が開けるかも

未唯へ。今行きたいところがありますか。10年前に行きたかった町が現実になるかもしれない。そう思ってから、調子がおかしくなっています。

図書館への思いが高まっています。あこがれのロヴァニエミ図書館への道が開かれた。私のヨーロッパへの思いはロヴァニエミ図書館から始まった。「白夜の国の図書館」は人口における来館者比率が豊田市図書館の10倍です。ラップランド戦争でナチスに徹底的に破壊された町です。市役所も図書館もア・アールトが設計して、建てた。

阪急交通社のツアーで3泊5日で13万円(1月)16万円(10月)+24,000円です。奥さんと二人だと、31万円、一人だと、22万円です。奥さんにとって、魅力があるかどうかですね。ツーリストそのものは、オーロラを魅力にしている。オーロラは、日本人とドイツ人だけが見に来るという、運任せの世界です。あとはサンタクロースの町です。私は、町民がどんな顔をして、図書館に来ているかを味わってみたい。

ヨーロッパ出張もロヴァニエミから始まった。単独旅行を考えていたら、前の室長が来て、「出張で行かないか」という提案がされた。国内のネットワークインフラを高速化することの企画をしていた。海外での状況をを知りたい。そこで二人で、行く計画を練り始めた。ヘルシンキ⇒ロンドン⇒ブラッセル⇒ローマという、考えの異なる国のネットワークを見てまわる計画です。偶々の土日にロヴァニエミ滞在の計画です。そんなことを思い出した。

まずは10年前の『白夜の国の図書館』の本を借りてくるのと、サイトでロヴァニエミ図書館の休館日を調べます。旅としてはロヴァニエミのホテルに居るだけです。上手く誘わないと。

だけど、こんなことを考える時がくるんですね。行けなくても十分かもしれない。あこがれはあこがれのままで終わるのもいいかな、と思いながら、努力して見ようと思っています。

お墓の草取り用に最新兵器をハンズで買ってきた。大きなタイヤがついて、座りながら移動できます。重心が低いので、草を抜けます。先日、根こそぎとれるものを買ってきました。これで最強です。

裏の裏のロジックも作りたい。社長の心理分析と「売る」「作る」ロジック。販売店の実態を知った上で、環境を作り出す。これがR&Dでの仕事のやり方です。私の担当分は長野の日程をのぞいて、完了。依頼そのものは即答でOK。北関東のグループは依頼と同時に、上位者と日程が決定。反応はいいです。
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これから、3週間は集中するために、間食中止です

未唯へ。あなたからのプレゼントのポメラのキーボードが調子悪い。「i」を打つだけでも大変です。ストレスです。

3週間は間食中止、主食も適当にする。ヒアリングに集中します。ついでに体重を▲1.5Kgにする。9月末までに決着させます。

8月テーマ「超える」です。超える対象は組織の枠と社長のイメージです。どうにか達成できそうです。9月テーマは「皆の思いに」にします。ヒアリングしながら、皆の思いをまとめていきます。

ヒアリング結果をまとめるシートを作りました。社長の考えることと活動との関係を聞きます。落とし所を裏ロジックとして、作ります。結論までの過程を入れ込みます。ヒアリング⇒結果⇒結論しながら、結論⇒結果⇒ヒアリングを回します。これが社長を「超える」ということです。

結論としては、ライブラリ型の準備、ワークフロー型のネット組み込み、無料クラウド、アウトソーシングへの誘導、多様な手段の具体化、それらを実現させるために、インターネットとセキュアな接続みたいなことを先回りさせます。

それと、一つ一つに作り込みを重視しない。それゆえに、録音したICレコーダは再確認にします。それと財産として残します。ヒアリングしながら答えを出す手法の証拠です。

今日は、ヒアリング⑦を実施。ネットワーク会社が最大、1時間半が限度の販売店重役と予定の2時間を超えて、話していた。システムを作ってきた人だから、守る部分があって、微妙にずれていたけど、かなりの本音を聞けた。

販売店での智恵は圧倒的ですね。販売店でのマーケティングはかなり進んでいます。それとメーカーがいかに実態を知らない、知ろうとしていないかを実感。

メーカーは自分に都合のいいケースを掛け算して、効果見積もりをする。販売店はそれぞれのケースの足し算です。今回のイントラシステムは足し算をしながらも、効率的にしていけるように。販売店の智恵を使っていきます。

