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ノーツセミナーからの得たこと

未唯へ。ポータルの方向を判断するために、ノーツのセミナーに来ています。なかなか面白いですよ。今まで、この分野で先行していた、ノーツが方向が決められずにいることが分かりました。つまり、ノーツだけでは方向が決められる時代でなくなってきたことを彼ら自身もわかってきつつある感じです。

その意味では、わが社の基幹系の人間にも同様なことを分かって欲しいものです。自分たちのシナリオだけで、何でも開発すればいいというのは、いかにはた迷惑な考えであることに気づいてももらいたいものです。

のセミナーではあるが、私の関心はポータルとグーグルとかブラックベリーなどとの関係です。ノーツ8の改善のポイントは「見た目を良くする」ことです。機能アップよりも、ユーザが使った時の見た目です。その点では、ケータイと同じレベルに来ています。

最初に、気がかりな点は、彼らの目標が「知恵を生かす」人たちへ道具つくりということからはじまっていることです。「知恵を殺す」人たちの「知恵を生かす」人への反撃が始まっていることをまるで理解していません。道具さえ渡せば、皆が知恵を出せると思っています。製造業でそんな会社は1割もない。道具以前をシナリオにしてもらいたい。

次に、グーグルなどと組み合わせしていかないと、生きる道がないことをに痛感しました。そうでないと多様なニーズに対応できない。「カタチに思いをのせていく」という、ユーザ発想にしていくしかない。そのために、私もグーグルからの提案には積極的に参画します。今の開発の考え方はつくづく、「作る人」たちだけのものですね。「使う人」が組み合わせるには、何から始めていけばいいかを考えていました。プログラムを作ることよりも、分かりやすく、知恵を生かせるマニュアルを作ることの方が重要になってきます。

最後に、パソコンは結局はお金を持っている企業の効率化の道具であるので、市民活性化とかマーケティングのためにはブラックベリーのようなケータイが必須であることを感じました。常に市民が持ち歩くものにメッセージを送り、一緒に行動していくと言う考え方は間違っていません。このインフラを企業からのアクセスで行うという発想が必要になってきています。

今回の成果としては、私のやり方は間違っていない! カタチに思いをかけるためにマニュアル作りから始めます。
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8月以降、どうしていこうか

未唯へ。今日は品川泊まりです。明日のセミナーの開始時間に間に合わないので、前泊で5時くらいに名古屋を出て、品川のホテルです。今日は「土用の丑の日」なので、うなぎ弁当を品川駅ビルの地下食品売場で買い込み、ホテルで食べました。

おかげで、8時くらいから、考える時間が持てました。テーマは「8月以降、どうしていこうか」です。といっても、そんな深刻なものでなく、ICレコーダからのテキスト化が6月27日以降していないので、270項目溜まっています。今後、ICレコーダの扱いをどうしようかというものです。

ICレコーダは、1997年から使っています。だから、今年で10年です。97年以降、5年間は一番進化が激しい時で、毎年、買い換えていたが、その後は進化が止まったので、現在は7台目です。どこへでも持って行き、録音していました。2000年のロサンゼルス図書館では歩きながら、感想を録音していたら、警備員に呼び止められ、「それは何だ!」と言われたので、「It's a SONY!」と応えたら、「I see, I see」で済みました。ロバニエミのDr.ヘリの言葉も全ての録音して、その後にレポートを作り出しました。

歩きながらの録音し、それをひたすら雑記帳に記述してきました。その作業が、ここ1ヶ月、気分が乗らない状態で、テキスト化できません。この際に、ICレコーダーの位置づけの見直します。

気分が乗らない要因はブログでの日記作成にかなりの時間を占めるようになっていて、録音を聞きながら、テキスト化する有難みが減っているということです。

つまり、何でも書いてきた「雑記帳」が結果であったけど、ブログへの記述とか「未唯への手紙」が今の結果になってきたと言うことみたいです。自分の中のターゲットが変わってきたと言うことです。

