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豊田市のプアな自転車レーン

トランプは邪悪

 グーグルがトランプを邪悪と言っている。適切な言葉です。それ以外の言葉はないと言ってもいいぐらい。グローバル企業の存在が1933年当時と異なる。

プアな自転車レーン

 豊田市の道路端に青い変なペイントが続いている。写真を撮ってこよう。これは何なのか。多分、自転車レーンのつもりなんでしょう。横の看板が奇妙です。車道の東橋を通れ!ということなんでしょう。

 自転車道はもっと、キッチリしたものでないといけない。コペンハーゲンに環境問題で10年以上前に行った時は、格好いいスペースだった。そこを高速で走る自転車群。バスから降りて、自転車道を横切る時は注意が必要。自転車有線の世界です。

 車のエリアをもっと削らないと。それがダメなら、車の幅を削ることです。3ナンバーが通れる道路を限定する。トラックの速度制限を半分にする。これらは金を掛けずにできる。

 デンマークのように自転車優先を法的に規定する。自転車道内の事故は車にリスクを負わせる。そうしないと、自転車だけがリスクを負うことになる。行政がリスクを背負うことです。何しろ、50年以上、無策できたのだから。高校生の時に、自転車通学をしていた。その狭い道路は未だに変わっていない。

グローバルでナショナリズム

 スターバックスはグローバルとナショナリズムの典型になっている。シュルツには頑張って欲しい。シュルツはリーマンショック後のグローバリズムに限界を感じた時に、日本でのナショナリズムに助けられた。

布団の中が私の世界

 ICレコーダーとキンドルオアシスを布団の中に入れ込んで、暗闇の中で語っています。こんな時代が来るなんて。完全に私の世界です。

フェースブックへの投稿

 フェースブックは投稿したら、同じものとして、拒絶された。止める企みがあるのでしょう。

リクが家の外で番犬

 リクが外で吠えている。この寒いのに。自分でドアが開けられるようになったので、ちょくちょく、出掛けている。もう歳なのに。

米国の移民問題

 米国の移民問題については、一つの思い出があります。

 1999年、出張でサンフランシスコに行った時に、ダウンタウンを歩いていて、吉野家を見つけて入りました。そこには黒人の若い娘がレジをやっていた。そこで、For hereとTo goを覚えました。これこそ、米国です。

 ムスリムの娘がやっていてもいいじゃないか。ロンドンではふつうに見られる風景のこと。移民の子に職業を与えるとしたら、目立つサービス業を前面に持って来た方がいい。笑顔は共通です!

 移民に関しては一番遅れているのは日本だから。スタバには頑張って欲しい。

書くことに慣れましょう

 書き起こしは「書く」ことを仲介させます。書くことのプロをめざす。この技術はまねできないでしょう。

乃木坂のメンバーは幸せなのか

 自由と平等が共存できるのか。それが幸せにつながるのか。生まれてくるのが幸せであること、その前の状態が生まれてくる。すぅちゃんは幸せなのか。かなり、縛られている気がする。それが好きならばいいけど。もしかすると、ひめたんの方が幸せなのかもしれない。休むことができるし、守ってもらえるから。それはひめたんが多くの人を守ってきたから。

 生ちゃんが幸せというよりも、生ちゃんを見ている人の方が幸せな感じ。まいちゅんからAKBこじまこを知ったけど、本当に自由にしている。AKBを超えている。何もなくても、平気でいられる。その魅力に溢れている。

配置の表現の仕方

 配置の項目数は変えないで、サフィックスを付けます。例えば、教育、仕事、家庭をM71、M72、M73とするように。個数も4つに固定しているが、バリアブルにします。

 内容レビューはプレゼンでビジュアルで行なって、修正はアウトライン側で制約フリーで行ないます。そうしないと、余分なものでごちゃごちゃになります。

エクストララブ

 スタバに入ろうか迷っている時に、休憩中のバリスタに入店を促された。そこで、エクストララブのオーダーの話になった。愛情たっぷりにというサイン。愛さんを思い出した。やはり、笑顔を見に、名古屋に行ってこよう。

 おかげで、折角、レバノンのカップを持っていたのに、出すのを忘れた。カップ値引20円損した。

ななみん最終日ライブ

 ななみんの最終日のライブで生ちゃんのダンケシェーンの合唱、ひめたんを思ってのハナナミンビームをしてもらいたい。

 ひめたんの休業のブログに対する8500以上のコメントを読んでいると泣けてくるのは何故なのか? 封印していた女性心理分析も開始している。

いかさまトランプ

 だって、選んだでしょう! → 「民主主義」の呪縛 → 俺は選んでない。意思決定の論理。米国で「国会炎上」級の「テロ」がタイミングよく、起こることを心配する。1933年のドイツ。「言った通り」で一気にpatoriotto法に流れる。
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未唯空間のテーマ