『その一言が歴史を変えた』の「ソクラテスの弁明」の中で、『アテネ一の賢者をおしえてほしいとデルフィの神託所で祈ったところ、神のお告げは「ソフォクレスは賢い。エウリピデスはもっと賢い。だが、いちばん賢いのはソクラテスである」』という一節があった。「デルフィ」は旅で行った時に、アーモンドの木の下で「行動よりも思考」という啓示を与えられた所です。何となく、古代ギリシャとのつながりを感じて、楽しかった。
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3.3 ファシリテーション 6/6

 (つづき)

 市役所に対しての立場を明確にしましょう。

 市民参画しなければ、すべてのニーズに応えられないので、市役所はつぶれるか、サービスがなくなるしかない。お金で雇うというやり方では、コストがかかりすぎます。受益者が動けばいいです。

 市民は、自分が保有している専門知識を使って、自己実現を図れば、恣意的によくなる。市役所スタイルで全般のサービスを行うのは、やらされ感だけで、個人が生きてこない。

 市役所を中心とした、お金の循環を見直すと同時に、社会インフラそのものを見直す。市民参画するのが当たり前の世界にして、土建屋とか評論家のない世界を作り出す。

 それらを行うのが、インタープリターです。

 エコットは物理的な“場”です。そこから、精神的な“場”ができ、思いを託す“場”になり、市民に発信できる“場”にするのが、インタープリターの仕事です。

 NPOは市役所の監視を行います。インタープリターはNPOの行動を、常に見ていきます。彼らの自己満足には終わらせない。市役所に対しては、インタープリターを無料奉仕員とはさせません。

 最後に、市役所との関係を見ていきます。市民活動にとっては、グローバルな存在です。

 まずは、市を孤立させてはいけない。

 一緒にやると言うよりも役割分担です。彼らの「プロ意識」を刺激しないといけない。プロになるためには、好奇心とツールが必要です。市役所から持ち出してもらいましょう。

 Act LocallyからThink Globallyへ向かうには、市民がしっかりしないとダメです。自分たちの活動を冷静に見る目が必要です。そのためも、「理念」まで昇華させていく。

 市民の立場を生かして、自分の論理を徹底的に前面に出します。これは訓練です。相手もプロならば、プロとして応えないといけません。クレーマーはディベートとも似ています。
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3.3 ファシリテーション 5/6

 (つづき)

3.3.4 市民参画

 エコット設立を際して、いろいろと考えることができた。

 まずは、市民グループを作ってみた。

 私が全面的に表には出れないけど、メンバーの中で役割分担すれば、市民のリズムをコントロールできます。そのグループを組み合わせることもできます。

 まとめるのは若い仲間でないと、若い人を呼べない。老人のパワーは後ろにして、女性の力で活性化させていく。横のつながりとか、持久力のある変革は女性でないとムリです。

 市民の限界を突破するのは、単なる労力ではなく、市民の専門性を引き出すことです。仕事を持っている人はさまざまな可能性を持っています。市役所よりも幅広く考えられます。デザインにしても、コネクションにしても市民の力は大きいでs。

 市民活動というのは、疎の関係の人ををつなげることだから、まとめることは難しい。まとめることは私の役割ではありません。ボラボラはできるけど、組織としてまとめる気はまるでありません。まとめることでない手法の構築が必要です。

 疎でありながら、つながっている状態が必要です。密になろうとすると崩壊します。疎の状態だと存在自体を忘れてしまいます。いろいろな経験を積んで、ゆっくりと作り上げるしかありません。

 エコットでの役割維持部分ではなく、市役所の部局を超えたところを担当していきます。生涯学習、図書館との交流館との連携は魅力的だし、豊田市の先進性を世の中に、アピールしていきたい。

 市民ポータルを構築したかった。ライバルはGoogle、Yahoo!です。彼らとの違いは、「思いの範囲」が市の単位であることと、多様性を武器にすることです。ここから知恵が生まれ、地域の活性化につながる。