もう一つは、OCRソフトの進化で本のテキスト化がかなり楽になっていて、人の意見の吸収に重点が移ってきています。

だから、この際、ICレコーダに固執しないで、雑記帳のレベルアップを図り、ブログにまとめると同時に「未唯への展開」を主体にしていきます。これを「雑記帳+(プラス)」と呼びます。

エアコンの効いたホテルの一室でそんなことを考えていたら、何となくやる気が出てきたので、夏季連休を取って、そこでICレコーダの項目を集中的に入力します。
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暑いので、渡り歩いて読書

未唯へ。今日は本当に暑いです。お仕事、ご苦労さん。

だから、外で本を読めるところを渡り歩きました。最初は駅前のスタバでグランデ・ドリップを飲みながら1時間、「老人保健施設」の母親の横で1時間、サイゼリアでフリードリンクで1時間半読んでいました。その後に、投票です。

スタバは以前から、本を読んだり、考えたりしていましたが、日曜日はかなり混みます。さらに今日は『おいでん』花火大会があるので、浴衣姿のアベックを見かけます。それと南米系のファミリーです。『チェ・ゲバラ わが生涯』は南米を旅した23歳の青年の姿を描いています。彼の旅行記、手紙、インタビュー、報道記事、そして写真で彼の感受性を表現しています。

その中で、1956年2月15日(私と同じ誕生日)に彼の長女、イルダ・ベアトリス・ゲバラが生まれた時の手紙で「イルダは毛沢東にそっくりなんだ。すでに頭の真ん中にはげがあるし、優しい目と二重あごが突き出ているところなんかは、毛沢東にそっくりだ」が書かれていた。毛沢東が光り輝いていた時代なんですね。

「老人保健施設」へは、土日の13時過ぎに行くようにしています。他の時間帯だと昼食とかおやつの時間とかに当たり、なかなか落ち着かないので、この時間帯にしています。行っても、隣で本を読んでいるだけです。トイレに行きたいと言う時に、トイレに車いすを押していくぐらいしかしていません。そうしていると、大体寝始めます。

ここでは『ホワイトハウスから徒歩5分』を半分ぐらい読みました。2002年4月から2005年5月までワシントン支局長の日記です。9・11以降のアメリカがイヤな感じになっていくの中でイラク攻撃がはじまり、泥沼にはまっていく時代が書かれています。

サイゼリアでは『武装せる予言者・トロッキー 1879-1921』(1964年発行)きを読んでいました。『日本男児』914.6アカの中で、「ドイッチャーのトロッキー伝三部作は、まるで吉川英治の『宮本武蔵』みたいに面白かった。」ということで、インターネットで図書館に依頼して閉架図書から出しておいてもらいました。

感じたのは、トロッキー、チェ・ゲバラ、マスードに共通するのが読書です。皆、本を読んでいる写真が残っている。その中で、著作が一番残っているのがトロッキーです。それがスターリンとは正反対です。
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奥さんのパソコンを買ってきました

未唯へ。おかあさんはパソコンでゲームしかしていないけど、IBMマシンがへたってきたので、「新しいのを買ってきて」というので、エイデンで買ってきました。

お金は持っていそうですね。私のときは、半年ぐらいかかって、10万円を確保して、8万円のパソコンを買ったのと大違いです。私はこのマウスコンピュータ(こんなメーカーは売り場で初めて見た)に、苦労してパワーポイントを入れ込んで、快調に使っています。

去年までは、会社の軽量パソコンを職場と家と出張先で使っていたが、新しい職場になると同時に持ち出しが面倒になったので、欲しいと訴えること、半年でどうにか、お金がもらえました。それが10万円だったので、マウスコンピュータを選びました。OSはXPで、メモリーだけを1Gにして、余分なものは一切入っていないので、本当に快調です。