1年半前の状態。1/27の参考

L 内なる世界

 L1 存在と無

  存在と無
   私の始まり
   存在と無が同居
   次元を超える
   端と中央

  真理
   数学
   哲学
   社会
   歴史

  孤立と孤独
   独りぼっち
   読書
   分化
   自分の時間

  存在の無
   無為
   絶対的存在
   宇宙とつながる
   存在をなくす

 L2 存在の力

  意思の力
   大いなる意思
   カリスマ
   支配
   依存

  歴史哲学
   存在の哲学
   新しい自由
   哲学で考える
   歴史を動かす

  存在の力
   個人の分化
   地域の分化
   もう一人の私
   本質を考える

  分化と統合
   分化
   統合
   集中と分散
   個人と組織

 L3 内なる世界

  宇宙の旅人
   偶然
   生きる意味
   μとの対話
   無の感覚

  独我論
   私の世界
   ミッション
   四つの役割
   真理探究

  内なる世界
   考える
   偶然を生かす
   完結性
   未唯宇宙

  外なる世界
   つぶやく
   働きかけ
   内に入る
   ツール

 L4 情報共有

  情報共有
   ネットワーク
   お客様支援
   情報共有環境
   格差是正

  ポータル
   ソーシャル
   画面
   スマホ
   ライブラリ

  コラボ
   お客様情報
   意思決定
   チーム活動
   ナレッジ

  状況把握

   お客様状況
   クルマ状況
   市民状況
   行政状況

 L5 共有意識

  共有意識
   地域の分化
   多くの人がいる
   共有基盤
   ボランティア

  公共図書館
   公共のあり方
   多読
   社会を知る
   本と関わる

  新しい業態
   クラウド
   位相化
   地域インフラ
   所有権

  地域定着
   地方分権
   税金保障
   市民を支援
   超インフレ

 L6 位相表現

  空間
   空間認識
   LAM/WAN
   空間解析
   空間をつくる

  近傍
   コンパクト化
   多様体
   連鎖
   近傍系

  位相化
   社会の位相化
   社会に適用
   空間定義
   コンパクト性

  カバーリング
   地域から国家
   全体を捉える
   伝播力
   コミュニティ

 L7 進化

  地球規模課題
   クライシス
   人口問題
   エネルギー問題
   超インフレ

  歴史の進化
   137億年の進化
   歴史の見方
   歴史の加速
   多くの人がいる

  LL=GG
   変節点
   市民=超国家
   地域と国家
   位相社会

  新しい数学
   数学の進化
   集合が点
   多層表現
   周縁から変革

 L8 未来の姿

  クラウド
   バーチャル
   電子書籍
   スマホ
   コミュニティ

  知の体系
   生涯学習
   知の入口
   全てを知る
   意識まとめ

  クルマ社会
   企業のあり方
   行政のあり方
   ローコスト
   地域インフラ

M 外なる世界

 M1 社会との関わり

  社会構造
   社会の現象
   社会を分析
   社会の変化
   社会のあり方

  多様化の影響
   社会の動き
   社会の情報
   蓄積されたもの
   社会の位相

  地域から見る
   地域の課題
   地域発想
   地域を知る
   発信する

  幸せな社会
   多くの人がいる
   戦争と平和
   個人が分化
   多様化をいかす

 M2 サファイア

  空間モデル
   空間配置
   ロジック
   循環表現
   多層表現

  サファイア理論
   4つの役割
   4つの機能
   事務局
   持続可能性

  循環項目
   循環機能
   思考と行動
   部分と全体
   地域と国

  数学理論
   近傍
   全域
   複雑性
   トポロジー

 M3 未唯空間

  全てを知る
   全てを表わす
   今を知る
   全体を知る
   先を知る

  構造
   思いを残す
   分類
   表現
   体系化

  考え抜く
   好奇心
   数学で考える
   本質を考える
   考える時間

  未来を示す
   未来学者
   未来方程式
   未唯宇宙
   先に進む

 M4 システム設計

  パートナー
   全体を考える
   先を見る
   持続可能性
   夢を託す

  要望
   夢を聴く
   夢をカタチに
   簡単に使える
   つながる

  システム構成
   使える仕組み
   店舗支援
   システムのベース
   将来のあり方

  システム設計
   システム要素
   情報共有
   空間配置
   武装化

 M5 コミュニティ

  地域展開
   地域を支援
   地域の声
   静脈系
   クライシス

  間に位置する
   生きられる
   地域連携
   個人と組織
   地域インフラ

  知識と意識
   地域ナレッジ
   コラボ
   知識と意識
   合意形成

  ライブラリ
   意思決定
   活動拠点
   知の共有
   社会の位相化

 M6 政治形態

  国民国家
   戦争と平和
   中央集権
   国家連合
   超国家

  資本主義
   持続可能性
   共産主義
   超資本主義
   共有意識

  民主主義
   全体主義
   共有民主主義
   超民主主義
   分化と統合

  合意形成
   政治のあり方
   合意形成
   意思決定
   集合和

 M7 持続可能な循環

  日本型循環
   哲学を変える
   日本を変える
   社会を変える
   環境社会に適合

  教育
   学ぶ意味
   教育を変える
   存在の力
   知のカプセル

  仕事
   企業の分化
   仕事観
   高度サービス
   企業が変わる

  家庭
   生活者
   市民を変える
   生活視点
   家庭のあり方

 M8 環境社会

  グローバル化
   格差
   企業のあり方
   多様化
   分化と統合

  地域インフラ
   行政との協働
   地域インフラ
   カバーリング
   地域の安定化

  環境社会
   歴史意識
   超国家
   クライシス
   社会の進化

  クルマ社会
   クルマを活かす
   地域インフラ
   地域から循環
   公共交通
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乃木坂17th配列の意味

乃木坂17thシングルで生田と生駒が影のセンターになった。生ちゃんがミュージカルで欠席になったときに誰が替わりをするのか考えていた。アンダーには生駒と張り合える者がいない。三期かと思ったが、面白い絵が浮かんだ。

復活したひめたんをそこで「輝かせる」。これこそ生田からのプレゼントになる! 輝いてこそのアイドル!

17thでのもう一つの発見。Wセンターの二人を除いて、縦に見ると、みなみ、まりっか、生駒、生ちゃん、あっしゅ、みおなが並ぶ。これは「あらかじめ語られるロマンス」の組合せですね。そこにきーちゃんが加わっている。

ショットガンでなく、Wということは、シンメトリーであり、西野と白石をペアで扱うことになる。卒業も一緒でしょう。

5月から始まるレミゼでは前景気のためにフラッシュ・モブを仕掛けてくるはず。街の中でミュージカル。ミュージカルキャストに新世代乃木坂が加われば、新たな領域に展開できる。街中で堂々と、指原のフォーチュンクッキーのような国民的歌謡が可能になる。

併せて、レミゼでコセット役で忙しくなる生ちゃんの代わりを新生ひめたんが担えば、18thの福神入りが現実になる。その時のひめたんはすぅちゃん並の表現力と煽る力を持たないといけないけど。
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ひめたんとコミュニティのあり方

寒い

 寒くて、布団の外に出られない状態が続いている。それども、朝はいつでもリボーン。地球が生まれた日だと思うことにした。

 ICレコーダーの減りが早い。

ひめたんに起きたことの手順

 ひめたんは最初から17thに参加していなかった。この事実で手順が大きく変わる。当初は、落選⇒落ち込み⇒モバメ休止、今は落ち込み⇒辞退=モバメ休止。この方が深い。その中で、成人式とか集いとかクリライを行なっていたということになる。去年の末には耐えられなくなっていた。

 らじらーのひめたんのところで、「君の名は希望」が掛った。泣けてきた。

 ものの順番が崩れている。ひめたんの場合も先に何があったのか、その結果がどうなったのか、原因と結果が分かりにくくなっている。

 更に、人間は自分の環境に合わせて、想像する。ひどいのになると、妊娠まで、勝手にいいます。自分の世界に合わせます。12月の様子を見ると、その時点で落ち込んでいた。そこから全てが始まった。

アンダーが主戦場になる

 17thの結果でアンダー12名、三期12名になった。アンダーが主戦場になる。フロントがどうなるか。ライブがどうなるか。

 三段階ロジックで行くと、二期が当てにならないから、三期と直接つながる。この直接つながるというのが主流になる。ハイアラキーを排除することになる。分化が主になるけど、いかにそれから統合につなげていくか。そのロジックはまだできては居ない。

事象を取り組む

 未唯宇宙は事象を未唯空間に持ち込んでくること。未唯宇宙を表すのは色々な事象です。観点を絵として表してします。配置ということでは、それが一番わかりやすい。

コミュニティの中のチーム

 乃木坂もひめたんが居なくて、生ちゃんが動けない状態です。そして、相変わらずの二人の美女。次世代を感じられない布陣です。生田組なら生田組として、サンエトならサンエトでチームとして動いていくしかない。一致団結の欅じゃないんだから、21人は多すぎる。