 自分のフリーハンドを持つためにも、エコットに縛られないように、理事にはなりません。図書館とか生涯学習も気になるけど、企業と市役所とNPOをつなげていきたい。


 NPOのメンバーの思惑はさまざまです。

 「市民会議」を標榜しながら、インタープリター大会になっています。ボランティア活動が市の考えを変えるところまで来ていない。これを利用するのも一つの方法です。

 T-GALs主催の「市民会議」の時は、さまざまな観点の人が参画していました。NPOは、あくまでも「市民」に拘っていたが、市役所はどこかに向かってくれればいいみたいです

 一般市民のなかには、不安定にするためには、異分子が必要です。何をしたくて、エコットがあるのかを問い掛けていかないと、「市役所の肩代わり」「無料説明員」になります。つまり、ファシリテーターです。

 (つづく)
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3.3 ファシリテーション 4/6

 (つづき)

3.3.3 サファイア社会

 サファイア循環のなかで、ファシリテーション機能を考えていきます。

 機能としては、市民活動に対して、ネットワーク、ポータル、ライブラリが市民に提供される。ポータルおよびライブラリで、コミュニティの提供、市役所のライブラリ、インターネットとの接続を行います。

 単にライブラリだけではなく、インタープリターおよびファシリテーターを提供していくと同時に、市民をインタープリターに変えていく。それらの専門家を有機的につなげていく。

 その人の技術、時間、アイデア、危機感を機能でつなげていくことで、有機的な結合を図る。その中で、私の役割は、そのサファイア循環が回転しているかを確認することです。


 サファイアを生かした社会に複雑性が必要です。

 人間社会を対象とするのではなく、人間がいることでどのようなキャッチボールがなされるかを捉えます。複雑性で捉えることで、モノの道理が分かり、最終的には制御できないといけません。

 人間という内なるものと、自然という外の存在がキャッチボールすることで、全体の動きが判明する。複雑性は周辺に宿ります。ローカルで育て上げて、中央に攻めあがっていきます。

 私の存在の整理のための現実解から理論化を進めていく。理論とアクションを循環させることで強固になる。グローバルとローカル、密と疎、作る人と使う人の関係をダイナミックに表現していく。

 グローバルとローカルの関係では、Global meets Local、つまり、グローバルからの支援がファシリテーション機能を示す。

 企業は政治とは異なり、お客様(市民)が最大のよりどころです。ちょっとずれると存在意味がなくなります。グローバルのみの独走は政治面ではありうるが、経済面ではありえない。今後はローカルからグローバルを活用させると同時に、グローバルもローカルに自分たちを生かしてもらう姿勢が必要になります。これは今まではほとんどやられていません。


 市民参画には、消費者・生産者から生活者へ変わることで、強くなっていく。

 使う人と作る人との関係から、使って作る人への変革していく。使わないということは作るということと同じです。グローバルな機能を使い込んで、ローカルのコンテンツを価値あるものに変えていく。

 個人はロハスのような、格好をつけた中途半端なものではなく、自分の頭で考えた知恵を生かしたものを中心とする生活を伝播させていく。基本は減らすのではなく、なくすことです。
フィンランドの環境学習施設のように、グローバルに対して、道具と金を使わせるように要求し、ローカルに対しては、自分たちのやり方を見せて、協力することを求め、一つずつ見えるカタチで実績を作っていく力を持ちましょう。

 日本を変化させるには、TL(サファイア)⇒AL(日本国民)⇒TG(グローバリズム)⇒AG(日本政府)となり、AL(Act Locally)が行動のポイントになる。AL⇒TGへ行くには、「多様化」が必要で、AG⇒TLのためには「理念」が必要です。

 (つづく)
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3.3 ファシリテーション 3/6

 (つづき)

3.3.2 グローバルからの支援

 支援のスタンスの第一は市民へのアピール・アンケートです。

 市民との情報共有をイメージしましょう。それを仕事でのヒントで考えました。

 ポータルは、受け手側の論理で動き出すものです。ローカルからグローバルに要求して、今、どうなっているのかをハッキリさせます。それを前提として、発信を可能にしていきます。

 単純なブログをイメージするのではなく、「どこで何をするのか」「参画する時の条件は何か」「得られたものをどのように展開するのか」などの活動を伴う情報を共有すると同時に、カテゴリー化していきます。