それに比べて、奥さんからの依頼は、何でもいいということでした。価格も適当でいいということでした。何をするかと言うと相変わらずゲームだということです。それと月に数回のメールです。よく考えると、CATVのインターネット料金も奥さんとか未唯のメールアカウント料金も私のおこづかいから出ています。忘れていました。

一緒に、見に行くかと聞いたら、見ても一緒だから、「適当でいい」ということです。まあ、クルマを買う時でも似たようなものだから、「適当」でいいんでしょう。そういうことで、富士通のVISTAで1Gのメモリとオフィスの2007搭載で128000円のマシンにしました。4年間保証で5%アップで契約し、エイデンカードで一括払いです。奥さんは価格についても、性能についても何の反応もなかった。

その後に、CATVの回線でインターネット設定とメール設定を行って、食卓に設置しました。これが一番大変でした。今のIBMをとりあえず、テーブルの反対側にどけて、奥さんの場所の前に設置しました。「ここに本当に置けるの!」という隙間に置きました。我が家の様子は「のだめ」以上です。きれい好きな人からは、「病気になります」と言われたけど、家族みんな元気です。その代りに、鉄板を出す時にはかなり苦労しそうです。

折角だから、エクセル・ワードの最新版が入ったので使うように,未唯から言ってください。それとも、デジタル写真をPICASA2で使うようなことも考えてください。
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さまざまな関心と読書感想

未唯へ。今、本は図書館の新刊書から全て選んでいます。月に3冊ぐらいは予約を入れますが、それ以外は新刊書コーナーから選んでいます。だから、関心ごとは絞り込むのではなく、そこに偶々、本があるという「偶然」を基にして、関心ごとに結び付けています。

関心ごとは、全て「未唯への手紙」にまとめているので、いずれかには引っかかるようになっています。その一例を今日、テキスト化した本から示します。

気になる本の部分はテキスト化しているが、インターネットへの情報との連携したものが増えています。ブログで表したを「本」のカタチにしています。ブログを続ける人は元々、何かを発信したいのだから、本を書くように薦められたら、簡単にOKを出すでしょうね。ネタも、一部の読書に受けるという、ある程度の保証があるから、ハードルはかなり低いです。

今回選んだのは以下の3点です。本当に今日テキスト化した本です。①『数学ガール』410.4ユウ、②『どうすれば役所は変われるのか』 318モト、③『御社のホームページを上位表示させる技術』 675スズです。

①では、世の中には数字が大好きな人がいます。一日中、数字をいじっています。それを高校生の男性に設定して、そこに、女子高生のお姉さんキャラと妹キャラで、解析学の楽しさを書いています。中身は本物です。著者のサイトがあります。

②は市役所から見た、組織の論理です。環境学習施設の4年間の活動の中でも、課長のキャラで右往左往しました。最初のNARさんは「市民に任せる」方針、その次のNAKさんは体育会系で「市民などは邪魔」という人。3人目は「適当にあしらって、自分の手柄にする」という人。2人目に対して、これがあれば、皆のやる気を落とさなくてすんだのに。

③は、マーケティングの展示会以降、週に3回ぐらいメールが来ている、人が書いたものです。グーグルの検索ロジックを分析して、ランキングをあげるノウハウを持っているから、買ってくださいというものです。

それぞれ本は「未唯への手紙」のジャンルには全てはまります。①の本は「2.数学の[理数系の発想]」の高校生への拡大、②の本は「3.社会の[市民活動]」への対策、③の本は「5.仕事の[Googleを凌駕]」のやり方です。日常の情報で「未唯への手紙」をポイントを絞って更新していきます。
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なぜ、こうもいらだっているのか

未唯へ。木曜日は動物病院はお休みなのに、8時過ぎに出掛けていきましたね。奥さんに聞いたら、当番とのこと。当番で動物の世話をすることになっているですね。何となく、夏休みの「うさぎ当番」みたいなものをイメージしました。

