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みんなと本当に一緒なの?

診療所のKOZさんから電話があり、「すぐに来ませんか」ということでした。健康診断の結果で先生が呼んでいるのかと思って、早速行きました。

そこでは、業者が指先の血の流れの顕微鏡のデモをやっていました。爪でUターンする血の流れをディスプレイに浮かび上がらせる見せて、解釈をするものだそうです。

聞くところだと、『あるある大事典』でも紹介されたというものです。どうも、サンプリングでよばれたみたいです。

本当に指を乗せるだけで、鮮明に見えます。私の場合は若干、血がドロ(どろどろではなく)程度です。呼んだ看護婦さんは血液美人ということで見せてもらったらスムーズにきれいに流れていました。

そのあとも、診療室に来た人をつかまえては見ていました。その中には常務もいました。皆ちょっとずつおかしいですね。まあ、診療室に頻繁に出入りする人で健康なのは看護婦さんぐらいですよね。

こういう顕微鏡で自分の体を見られる時には、心配することがあります。

自分の体がそんな細部まで作りこんであるかです。外目からは同じに見えても、自分は違うという意識は常にあります。実は違うんだということがばれてしまうのではないかと言う心配です。

今回もそれを心配したけど、毛細血管の細部まで作りこんでありました。よかったと思うと同時に、何かがっくりきます。皆と本当に一緒なの? 自分は違うはずなのに。

普通はこの辺の心理は中学ぐらいまでで、それ以降は気にしなくなると本には書かれていたけど、私の場合は中学校以来、ずっと続いています。
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くたびれる仕事

会社で一緒にポータルを開発しているパートナーから帰り際に「こんなくたびれる仕事はいや!」と言われて、その理由を考えています。

従来の設計思想で開発してきた人たちが企画を、新しい観点からの部署の人たちが開発をし、電算部が管理をしています。関係者だけでも百人以上? それらを横断的な機能としてのポータルを作り上げるには、誰にどう分かってもらえばいいのか、さっぱり構図が見えてこない。本当にくたびれます。

それぞれはローカルでは力を持つのでしょうが、グローバル設計がされていません。三者ともその観点も能力もありません。ファシリテーションしている室長に頼るしかありません。

ポータルとかネットワークは、グローバル設計を元にして、機能を作り上げて、ローカルのコンテンツを循環させているというものです。

ローカルだけしか興味がない人に、これを分かってもらうのはムリです。その上、企画・開発・管理それぞれを根底が異なる部署がバラバラでやっています。

私としては、グローバルの意味が本当に分かるのはユーザーしかいないと思っています。ユーザーは企画・開発・管理された結果を使うのだから、それらがバラバラならば、すぐわかります。彼らの画面では一つのものになっているから、グローバルそのもので見ることになります。

つまり、グローバル〔我々〕-ローカル〔3部署〕ーグローバル〔ユーザ〕という構造になるので、我々からの一方的なメッセージだけではなく、ユーザーからのメッセージでローカルで挟み込んでいくというものです。

それをやっているから疲れるのです。早く、ユーザーを味方につけましょう。絶対に、ユーザーは素直にわかってもらえますよ。これは社会活動でも言えることです。
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沈黙の螺旋(spiral of silence)

このところ、読んだ本で一つのキーワードが出てきています。それは「沈黙の螺旋」(spiral of silence)です。丁寧に新刊書を追っていくと、かなりの数の本であげられています。それが表に出ていないのも「沈黙の螺旋」で説明できますね。言葉が与えられるというのは凄いことです。「複雑性」の時も、それを痛感しました。

去年の総選挙のショックから少し立ち直って、何が起こったのかを分析が始まっています。そのときにコイズミとマスコミとワカモノの間の関係を説明するのに、一番あったコトバがこれです。ドイツの社会学者が70年初頭に提案した理論です。

『テレビの罠 コイズミ現象を読みとく』699.8カヤ香山リカでの一節を紹介します

その発想の始発点は「孤立への恐怖」である。私たちは何か共通の話題について話すときにはいつも慎重だ。たとえば会議の席で一番最初に発言するのは避けたいと思う。満員の電車の中で政治や宗教の議論をするのもやめておきたい。なぜなら、自分の意見がその場に居合わせた人びとに受け容れられない少数派の意見かもしれないからである。それを言ってしまえば自分は孤立する。
この螺旋運動の問題点は、じっさいに人びとの意見の分布とは関係なく「多数派意見なるもの」が増幅していくことだ。そこに居合わせた人の2割しか支持していない意見であっても、たまたま複数のハードコアが先行発言して意見風土(雰囲気)をこしらえてしまうと、あとの8割近くは沈黙してしまうということだってありうるのだ。しかも、人びとは自分の意見を多数派に合わせて変更するとはかぎらない。さしあたりは、ただ沈黙するだけである。

今のマスメディアは死んでいます。本当にひどいです。これだけ、環境とかエネルギーが分岐点に来ているのに、政治はまるで動いていない。それに対して迎合しているだけです。