 まとめるのが目的でなく、拡張すること。その上でまとめること。

17thシングルを国民的歌謡に

 何しろ、17thで国民的歌謡を出して、日本を元気にさせないといけない。それとレミゼのフラッシュ・モブと合わせる。街で踊れる楽曲。世の中を変える楽曲。

リュックサックを誕生日まで持つ

 リュックサックを未唯だと思いましょう。未唯との対話に必要なものを全て詰め込みます。

 未唯との対話バックにカメラとタブレットも入れておきましょう。当分、荷物多めで行動します。誕生日が目処ですね。

トランプの仕掛け

 米国で国会炎上のようなキッカケが起こるでしょう。カナダとかドイツのような周辺の国が反応している。1933年当時にどのような反応をしたのかが知りたい。それを調べた資料を探しましょうか。

 公約して、選挙に勝って、それを実行して、何が悪い! 国際法だろうと憲法だろうと関係ない。これが民主主義だ。気づいた時点では、もう遅かった。それがナチの時のヨーロッパ。だけど、今は違うと信じたい。

 大統領令が「全権委任法」になるかどうかの境目。

ひめたんとコミュニティのあり方

 この二日間のひめたん騒動の答えは何なのか。何を伝えたかったのか。単純に暴露に対する、コミュニティのあり方だけではなかった。ものすごく疲れた。

 寝れば、体調が良くなる、美味しいものを食べれば体調が良くなるというものではないでしょう。特効薬は頑張っている人を眺めることです。感じることです。ひめたんの近くに、三人で頑張っているすぅちゃんがいて、ミュージカル大好きな生ちゃんが居る。日本の中でこれほど頑張っている若者は居ない。

 五日間連続で上演しているので、その間、体調を崩すことも感情をコントロールできなくすることもできない。その緊張感の中でいかに和気藹々としているか。

 今回の暴露への対応を含めて、コミュニティを見直さないといけない。コミュニティのあり方、機能についての本が無い。無ければ、書けばいいけど。

三段階ロジックを使う時

 三段階ロジックを今は使う時です。思考の壁を突破する時です。間をとばして、両端で考えていくやり方です。配置の場合に有効な手段です。

 例えば、一期生から三期生に、二期生を超えて、とばしてしまう。それで二期生に何が起こるのか。過去から未来を見て、今を考えさせる。従来のハイアラキーとか時系列では順番に起こると信じているけど、大体のことは三段階ロジックで起こっていく。

民主主義の選挙の限界

 選挙は国民の総意ではない。元々、総意なんていうものはものはない。選挙は単なる形式です。いくらでも操作できる。そんなものに頼っていては民主主義はできない。対話でしかできない。

 正義は行動にある。自分のためになるかどうかを皆が自分で考えればいい。その実験を見守っている。

17th選抜の布陣の感想

 17th選抜で乃木坂の先が見えなくなっている。コミュニティとしての方向性が見えない。ミリオンを売るためでなく、いかにメンバーを生かしていくのか、世の中の雰囲気を変えていくのか。それを目的としていない。

図書館の目的が分かっていない

 武雄市図書館への食いが異常になっている。おかしい。アンチの連中からの仕掛けでしょう。本当にもう、始末に悪いこと。図書館の区的はそんなもんではないのに。

 よく、これで出せるなあ、と言う本が多い。特に雑学。雑な分野なんでしょう。本の中には、こういう読み方もある。軽く接するだけにします。

スタバで二時間滞在するためには

 スタバで二時間粘る訓練をしましょう。そうなると、珈琲はドリップです。レバノンのマグを持って行きましょう。

 2時間スタバ滞在を実現するには、単体では難しいので、三つにします。考えることとネットと書き起こし。

孤立と孤独

 孤立と孤独に関しても、『アレント入門』中村元で、孤独⇒隔絶⇒孤立のプロセスが示されただけです。まっとうなものは哲学、社会学、歴史に多くある。

家庭の変革

 消費者でなくなるというとは、どういうことになることなのか。

待つことの意味

 モバメで「もったいないから、他のメンバーにして、というモバメが来た」ひめたんは待つことのつらさを知っている。私のメールに比べれば、屁みたいなもんです。パートナーでさえ、月単位から半年単位で待っている。

 待つことは楽だけど、その間をムダにしてはいけない。待つというのは、相手のことを思ってしまう。つながっていないのに、どうしても状態が保てるのか。

 そして、時間を先にすることで、今の自分をなくしていくので哀しいこと。なんとなく、パートナーからのメールを待つことがなくなってきた。夕食後に部屋に入った時に携帯を見ることも少なくなった。

 あの4カ月に比べると、存在を感じられていない。あの時は存在を感じようとして、感じられなくなった。今は存在そのものを感じていない。

OCR化した本の感想

 『三木清教養論集』

  哲学と知性について書かれている。これが太平洋戦争前とは意外ですね。

  哲学が知性の産物であることは云うまでもないであろう。それが知性の産物であるということは、哲学が単に知性のみで作られるということを意味しない。哲学が生れるには直観も必要であろうし、情熱も必要であろう。しかしそれがどのようなものから出て来るにしても、それが哲学となるには知性の媒介を経なければならぬ。言い換えると、哲学は論理的であることを要求されている。

 『公民連携白書 2016~2017』

  持続可能な開発目標とコンパクトシティと言っているが、欧州の場合は元々、アテネのように都市国家であったり、中世のように城壁に囲まれていた。

  フライブルグにしても、自動車画は入れない地域を駐車場が囲んでいた。コンパクトの概念は様々なです。

 『アレント入門』

  孤独の問題から、「大衆とは」に入って、民主主義の限界に及んでいる。その発端が孤独⇒隔絶⇒孤立と示していた。隔絶は自分の中に取込みたいと思う居ます。

  それにしても、現代の大きな問題に果敢にアプローチしている。さすがに、ハイデガーとかヤスパースからだけのことはあります。今、生きていてラ、トランプ現象に対して、猛烈な指摘をする気がします。

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未唯空間の配置(見直し前)