今日は年休で、「未唯への手紙」の見直しをしていました。会社に行った時と同じように、8時から見直し作業を行っていました。昼休みは豊田市のオーガニックの店に行き、本を読みながらの食べ放題です。後半はほとんど読書で過ごして、一時間半です。この最近の読書スペースになりつつあります。

帰りにエイデンで奥さんのパソコンの下見をしてきました。奥さんのパソコンに要望は特にないので、10万円ぐらいの某F社かN社のものにしようと思います。何しろ、適当でいいからということです。こだわりがない人の商品選びはむずかしい。

クルマ選びの時の方が若干こだわりがありましたが、販売店にクルマを見に行くことはしていません。最終的には動けばいいということでした。

「未唯への手紙」を見直していて、なぜ、こうも自分がいらだっているのかが少し分かってきました。端的に言うと、本来もっと先を目指したのに、その途中の“つまらないこと”で止まっているからです。そして、その“つまらないもの”を気にしている自分がイヤになっているということです。あまりにも、狭いところに入り込んでしまっている。大きなところが幻想なのか、この小さなところが幻想なのかが分からなくなっている。だから、「未唯への手紙」は狭いところからの。「私はここにいます」という「気球」です

販売店システムは、B(メーカー)-B(販売店本社及び店舗)-C(お客様)を狙ってきました。その先に、お客様と販売店とのコミュニケーションがクルマの売買だけでなく、マーケティングを先導するようなオープンな関係を作り出して、お客様がクルマを通して、日本の社会構造そのものを適正化することを考えたのです。

今は、その序盤の販売店内のB(販売店本社)-B(店舗)での情報共有の部分で、皆が乗ってくるのを待っています。気の遠くなるような距離ですが、販売店の人が気づけば一気に変わることが可能な仕組みで考えています。

そのためにも「未唯への手紙」の見直しを急ぎます。とりあえずは入れ込んだので、次は全体の構成の関係付けを行います。
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活用マニュアルを作りながら

未唯へ。今日はスタバに寄れなかったので、スタバのエスプレッソコーヒーパック210円を買って、持ち帰ったら、「ボク、コーヒーが好きだよ」と言って、あなた達に持って行かれてしまった。

今日は1ヶ月半ぶりに、私の唯一の話し相手のOZUさんからのメールが届きました。「ケーキを食べに行きませんか」。今は甘いものと話し相手に飢えています。本当にありがたいお誘いです。だけど、明日は出張中止になって、頭に来て、家で「未唯への手紙」をまとめることにしているので、先送りになりました。残念です。メール待っています。

明日のテーマは「孤独と孤立」を標榜しているのに、社会とか会社のことにアイデアを出そうとし、実現しようとするのかです。考えると不思議ですよね。「孤独と孤立」からすると、地球とか人間がどうなるかはほかっておいて、自分の中だけで世界を作れば、安寧なのに。

これは、イスラムの思想と行動と似ている。イスラムの教義からすると現世から遠ざかっているのに、今は現世に一番近づいている。それはイスラムには守るものがあり、それを犯すものがあるから、攻撃的になるのでしょう。ヒナを守る親鳥のように。

自分のなかの感情についての分析を行います。これは、かなりつらい作業です。だから、「未唯への手紙の見直し」という繰り返し作業をしながら、考えます。単純な繰り返し作業をしながら考えていくというのは嫌いではありません。東富士で技術者のレポートを半年掛けて分析して、技術者の悩みを知って、設計者がデータに直に触れる仕組みを作り上げました。

今日は、会社ではライブラリの活用マニュアルつくりです。パソコンが携帯用で画面が小さいのと、視力が弱っているのと、連日のDr.マリオで視力と睡眠不足のために、本当に画面が見えません。だから、もっぱらマウスについている拡大鏡を最大限にしてマニュアルを作っていました。本当に疲れます。

本当のテーマは「活用マニュアルを皆が作れるブログとは」です。自分のマニュアルを作りながら、考えていました。途中からそんなことは忘れて、Dr.マリオのように単純作業にはまっていました。実はかなり好きな部類です。こういう作業をしながら、考えると上質なアイデアがでます。これが私の考えるパターンです。