大学の時から、「あのドイツがなぜナチスにやすやすと支配されたのか」が自分のテーマになっています。その理由というか、経過を説明するのにも、「沈黙の螺旋」は当てはまります。

マスコミが死んでいる今は、安くなったコミュニケーションコストを使った「ブログと本」で一人一人のテーマと声に出してやっていくしか、日本を救う道はないです。

他人との関係で少数意見とか多数意見とかと判断せずに、自分の中でしっかり考えて、行動していくことです。ここでもThink Globally、Act Locallyです。

姪が一時帰国

姪が一時帰国してきたみたいです。そこで未唯が生まれる前に描いたシナリオを思い出しました。彼女が数学者の卵で一時帰国した時の風景です。今の動物と一緒にいるときの彼女を見ていると、本当に勝手なシナリオです。

数学でペンシルベニア大学へ入学して、それからプリンストンに行っているときに、ボーイフレンドと日本に帰ってくる飛行機の中の風景です。

飛行機の窓際に座っていて、眼下に富士山が見えた時に、「私は富士山の裾野で生まれて育ったのよ」と言うものです。そのときに、「今はなき」お父さん〔つまり、私〕が『未唯』という名前をつけた理由を隣のペンシルベニア大学在学時にで知り合ったアメリカ人にちょっとだけ説明するというものです。

飛行機は富士山を周るようにして、夕日の中を名古屋空港に向けて飛んでいきます。

今回はそのシナリオは若干異なり、主人公が姪になっているし、航路からすると富士山は見えないし、興味の対象が数学ではなく、土になっているというパラレルワールドになっています。

だけど、20年前にイメージした「時」になってしまっているのですね。そのシナリオを自分の中の「MUちゃん」が引き継いで、努力して、本来のワールドを追求しましょう。
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T-GALsのあつまり

ほぼ、一ヶ月ぶりに、T-GALsのあつまりがありました。2年半前の海外環境施設派遣で、初めて出会ったメンバーのうち、4人です。その時に同行した市役所のメンバーとも一緒にやってきました。

1年前にNPO代表との話し合いのなかで、T-GALs(Think Globally、Act Locallyで考えて、実行する娘たち)が出来て、市民活動の事務局として、昨年7月から半年で40回の会合を市民と一緒にやってきました。

発足したときに、自分なりに誓ったのは、この活動をドキュメントに残すことと代表と副代表が活躍できる場を作ることです。

年末以降の市役所メンバーとの確執で、一時活動が停滞していたが、新年度からリスタートしようということで集まりました。山は高いほど、我々を鍛えるものです。

私はゼロから始めようとしています。ただし、スパイラルを行った分、強くなったような気がします。

それよりもメンバーの笑顔に会えたことで最大の成果です。先が見えてきました。もう子で行きます。環境学習のサファイアと図書館友の会のきっかけを作ります。
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健康診断?

検査時点で高血圧(上が191?)のために、バリウム検査は中止で、産業医との個別診断に切替。高血圧の心当たりを聞かれたが、「日本政府に頭に来ているのと、市役所と会社の限界を感じている」と答えました。まあ、ストレスは溜まっていますね。

とりあえず、1週間血圧を測って、このままなら薬の使用も考えるとのコト

普通はすぐに薬投与になるところですが、私の場合は看護婦さんに反応して血圧が上がるという前科があるので、どうもそれを警戒されたみたいです。

60歳以降のことを考えていたが、そこまで残れるかどうかが不明になってきます。

例の4時起きプロジェクトを本格的に行います。それと自分にとって無駄な時間は極力排します。早く、自分の中に答を作り上げていかないとやばいですね。

昨日は4時起床に時計を合わせて、11時に就寝したが、まるで気付かずに5時のTVで起床。なかなか始まらないですね。これもストレスになっています。
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根こそぎ、持っていくもの

まずは行動すること。

 ボランティアでやったけど、返本は私でなくてもできる

 むしろ、彼らの努力を無にする何かが動いている。

 だから、私はそれをやっていくという方向に変えました。

今は、根こそぎで持っていくものがあります

 小さなことにこだわって、やっている場合でないのに、それだけをやっています。

 何が悪いかとマスコミが言っているけど、一番悪いのはマスコミです。

 ちゃんと構図を捉えていません。他と同じコトをやっています。自分で探すことをやっていません。
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あれから1年

テレビでは万博開幕1周年イベントを放送しています。

私の万博ボランティアとしてのレビューは3月27日(日)でした。人は少なく、のんびりと慣れないことをやっていました。

3月25日は上海図書館で、上海万博準備室の女性スタッフと愛知万博のホームページにアクセスしていました。これがなかなかつながらずに、どうなっているのかと一緒になって、文句を言っていました。

上海万博では国際ボランティアを企画していて、愛知万博には国際ボランティアはいるのか? どんな教育を受けたのかと聞かれて、一生懸命応えていました。

最後に、2010年の上海万博の時には、「国際ボランティアとして来ます」などと話していました。そのときの内容は写真付で以下のアドレスに記載されています。http://www.worldexpoinfo.cn/sbxx/sbxx16.htm