内なる世界

 存在と無

  存在と無
   ①私の始まり
   ②存在と無が同居
   ③次元を超える
   ④存在と無がくっつく

  真理探究
   ①数学の真理
   ②哲学の真理
   ③歴史哲学
   ④究極の姿を示す

  孤立と孤独
   ①独りぼっち
   ②読書の動機
   ③もう一人の私
   ④自分の時間

  存在の無
   ①無為を求める
   ②絶対的存在
   ③宇宙とつながる
   ④存在をなくす

 存在の力

  意思の力
   ①大いなる意思
   ②カリスマに従う
   ③ハイアラキー
   ④依存の世界

  歴史哲学
   ①格差の拡大
   ②新しい自由
   ③哲学が変わる
   ④歴史が動く

  存在の力
   ①分化して多様化
   ②意識が変わる
   ③役割を得る
   ④本質を考える

  分化と統合
   ①分化から行動
   ②分化をまとめる
   ③集中から分散
   ④個人と組織

 内なる世界

  宇宙の旅人
   ①偶然で生きる
   ②生きる意味
   ③配置の概念
   ④無の感覚

  独我論
   ①世界は私の世界
   ②ミッションが発生
   ③全てを知りたい
   ④真理は不変

  内なる世界
   ①内で考える
   ②内で生きる
   ③完結性
   ④未唯宇宙

  外なる世界
   ①社会につぶやく
   ②働きかけ
   ③存続条件
   ④ツールを準備

 未唯空間

  全てを知る
   ①全てを表わす
   ②今を知る
   ③全体を知る生活
   ④先が分かる

  未唯空間
   ①思いを残す
   ②ジャンルで体系化
   ③循環を表現
   ④言葉の有効性

  考え抜く
   ①好奇心を拡げる
   ②数学で考える
   ③不変で空間を規定
   ④考える時間

  未来を知る
   ①未来学者になる
   ②未来方程式を解く
   ③未唯宇宙がベース
   ④先に進む

 共有意識

  共有意識
   ①地域で分化する
   ②多くの人がいる
   ③共有基盤を作る
   ④ボランティア

  公共図書館
   ①公共のあり方
   ②多読を可能にする
   ③社会を変える
   ④本を指し示す

  個人=超国家
   ①配置の発想
   ②社会の位相化
   ③地域インフラ
   ④シェア社会

  地域変革
   ①地方分権
   ②税金・社会保障
   ③企業は市民を支援
   ④超インフレに対応

 位相

  空間配置
   ①空間として認識
   ②局所と全体
   ③解析対象の自由度
   ④空間をつくる

  近傍
   ①コンパクトな空間
   ②多様体を構成
   ③連鎖でつなぐ
   ④近傍系をなす

  位相化
   ①社会に展開
   ②配置がベース
   ③点に位相を定義
   ④コンパクト性

  伝播
   ①地域から国家
   ②全体を捉える
   ③伝播力を説明
   ④中間の存在

 進化

  課題対応
   ①クライシスへの対応
   ②人口問題
   ③エネルギー問題
   ④超インフレ

  歴史の進化
   ①137億年の進化
   ②歴史認識
   ③歴史は加速する
   ④多くの人がいる

  先の先
   ①変節点
   ②市民=超国家
   ③自由と平等をなす
   ④位相社会の実現

  新しい数学
   ①数学のカタチ
   ②集合が点、点が集合
   ③多層化している社会
   ④周縁から変革

 未来

  未来方程式
   ①グローバル化で推移
   ②情報共有がベース
   ③歴史の方向が決まる
   ④個人=超国家の姿

  インフラ
   ①バーチャルネット
   ②クラウド対応
   ③スマホ・ポータル
   ④コミュニティ

  知の未来
   ①生涯学習
   ②知の入口
   ③全てを知りたい
   ④まとめたい

  クルマ社会
   ①市民を支援する企業
   ②市民と共にある行政
   ③ローコスト社会
   ④使うことへの移行

外なる世界

 社会構造

  社会構造
   ①現象を捉える
   ②現象を集約・分析
   ③社会の変化を予測
   ④社会のあり方

  多様化
   ①動きのパラメーター
   ②社会の情報を知る
   ③何が蓄積されている
   ④社会を位相と見る

  地域課題
   ①地域の課題は何か
   ②地域から発想する
   ③地域を内から知る
   ④発信する

  幸せな社会
   ①多くの人がいる
   ②戦争と平和の社会
   ③個人が分化すること
   ④多様化をいかす

 国民国家

  国民国家
   ①戦争と平和の姿
   ②中央集権の功罪
   ③国家連合への道
   ④究極の超国家

  政治形態
   ①資本主義がベース
   ②共産主義は挫折
   ③超・資本主義への道
   ④持続可能な革命

  民主主義
   ①全体主義の反省
   ②民主主義での自由
   ③超・民主主義の道
   ④民族主義とバランス

  合意形成
   ①政治のあり方
   ②合意形成が変わる
   ③意思決定から行動
   ④個人を生かす集合知

 空間モデル

  空間モデル
   ①配置の概念のモデル
   ②ロジックの明確化
   ③循環を表現する
   ④社会は多層表現

  持続可能性
   ①fireの役割
   ②4つの機能
   ③事務局で循環保証
   ④持続可能性が目的

  循環
   ①循環に方向づける
   ②思考と行動を分ける
   ③部分と全体で循環
   ④地域と国に対応

  数学理論
   ①近傍に含まれるもの
   ②全域を自由に定義
   ③複雑性にも対応
   ④トポロジーを超える

 情報共有

  ソーシャル
   ①ネットワークで表現
   ②互いの支援が可能
   ③情報共有環境
   ④格差是正を担う

  ポータル
   ①ソーシャル環境
   ②画面でのメッセージ
   ③どこでもできる
   ④ライブラリを保証

  コラボ
   ①プロファイル情報
   ②新しい意思決定
   ③チーム活動の条件
   ④ナレッジを構築

  情報共有
   ①個別の活動
   ②メーカーの存続
   ③市民状況
   ④行政のあり方

 中間の存在

  地域配置
   ①地域を支援
   ②地域の配置・役割
   ③動脈系と静脈系
   ④クライシスへの対応

  中間の存在
   ①中間を介して生きる
   ②地域連携
   ③個人と組織の中間
   ④地域インフラ

  まとめる
   ①地域のナレッジ
   ②コラボでまとめる
   ③知識と意識
   ④合意形成

  知の世界
   ①意思決定
   ②活動拠点
   ③知の共有
   ④社会の位相化

 システム設計

  パートナー
   ①全体を見る
   ②先を考える
   ③持続可能性を保証
   ④私の夢を託す

  要望
   ①夢を聴く力
   ②夢をカタチにする
   ③簡単に使えるもの
   ④寄り添う

  システム構成
   ①使える仕組み
   ②チームを支援
   ③情報処理
   ④将来のあり方

  システム設計
   ①システム要素
   ②情報共有でつなぐ
   ③空間配置の設計
   ④ツールで武装化

 新しい循環

  新しい循環
   ①哲学を変える
   ②日本を変わる
   ③社会を変える
   ④持続可能性を追求

  教育を変える
   ①学ぶ意味を帰結
   ②教育を変える
   ③存在の力で行動
   ④知のカプセル

  高度サービス
   ① 企業のあり方を正す
   ②多様な仕事観
   ③高度サービス
   ④企業が変わる

  生活者
   ①生活者での行動
   ②市民を変える
   ③生活視点の循環
   ④家庭のあり方

 環境社会

  グローバル化
   ①格差の拡大
   ②インフラのタダ乗り
   ③多様化でのメリット
   ④分化と統合

  地域インフラ
   ①行政との協働
   ②地域インフラ
   ③カバーリング
   ④地域の安定化

  環境社会
   ①平等の歴史意識
   ②超国家への対応
   ③クライシスが前提
   ④社会の進化

  シェア社会
   ①クルマを活かす
   ②市民の地域インフラ
   ③地域から循環
   ④公共交通の再構成
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OCR化した9冊