 情報共有が十分にされた後に、市民から発信してもらいます。決められたグループの中で安心して発言できるようにしていきます。それを仲介者が大きなアピールに変えていきます。

 第二は専門家の存在です。環境ジャーナリストの枝廣さんであり方を考えました。

 エコットで講演を依頼しました。「これからどうなっていくのか」「どういう風に考えて変えていくのか」という問いに対して、二重窓とか、エコ家電という答は意外でした。そんな受け身で社会が変わるはずはありません。そんなことを私のブログに書いたら、枝廣さんのブログに、「表層的にものごとを見て、批判しているブログがあり、傷ついた」と書かれていました。

 私は批判したわけでなく、グローバル志向を指摘しただけです。グローバルである以上はローカルを支援してほしいのです。

 「もう一人の私」が「もう一人の枝廣さん」に尋ねたら、「私は本当に何を話しているのか」「こんなことで本当に変わるのかしら」と話してくれました。政府に加担している以上、非難はできない、というジレンマがあるみたいです。

 有名になるのはいいが、彼女のブログが教える人と教わる人の関係になっている。真摯にローカルからの発信をしている以上は、自らの行動もそれに従ってください。


 では、市民参画において、専門家の役割とは何か

 技術的な専門性もあるけど、一つのテーマを達成できるまでやり抜くことが求められる。プロは問いかけに対して、ソリューションを提示する。知っていることを言うのではなく、創りだす。

 仲介する専門家のグループとして、NPOがあります。

 NPOが行政の下請け化する傾向にあります。本によれば、(1)社会的使命よりも雇用の確保 (2)資金源を委託事業にもとめる (3)自主事業よりも委託事業 (4)委託事業以外は開拓しない (5)寄付を集めない (6)ボランティアが疎外される (7)ガバナンスが弱くなる。

 下請け化は自治体の政策的背景として、アマチュア集団ととらえているためです。

 エコットについても、豊田市の財政圧迫により、「いいように使われる」可能性が増してきます。市役所と大喧嘩をしたHAGさんがいれば安心ですが、現スタッフには、その覇気が感じられません。

 (つづく)
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3.3 ファシリテーション 2/6

 (つづき)

 曲がりなりにも、NPOでエコット運営を行っています。理事にならないかと誘われたが断りました。

 私は行動する人ではなく、循環を見ている人です。3年後にどうなっているかのイメージを持っている人です。聞かれれば応えます。そのミッションに従って、行動します。

 行動を始めると、人はそれを正当化しようとします。ローカルからの視点で、グローバルを見るのと、グローバルの立場でローカルを支援することを一緒に考えていくのを役割にします。

 環境問題を研究すればするほど、市民への一方的な押し付けが目立ちます。これはファシリテーションに逆行するものです。


 典型が「レジ袋の有料化」です。

 環境優良スーパーの店長にインタビューした時に、レジ袋の代わりに5円のシールを渡した方が儲かる、という本音を聞きました。「環境」ビジネスは儲かる、という印象でした。

 有料化したレジ袋の“もうけ”は環境政策課を通じて、寄付するカタチになっている。お客様のニーズとか要望とか関係なく、行政の方を見て、商売をしている。サービスの基本から離れています。

 一番の問題は、お客の意識の踏絵にしていることです。私の「環境」への見方はきつくなりました。そういうお店です。一律の規制とお客様に負担をかけることは間違っている。本当に環境を考えるなら、横並びをしないことです。

 (つづく)
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3.3 ファシリテーション 1/6

社会の循環を変えていくためには、グローバルがローカルを支援している部分を探し出すと同時に、仕掛けていく準備が必要です。

3.3.1 ローカルでの活動

 エコットの設立に絡んできました。そのプロセスを仮説・実証してきた。

 エコット支援グループT-GALをNPOからの誘いで作りました。私と女性3人のかわいらしいグループです。

 設立のための分科会(企画・運営・広報・理念)で考えたが、実現されたものはあまりにも異なるものになってしまった。別ルートで召集されたボランティアがメインとなり、元からのメンバーは切り離された。