偶々、『NGO、常在戦場』329.36オオ大西健丞を読んでいました。個人的な活動から始まり、今や「ピースウィンズ・ジャパン」の名前で政府よりも現地に駆けつける組織を作り上げた国際ボランティアです。

そうか、「国際ボランティア」というのはこういうことを言うんだ。だけど、愛知万博に来ていた人たちの感覚で出かけるのも重要なことではないと思います。図書館友の会と同時に、国際ボランティアを探ることをしていきます。

2005年度の借本集計

図書館から借りた本を毎回、エクセルに入力しています。4月から翌年の3月末までで集計を取っています。2000年から集計をしています。今日が2005年度の最後の借り出しです。

その結果は、1347冊(1日平均3.7冊)で233万2360円です。

NDC大分類では総記 13%、哲学 7%、歴史 11%、社会科学 24%、自然科学 8%、技術 11%、産業 12%、芸術 3%、言語 3%、文学 8% です。芸術・言語以外は網羅しています。

NDC中分類での内訳は①社会 93冊、②日本文学 90冊、③商業 89冊、④経済 81冊、⑤医学 59冊、⑥図書館 58冊。⑦情報科学 51冊、⑧地理、紀行 48冊、⑨倫理学 47冊、⑩政治 43冊です。割と文学も読んでいるんだ。以前はまるでなかったのに。

NDC小分類では、①情報処理 43冊、②人生訓 40冊、③社会学 38冊、④商業経営 37冊、⑤経営管理 36冊、⑤小説 36冊、⑦マーケティング 34冊、⑧環境工学 33冊、⑨衛生学 24冊、⑩歴史 23冊、⑩評論 23冊、⑫読書法 22冊 です。やはり、情報処理とかマーケティングとかの仕事関係のものが多いですね。519の環境も狭い範囲ながら33冊です。新刊書も多いから。

この最近は新書本が増えて、読むのにかなりのストレスをためています。
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ソニーのICレコーダ

7代目のICレコーダを買いました

6代目のICレコーダはボロボロです。2年間、使い倒しました。コーティングも全て剥げてしまい、バッテリーのフタは黒テープで押さえています。

MP3対応の製品は出ているけど、ソニーがどちらに行くかが見えてないので、踏ん切りがつけられなかった。

新製品が先週発表された。データストレージ機能をつけて、1GMフラッシュメモリー内臓で2万円です。サンヨーの1GM内臓で3.5万円に比べると安いので、昼休みに買いに行ったら、発売は5月10日で空振りでした。

そこで冷静に性能比較をしたら、どうもICレコーダ機能が減って、オーディオに振られていた。やはり、現行機にすることにしました。

帰りに大須の電気街に寄って、価格をチェックして、近所のエイデンで2.1万円で購入。今もっているのとMP3が対応でき、256MBが512MBにアップされただけですが、幸せな気分です。
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人のフィルター

販売店とのミーティングでポータルの意見の交換がされたということで、傍聴したメンバーから内容を聴取したところ、かなり否定的なものであった。実際に、その会議を主催した人に、本当にそうだったのかをじかに確認したところ、非常に肯定的でした。人によって、本当にフィルターがかかることを改めて感じました。

自分が何を作るのかにしか興味のない人にとって、ポータルのようなThink Globally的なものは否定的に見えてしまうものです。社会活動でも、同じように理念みたいなものを敵視するメンバーが多かった。

では、どうしたらいいのか?

何を言ったかというのは、いくらでもフィルターがかかるが、「思い」にはそういったフィルターがかからないような気がします。だから、また「思い」から始めます。

それと当日の録音されたICメモリーから、該当部分を抜き出して、メンバーの心理分析を行います。
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歴史も単調・簡単なのでは

『教科書とはひと味違う 世界史のだいごみ ポケット図解』209コシを読みました。

なんか歴史も単調にきているような気がしています。この本では「第1章 世界の中心だった中華帝国」「第2章 東と西をつなぐ、シルクロードと海の道」「第3章 交流、闘争と融合の西アジア」「第4章 ギリシア・ローマの栄光」「第5章 中世は暗黒時代ではなかった」「第6章 産業革命が世界を変えた」「第7章 国民国家の時代へ」「第8章 この先に待つものは」からなっている。

大学卒業に際して、自分の将来像として、20歳・30歳代は数学、40歳・50歳代は社会学(心理学)、60歳代・70歳代で歴史をしようと決めています。

50歳代は歴史研究のために原稿集めです。本当はその原稿を未唯に預けて、若い力で書いてもらおうとしたが、彼女の生きる方向とどうも違うみたいだから、第3の私である「MUちゃん」が書くことになっています。

歴史には、当然深いところがあるけど、そんなものはTGALの考えで均してしまえば、同じです。まあ、微積分みたいなものです。

地球の歴史のなかで割と早い時代に生まれて、この時代をすごしているみたいな感覚です。まだまだ歴史は可能性が残っています。
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