『Yahoo! JAPAN全仕事』

 日本一“とんがった”研究所ヘ サイエンス領域の最先端を走り続ける 田島玲 データ&サイエンスソリューション統括本部 Yahoo! JAPAN研究所

 膨大なマルチビッグデータを活用してユーザ一群を解析する 坪内孝太 データ&サイエンスソリューション統括本部 Yahoo! JAPAN研究所

 『myThings』のプロモーション 便利さを具体的に伝えたい 横田結 スマートデバイス推進本部

 日本中の“声にならない声”を引き出す新サービス「myThings」のエバンジェリスト 山本学 スマートデバイス推進本部

 データ分析・ューザ調査を通してYahoo! JAPANの根幹を支える 阪上恵理 可視化推進本部

 食事の空間から「コミュニケーションの空間」へ Yahoo! JAPANが示す、社員食堂のあるべき姿 石下美保 コーポレート統括本部 コーポレートコミュニケーション本部

 他ではできない情報発信を、SNSを使ってフォローする 中野晶子 コーポレート統括本部 コーポレートコミュニケーション本部

『キューバ現代史』

 非常時態勢のもとで進んだ平等主義の制度化

  急進的工業化政策の失敗、砂糖重視政策への回帰

  1000万トン計画--中農と零細企業も国有化

 チエ・ゲバラ--なぜボリビアで死ななければならなかったのか

  「第二、第三の、そして多くのベトナムを!」

  ゲバラとキューバ革命

  ボリビア・ゲリラ--「予告された死」

 1980年代--「キューバ社会主義」の転換期

  「人間の多様性」の発見

  なぜ、生活が向上しないのか

  人種差別や性差別は本当になくなったのか

  「フィデル・カストロと宗教」--宗教の「革命性」評価

 平等主義社会の解体

  国民はどれだけおなかをすかせていたか--平均1780カロリー摂取の不思議

  経済自由化が生み出す「貧困・所得格差・不正の横行」

『地方自治と図書館』

 第七章 まちづくりを支える図書館

  図書館の「集客力」と「認知度」

  中心市街地を活性化した図書館

  まちづくりへの図書館の効果

  まちづくりを支える図書館の特徴

 「地方創生」の視点から見た図書館と司書

  「地方創生」とその課題

  司書の雇用を棄損する図書館の指定管理

  「地域の知の拠点」と認定司書への期待

『図書館の基本を求めて』

 武雄市図書館再訪、一年半を経た図書館の実状

 繰り返される図書館批判と貸出数の減少

『トランプ政権と日本』

 何が「トランプ大統領」を生み出したのか

 政治を見放す若者たち

 特権階級やマネーゲームに対する嫌悪

 大統領選挙を笑い飛ばす

 アメリカンドリームを信じない

 「大統領選は棄権します」

 選挙による民主主義も信用しない

 「次期大統領候補」を育てる

 サンダース現象に熱狂した若者たち

 サンダースとトランプの共通点

 ロバート・ライシュの分析

 中間層の復活がカギ

『最強の世界史』

 ギリシャ神話と地中海世界の誕生

 軍事大国アッシリアがシリアの語源

 アレクサンドロス大王とヘレニズム

 人類が最も幸福だったローマ帝国の全盛時代

 セオドア・ルーズベルトの棍棒外交

 社会主義とキリスト教民主主義の発展

 スターリンに踊らされたルーズベルト

 ナチスの狂気を世界はいつ気づくべきだったか?

 スターリンに臨されたルーズベルト

 イスラム教条主義とシオニズムに振り回される欧米

 欧州統合の成功と頓挫

 後進国のままの中国が主導する世界は闇だ

『三木清教養論集』

 哲学と知性

『公民連携白書 2016~2017』

 国連「持続可能な開発目標」に見るコンパクト化の役割と欧州に見るヒント

 持続可能な開発目標とは

 持続可能な開発目標とコンパクトシティ

 先進国の役割

 持続可能な開発目標における企業の役割

 日本には何ができるのか

『アレント入門』

 インタビュー「何が残った? 母語が残った」とアレント

  ガウス・インタビューとアレント

  国民のヒトラー幻想--『全体主義の起原』を読む

  世界の破壊と孤立--『人間の条件』を読む

  悪の凡庸さ--『イェルサレムのアイヒマン』を読む

  悪をなすことを防ぐ原理--『道徳哲学のいくつかの問題』を読む

 国民国家と少数民族の存在―歴史的な側面から

  国民国家の問題点

  ナショナリズムの二つの類型

  種族的なナショナリズムの特徴

  人種差別の理論

  ユダヤ人差別とその帰結

  反ユダヤ主義にたいするドイツ市民の反応

 孤独の問題--心理学的な側面から

  大衆とは

  民主主義の幻想の破壊

  孤独と隔絶と孤立

  テロルとイデオロギー

 社会の誕生

  社会の登場

  「社会」の特徴

  経済学の登場

  親密さの誕生

  フランス革命の破綻

  現代における三つの領域

 西洋哲学の伝統と社会

  アレントのマルクス批判の意味

  「労働が人間を創った」--第一のテーゼ

  「暴力は歴史の助産婦である」--第二のテーゼ

  「重要なのは世界を変革することである」--第三のテーゼ

  西洋哲学の批判
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アレント 社会の原則

『アレント入門』中村元より 社会の誕生 社会の登場 「社会」の特徴

現代における三つの領域

 このょうに現代では社会の領域が拡大し、私的な領域と公的な領域のどちらも侵食するようになる。「家族という単位がそれぞれの社会集団へ吸収されていった」ことによって私的な領域の力が弱まっただけではなく、「現代世界で平等が勝利したというのは、社会が公的領域を征服し、その結果、区別と差異が個人の私的な問題になったという事実を政治的、法的に承認したということである」とも言えるのである。

 このような社会の領域の拡大は、大衆社会の到来とともに、わたしたちが生きる現実となったのである。わたしたちは社会のうちで生きながら、それでも労働によって私的な空間としての家庭を守り、公的な領域での活動によって、公的な問題に取り組むように務めざるをえない。アレントは現代における政治の領域と社会の領域の違いを、平等と差別という観点から規定している。

 その国家に含まれるすべての人を対象とする公的な問題について、現代の社会は法の前での平等を原則とする。その人の財産の多さや役職などの違いにもかかわらず、すべての国民は法の前では平等に扱われる。法律に違反した場合には、どんな地位の人でも原則として平等に扱われるのであり、高い地位にある公務員でも、万引きをした場合には罰せられるのである。「政治体において平等はもっとも重要な原則である」のである。

 ただし現代の生活では、こうした政治的な領域はそれほど重要な地位を占めなくなっている。わたしたちの生活の大部分は、差別を原則とする社会的な領域で過ごされるからである。「近代の訪れとともに、ほとんどの人は社会のうちで生涯の大部分を過ごすようになった。わたしたちを壁で囲んで守ってくれる自宅から足を踏みだして公的な領域のしきいをまたいだ瞬間から、わたしたちが入るのは平等を原則とする政治的な領域ではなく、[差別を原則とする]社会という領域なのである」。