 T-GALの意味はThink Globally, Act Locallyの頭文字から取りました。当時はローカルの活動が中心であったが、今はグローバルで考えることが中心です。

 エコットに市民の思いを入れ込もうとしたが、市役所の論理は計画通りに立ち上げることだった。彼らはやはり、ダメです。広報は市民活動の中核であり、企画と理念はカタチにしていくことがミッションです。

 せめて、環境学習施設の名前に私の思いを入れたくて、「さあ!」という名前を提案したが、結局は「エコット」という市役所発想の名前にさせられた。「エコ」を頭に着けては、市民活動が限られます。

 「さあ!」で単なる場所ではなく、きっかけ作りであり、出発点であることを主張したかった。インタープリターという名のボランティアを含めて、市民参画に対する理念を伝えたかった。

 海外に説明する時はSa-fireです。ハメンリンナのDe.ヘリさんにも、来てもらうのが目標でした。その時は、facilitation、Interpretation、Realization、Empowermentの意味を丁寧に説明するともりだった。

 市役所も環境学習施設の発案者は国際感覚を持った人でした。その次が、市民を小ばかにした、とんでもない課長です。それまで積み上げた成果をバラバラにした。これが市役所の実態です。適材適所とか、市民のためのプロ意識はない。

 市民主体と言いながら、企画するのは、自分たちという意識が丸見えです。本当は自分たちの権限で実現したいけど、社会の環境が許さないので、市民にやらせているというスタンスです。

 (つづく)
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3.2 社会の問題 7/7


 (つづき)

3.2.4 市役所解析

 豊田市の環境行動計画を解析してみました。

 環境の行動計画のためには、原因と責任をハッキリさせる必要があるが、計画内容は不明です。市民参画はT-GALs主体の市民会議で不信感を感じました。市役所は市民を信用していない。

 パブリックコメントで、市民が温暖化防止を行うに当たって、交流館・図書館とエコットでの生涯学習体制を整備してほしいという意見を出しました。地元企業と連携して、全国に先駆けた豊田市モデルを作り上げてほしいという思いです。

 それに対する、市役所からの回答はありきたりでした。エコットを市民の環境学習拠点として環境学習体制の充実に努めるとともに、交流館などとの連携を検討する。市民、企業、行政の共働により、温暖化防止への取組を進めていきます。エコットに設立には関わってきたけど、NPOに任せっきりです。

 (つづく)
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3.2 社会の問題 6/7

 (つづき)

 ボランティアには多くの種類がある。

 私は最初に始めたのは、図書館ボランティアです。豊田市中央図書館が開館になった日には、市民をお迎えをした。それか5年間、続けた。

 週に一度の「お仕事」と決めました。動きながら、観察しながら、考えながら、自分なりの意味を探した。図書館からは完全に無視されていた。彼らにとって、異質な存在であり続けた。

 市民参画活動として、環境学習施設にも絡んだ。

 北欧へ行った女性たちとグループを組んだ。グループでやることの楽しさを得ました。女性の能力の高さと外部への影響力を感じられた。TGAL(Think Globally, Act Locally)活動を始めることにした。

 そして、万博ボランティア活動です。ボラボラとして、ボランティア活動そのものを自分の活動対象にすることができた。ボランティアの事前学習で、ファシリテーションとインタープリテーションの技術を習得した。

 ボランティアの意味は、市民参画を行うことで、行政を変えることです。そのための条件も北欧視察で習いました。

 一つ目は、市民に対してアピールを行うと同時に、アンケートを取ることで、皆の総意を集められることです。

 豊田市の活動が、他の市から注目されていることを市民に知らせることが必要。外からの目で、内を変えていく戦略です。

 二つ目は専門家の存在です。

 図書館ボランティアなら、市民の問いに答えられるレファレンス、図書館ツアーのようなリテラシーを与える活動も必要。独自の見識とか能力をもつ専門家が、市民と図書館の間に存在することで、一緒に考えることが可能になる。

 三つ目は小さな政府を実現することだそうです。北欧らしい提案でした。

 図書館協議会にしても、市役所で全てを決めている状況の下で、市民自らできることを示す必要がある。特に、おじさん連中を巻き込みには、家庭・会社での環境以外に、開館時間とか関心ごとへの対応が必要。

 (つづく)
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