社会の原則

 アレントはすでに社会が画一主義を特徴としていることを指摘していた。その社会が、差別を原則とするというのは、すでに確認してきたように、社会のうちで生きる人々の違いは、他者との差異のうちで生みだされるからである。アレントは、高校教育における人種差別の問題について考察した「リトル・ロックについて考える」という論文で、この社会的な領域と政治的な領域の違いについて考察しながら、「人々の違いを作るものはさまざまであり、たとえば専門分野での知識、職業的な資格、社会的な特性、知的な特性などで違いが生まれる」と指摘している。

 社会の領域では人々はこれらの特性の違いに基づいて、それぞれに閉じた集団を形成する。テニスが好きな人々はテニスクラブに入り、会計士は会計士だけの閉じた集団を形成するだろう。こうした集団にはその資格のない人々は入ることが拒まれるだろう。しかしそのために人間の平等の原則が犯されたと考える人はいないだろう。テニスができず、ゴルフが好きな人は、ゴルフのクラブを作って仲間と楽しめばよいのであり、テニスクラブや公認会計士の集まりから排除されたとしても、文句をつける筋合いはないのである。社会的な領域では差別と排他性が、重要な意味をもつ。「社会で重要なのは個人的に優れた特性ではなく、人々が所属する集団の差異である。ある集団に帰属するということは、同じ領域のほかの集団を差別することで、その集団の一員として識別されねばならないということである」。

 ただし公共的な場においてはこうした差別は許されるべきではない。アメリカ合衆国における公民権運動の進展とともに、誰もが食事できるレストランに白人だけしか入ることができない場合には、人種差別とみなされたし、バスで座る席を白人専用のものとした場合にも、人種差別とみなされた。しかしそうした公共的な場ではない社会的な場では事情が異なる。アレントは、「休暇を過ごす間はユダヤ人を目にしたくない人々を顧客とするリゾート施設があったとしても、それに反対する理由はない」と指摘している。

 ただし人種差別にかかわる問題は、それが社会的な領域の事柄ではあっても、アメリカ合衆国のように白人と黒人の差別が画然として存在する国では、ただちに政治的な問題になる傾向があった。現代では、女性差別の問題のように、社会の領域の事柄ではありながらも、政治的な問題として議論されることが多い家庭内の暴力のような問題も、私的な領域の事柄として放置されることはなく、法的な介入の対象となるのである。それでも私的な領域、社会的な領域、公的な領域についてのアレントの考え方は、わたしたちがこうした問題を考える際に、重要なヒントとして役立つものである。

 なおすでに指摘したょうに、『人間の条件』では社会という概念は公共的な領域との対比で、主として否定的な文脈において語られた。社会は画一化を強いるものとみなされていた。しかしこの論文では、社会は仕事仲間と働き、仕事の後では閉じた空間を作りだし、そして他者のまなざしを遮断して、友好的な関係を作りだす社交的な場が可能となる領域とみなされている。「わたしたちは生計を立てるため、または職業につきたいと願うため、あるいは他人とともにあることの喜びに誘われるために、この領域に入らざるをえないのである」。

 大衆社会というものが、画一主義が優勢となる領域であるだけに、こうした傾向に対抗するためにも、社会の重要な特徴である親密性の圏域を作りだし、そこにおいて仲間どうしの間で培う友愛と喜びの場を形成しようとするのである。
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アレント 孤独と隔絶と孤立

『アレント入門』中村元より 孤独の問題--心理学的な側面から 大衆とは ⇒ 私の出発点は「孤独と孤立」です。アレントは厳密ですね。

民主主義の幻想の破壊

 このょうに大衆を政治的に動員することに成功することで、全体主義運動はそれまでの民主主義的な政治体制を支えていた二つの「幻想」を破壊することになった。第一の幻想は、「一国の住民は同時に公的な問題に積極的な関心をもつ市民である」という幻想である。民主主義では市民はなんらかの政党や組織に参加して公的な事柄にかかわるものと想定している。第二の幻想はもしも住民がこうした公的な関心に動かされてなんらかの組織に参加しないのであれば、そして「政治的に中立で無関心であるならば、政治的な重要性名石だない」という幻想である。

 近代の民主主義の政治的な原理は、政治に参加する市民について、このょうな積極的および消極的な役割を想定していた。しかし全体主義に流れ込んだ大衆運動は、こうした想定の根底にある「幻想」を打破することになった。それは議会制民主主義という近代の西洋の代表的な政治原理を、その根底から否定するものだった。全体主義運動が猛威を振るったのも、この大衆を政治的に組織することに成功したためである。こうした大衆の政治的な組織を目標とするポピュリズムは、議会制民主主義の根幹を揺るがすものとなるのである。

 大衆の概念には社会学的には「孤独な群衆」(リースマン)や「大衆人」(オルテガ)などのさまざまなものがあるが、アレントはこのように「根無し草」としての大衆は、これまでの近代的な社会学の理論ではうまく捉えきれない人間集団であることに、政治学的な観点から注目した。それと同時に、その「根無し草」として特徴づけられた人間に特有の存在様式として、公共的な活動から切り離され、他者とともに活動することを知らず、活動することのできない人間の孤立した状態に注目する。人間が他者と公的な領域で活動することができないために、全体主義運動のような回路を通じて、その力が吸い上げられるのである。

孤独と隔絶と孤立

 アレントは、大衆が他の人々と公的な空間において連帯することができず、孤立した状態に追いやられたことが、全体主義的な支配を可能にする条件であったと考えるのである。民主主義は、すべての国民が政治に参加する可能性を提供するものであったが、人々が孤立に追いやられるときには、政治という活動そのものの力が信じられなくなる。この大衆の心理的な状態を特徴づける「孤立」とはどのような心のあり方なのだろうか。

 アレントは人間が他者との結びつきをみずから断つか、あるいは人々によって断たれて、単独な「一人」になる状態を、孤独、孤絶、孤立という三つの概念で区別している。個人がアトム化された現代の大衆社会では、誰もが単独な一者となる傾向があるが、アレントはこうした単独状態のうちでも、孤独(ソリチュード)であるということは、他者との関係を断って、自己と向きあうことと定義している。「孤独の中では実はわたしは決して一人ではない。わたしはわたし自身とともにある」のである。

 わたしたちは他者とともにあるときには、他者の中の一人として存在しており、自分自身と向きあうことはない。他者と別れて孤独になったときに、初めてわたしたちは自己と向きあうようになる。この孤独のうちでわたしたちは、自分のうちにいる「もう一人のわたし」と向きあう。そしてわたしはこの「もう一人のわたし」とは、それがまるで他者であるかのように語りあう。

 たとえばわたしが夜になって、その日のうちに他者に語った言葉や他者にたいして行った行為が適切なものだったかどうかを自問するとしよう。そのときわたしが自問する相手は、語り、行為したわたしそのものではなく、そのわたしの言葉や行為を眺めていて、批判する「もう一人のわたし」である。わたしたちは他者と別れて丁Λになって思考し、反省するときに、孤独のうちでこの「もう一人のわたし」と対話し始めるのである。

 この対話の重要な特徴は、わたしはもはや自分の目から自分をごまかすことはできないということにある。わたしが孤独の対話のうちで向きあう「もう一人のわたし」は、そのようなごまかしを決して許すことはないのである。

 ここにはある種の孤独の弁証法のようなものが存在している。他者に向かふて何かを語り、何かを行為するとき、わたしは自分自身に向きあうことがない。そうした行為のうちでわたしは、無心に他者に話しかけ、他者と交流している。これが最初の状態である。次にわたしが他者と分かれて孤独になって、自分の言葉や行為を振り返り、反省するときに、そこに自己への批判的で否定的なまなざしが生まれる。自分がその日になした無心な行為が、ほんとうに適切なものだったか、「もう一人のわたし」が厳しく吟味し始める状態にはいる。わたしは孤独において分裂するのである。

 ただしこの分裂した状態の対話には、それを決定する審級がない。「わたし」と「もう▽人のわたし」は、どちらも「わたし」であるために、結論を下すことはできないことがある。この対話は無限につづく可能性がある。そこに孤独の分裂性と多義性が生じる。

 この分裂し、みずからのうちに複数のわたしを意識するわたしを、その孤独な分裂性と多義性から救いだしてくれるのは、他者との交流をふたたび始めることだけである。この新たな他者との交流においては、わたしは最初の無心の状態ではなく、「もう一人のわたし」との対話を経験し、自己の分裂を認識したわたしとなっている。この他者との交流によって、わたしは「もう一人のわたし」との対話に、ある決着をつけることができる。

 このように、わたしが他者に語った言葉や行為が正しかったかどうかを判断することができるのは、他者に問いかけ、他者と話しあうことによってだけである。他者と向きあったわたしは、もはや多義的な自己ではなくなっている。他者だけがわたしを一義的な自己とすることができるのである。「まさにこの一者として、交換不能な存在として、一時的な存在としてわたしを認め、わたしに話しかけ、それを考慮してくれることで、わたしのアイデンティティを確認してくれる他の人々との出会いによって、わたしは孤独の分裂性と多義性から救いだされる」のである。

 これに対して孤絶(アイソレーシ。ン)という状態は、たとえば何か文章を執筆しているような状態である。文章を書きながら、仕事をしているときには、わたしは自己と対話することも、他者と対話することもできない。「何かを学んだり、一冊の書物を読んだりするためにも、ある程度の孤絶の状態が必要です。他の人の存在から守られていることが必要になるのです」。これはわたしたちが何かに専念するときに、自分も他者も忘却している状態であり、何かを作りだすための条件となるという積極的な意味をもつことが多い単独の状態である。

 最後の孤立(ロンリーネス)というのは、他者とのつながりを欲しているのに、それがえられず、他者から「見捨てられた状態」にあることである。他者との連帯の絆が、何らかの理由で断たれているのがこの状態である。この状態が生まれるのは、「どのような理由であれ、個人的な理由から∵Λの人間がこの世界から追いだされたとき、あるいはどのような理由であれ、歴史的あるいは政治的な理由から、人間がともに住んでいるこの世界が分裂し、たがいに結ばれあった人々が急に自分自身に追い返されたとき」である。そのとき、人は自己との対話も、他者との対話もすることができず、一人であることを強いられる。これはつらい状態である。たとえ多数の他者に囲まれていても、砂漠のうちで生きているような孤立感に襲われるのである。「群衆のうちで孤立していることは、孤独であることよりも辛いのはそのためです」とアレントが語るとおりである。
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アレント 世界の破壊と孤立--『人間の条件』を読む

『アレント入門』中村元より インタビュー「何が残った? 母語が残った」とアレント ガウス・インタビューとアレント

次の重要な問いは、アレントの哲学における重要な問題構成である世界と公共性にかかわるものである。全体主義は、この世界と公共性を侵害し、そのうちに生きる人間を孤立させ、他者と隔絶させることによって、人々の共有する世界を破壊する。そして人々が他者とともに生きる場を破壊することによって、その支配を実現するのである。共通の世界が崩壊したとき、人は「孤立」した状態になる。この状態では、人々は単独の個であることを強いられ、他者との結びつきが失われるのである。

アレントは孤立のうちで失われるこの「世界」について次のように説明している。世界とは「事柄が公的になる空間として、人間が生きる空間、それにふさわしく見えなければならない空間」のことである。この世界はほんらいであれば、どこにでも成立しているべき空間である。「人数の多少にかかわらず、人々が一緒にいるところではいつでも、公的な関心が形成される」からである。

しかしこの空間から追いだされるとき、人間は孤立する。そして全体主義がもたらしたのは、人々に共通なこの「世界」が破壊されるという事態だった。『全体主義の起原』の最後で、アレントはこう指摘している。「現代人をあのように簡単に全体主義運動に奔らせ、仝体主義支配にいわば馴れさせてしまうものは、いたるところで、増大している孤立なのだ。そのありさまをみると、あたかも人間をたがいに結びつけているものが危機のなかで砕け去り、あげくのはてにすべての人間がすべてのものから見捨てられ、もはや何ものも信じられなくなったかのようである」。

この人々の公共的な空間の意味と、世界における孤立の問題を考察したのが、『人間の条件』という書物である。『全体主義の起原』をうけついで書かれたこの書物を貫くのは、全体主義を支え、人々を全体主義に支配させたこの「孤立」がどのょうにして発生したかという問いである。

もしも人間が失われた「世界」を取り戻すことができるならば、人々がまた全体主義に支配されるようになることを防げるかもしれない。しかし人間が世界を喪失して孤立しつづけているかぎり、ファシスムとスターリニズムはつねに再発しつづけるだろう。この書物『人間の条件』は、全体主義の再来を防ぐという『全体主義の起原』と同じようなモチーフに貫かれて書かれているのである。

そしてガウス・インタビューではこの孤立の問題が、政治哲学的に、全体主義についての考察を超えた、さらに広い視野から語られている。それは全体主義の社会に限らず、現代社会においては人間の孤立がきわめて顕著なものとなっているからである。資本主義以前の伝統的な社会においては、人々は共同体のうちで堅固な結びつきをそなえて生活していた。しかし現代社会では、人間の生活のうちで、労働と消費が占める位置がきわめて大きくなっている。そしてこの労働と消費という営みのうちで人間は孤立してしまい、世界は失われてしまうとアレントは考える。

 たんなる「労働」と「消費」がきわめて重要な意味をもっているのは、そこにおいてふたたび世界喪失という現象が浮き彫りになるからです。世界がどう見えるかということがもはや関心をもたれなくなるのです。……「労働」と「消費」においては、人間は本当に自分自身に投げ返されてしまいます。

この自分自身に投げ返されてしまった状態こそが「孤立」の状態である。「〈労働〉の状態において、ある独特の孤立した状態が生まれるのです」とアレントはつづけている。この労働と消費における孤立が、どうして世界の喪失と結びつくのだろうか。この問題は『人間の条件』で詳細に分析されるので、このテーマについては、第二章で『人間の条件』を考察しながら検討してみよう。そしてそれが道徳規範の崩壊とどのような関係にあるかを確かめてみよう。この書物において、全体主義の支配のもとで生まれた「孤立」という状態と、現代の社会の一般的なありかたとの結びつきが明らかにされるのである。

アレントはしばしば、世界と公共の空間について語るときに、古代ギリシアのポリスを実例として取りあげている。そのためアレントが古代のギリシアにみられたような公共的な空間を再現することを願っていると考えられることが多い。しかしアレントは古代のギリシアに愛着をもっていたわけではない。古代ギリシアの政治については時に嫌悪感を表明することもあったのである。アレントにとって重要なのは、現代において公的な領域を作りだすこと、そして人々がそこで行動する可能性を作りだすことだった。

そのことをアレントはこのインタビューで、「公的な領域での冒険」という言葉で表現している。この「冒険」とは、「一つの人格をもった存在として、公的な領域の光に自分の姿をさらすこと」を意味する。人々のまなざしのもとに登場して行動することこそが、この冒険なのである。

その冒険の内容としては、次の二つのことが挙げられている。第一の冒険は、「話すこと」を含めて、公的な場で発言し、みずからの思考を明らかにすることである。思考することそのものは公的な活動ではない。しかし一つの人格として公的な場で発言することは、自分が誰であるかを他の人々の目の前で暴露し、それによって人々から称賛され、あるいは批判されるというリスクを引き受けることを意味する。そのリスクのためにこうした営みは、つねに「冒険」という性格を帯びるのである。

第二の冒険は、人々の間に人間関係の網の目としてのネットワークを作りだし、そこで行為することである。「第二の冒険は、わたしたちが何かを始めるということです。関係性のネットワークのなかに、わたしたちが自分自身の糸を紡いでいくということです」とアレントは語っている。そしてこのような公的な活動をするためには、人々が完全に孤立してしまうことなく、信頼しあう関係が必要である。このような行動は、「人間を信頼することにおいてのみ可能である」からである。「根本的な意味であらゆる人間が人間的なものにたいして信頼を抱くことが重要なのです。そうでなければ冒険は不可能です」。人間関係の網の目の作りだす信頼感が冒険を可能にし、冒険がこうした網の目をさらに強固なものとして紡いでゆくのである。
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シェアリングエコノミーからクルマの未来をつくる

コミュニティは甘えさせてくれる

 すぅちゃんが休業したら、ベビメタは終わりです。乃木坂ではひめたんは休業しても存続します。コミュニティで補完します。ある意味では甘えられます。

 個人が分化していくことでコミュニティがどうなるかを生ちゃんも含めて考えていきましょう。

シェアリングエコノミーからクルマの未来をつくる

 シェアリングエコノミーを地域で支える、シェア社会からクルマの未来を作り出す。クルマの台数を1/10にできる。地域コミュニティの信頼感をベースにする。

 中間の存在としてコミュニティが機能する。個人対国とか個人対個人はきつすぎる。

ひめたんのブログ「ご報告」

 「私、中元日芽香は 次の17thシングル期間中 活動をお休みさせて頂くことになりました。」

 20時半からひめたんのブログに関わっていた。コミュニティとしては、いい解決方法でしょう。先が見えなくなっているところは助けられない限り、休息はいいでしょう。休めるのは体ではなく、精神面ですね。12月からだと、長期化していますね。

生ちゃんの「アンタ、輝いているよ」

 生ちゃんたちとの二十歳の集いでの会話が大きなヒントになります。生ちゃんに頼らないといけない。生ちゃんも恩返しする時だけど、慰めることでないことはわかっている。生ちゃんのミュージカルへの思いが通じるまで待ちましょう。

未唯へ

 今日のラテはやたらと苦い。

未唯空間と未唯宇宙の違い

 未唯空間と未唯宇宙との違いがわかってきた。そこから未唯宇宙を定義しましょう。未唯宇宙は配置の概念を反映して、非正規化になります。

 空間から宇宙へのメッセージ

スケジュールを使いましょう

 やはり、スケジュールは使えないとダメですね。折角、モスレキンのデイリーバージョンをハンズまで行って買ったのに。

 2/1からにしようか。そうやって決めるのも何か違っている。

先への希望

 先への希望がひめたんのテーマであり、私のテーマです。私の場合は全てを知って、先を考えるだけど。

 多分、重要なのは、内側の世界と外側の世界を分けることです。そこがハッキリしていない。配置である限り、それを発揮させてもらいましょう。

トランプと民主主義

 トランプは選挙では民主主義が達成できないことを証明した。投票行動の結果に縛られることはない。あんな不合理なものに!

配置は絵が使える

 配置を考えれば、絵ができる。内なる世界と外なる世界、そして近傍。それぞれの項目を配置で考える。

 教育も学校、生涯学習、図書館、町の活性化という動きも言葉で言うので亡く、それを絵にして近傍として成り立たせる。

寝るスタイル

 寝るスタイルを変えましょう。単純に寝るだけではダメです。私を超えないとダメです。何しろ、可能性頭は空っぽなんだから。

OCR化した本の感想

 『図書館の基本を求めて』

  「武雄市図書館再訪、一年半を経た図書館の実状」をネットに挙げたら、ヒステリックにカウントが上がった。気持ちが悪くなって、削除したのに、まだ、上がっている。

  本と図書館の役割に対してのレベルが低いみたいです。気をつけよう。どんな時化か担っているのか。他所の世界だからどうでもいいけど。

 『トランプ政権と日本』

  「何が「トランプ大統領」を生み出したのか」という観点の一つに「政治を見放す若者たち」とあった。サンデルが対抗馬になるのが妥当だったみたい。

  もう一つは「選挙による民主主義も信用しない」です。これは痛感した。最終的には、数字だから、いくらでも操作できる世界です。民主主義での選挙は個人と国とが向かい合って、お互いを知ることなのに。

  約束事に縛られている。本質が敵対する。そこで浮かんだのが、ニュールンベルグの指輪の「ラインの黄金」に出てくる「とるねこの杖」。

 『最強の世界史』

  フィリピンが米国に占領されていなかったら、太平洋戦争は起きたのかということを以前、考えた。ヨーロッパに遅れた帝国主義国としての米国の姿。「セオドア・ルーズベルトの棍棒外交」で少しは納得がいった。

  ハワイ併合を真似て、朝鮮併合が起こり、中国が欲しい米国と日本の戦いになった。まあ、似たようなモンなのに、なぜ、日本が悪者なのかはよくわからない。多分、米国のずるさなんでしょうね。
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