今日も誰とも話をしなかった。笑顔もあいさつもゼロです。
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かくて、組織は崩壊す

未唯へ。会社の組織の分析が佳境に入っています。この巨大組織が崩壊しようとしています。それを目の前に見ることができるのだから、生まれてきた甲斐があったというものです。

他の人から見ると、単なる職場でのゴタゴタに見えるかもしれません。当の中間者もそう思っているでしょう。だけど、私には今まであったものが崩壊しようとしているとしか思えません。

発端はポータルが福岡の販売店でうまく使われていないし、担当者は困っている、ということで、直接にサポートするためにいくことにした。(両端をつなぎたい)

この販売店ではさまざまな試行をお願いしているということで、効率化のために中間者を設定している。彼らはスケジュール管理が主な業務です。それぞれのシステムには責任をもっていません。様々なシステムのうち、基幹系システムの成功が彼らの評価基準です。だから、彼らの関心は基幹系システムに向かいます。

販売店でのインフラをどう一緒になって作っていくかという我々の思いがつながりません。その上、彼らの評価対象のシステムは見えてきません。従って、全体が止まることになった。(両端を切断する)

その状況は読んでいたので、情報共有インフラについては、販売店の担当者も異なるので、先行しようとしたら、「行くことはまかりならない」という中間者からの指示があった。その理由は「邪魔だから」というもの。完全に官僚の体制です。システムを作れるわけでもなく、使うわけでもない中間者が主役になっています。

21世紀の情報化社会とか人間主導型成長モデルとは逆方向です。こういう体質になると、さまざまなものが徐々に止まっていきます。Think Globally, Act Locallyではなく、Think Globally, Act Locallyに向かっています。

だから、完全に観察者になって、崩壊のシナリオを分析していくことにしました。中間者の「成功」は結局は「知恵を殺す」ものであることを見ていきましょう。だけど、彼らが加速している時に向きが変えられるものでしょうか?

と言いながらも、完全に頭に来たので、出張予定日は年休にしました。彼らの顔など見たくもない。10年前に出張中止された時には、その人が定年になるまで、一言も口を利きませんでした。また、「孤立と孤独」を拡大させています。
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社内ブログと「知恵を生かす」ことの関係 

未唯へ。Dr.マリオのやりすぎで寝不足です。明日は早く寝ましょう。

『社内ブログ導入・運用ガイド』336.57キムというドリコムの人間が書いた本を読みながら、社内ブログを販売店システムの中でどう位置付けるかを考えています。

情報共有のためにポータルという機能を作り上げて、提供を始めてはいるが、まだまだ本社から店舗への情報提供が主で、本来のコミュニケーションの部分が見えてこない。その双方向コミュニケーションの部分をブログを使ってできるかどうかの検討です。

1年半ブログを書き続けている経験から、単に「書く」と言っても、そんなにたやすくないことは身にしみています。企業でやる以上は何らかの目に見えるメリットを出さないといけないし、組織の中で生きている人のわがままは生半可ではないことは知っています。

本の中のNEC、野村総研、マルハの成功事例も、よく読むと、決して成功とは言えません。システム担当者の言い訳ばかりで、将来への展望が見えてきません。「書いてください」ではすまない世界です。企業の核に情報にコメントとつけるような具体性がないと、なかなか自分の意見は言えないものです。

そこで、「知恵を生かす」アプローチの4つのフェーズに対して、社内ブログの使い方を考えてみました。

①「皆の思いを私の思いに」⇒皆から意見を述べてもらうブログで、いいたい放題でいいでしょう。使えれば使うぐらいの感覚です。「△」

②「私の思いを皆の思いに」⇒「こんなことを考えているけど」に対して、ブログでコメントをもらい、それを膨らませると同時に、意見をまとめていきます。作るものが、本筋から逸れていないことの確認です。「△」

③「思いをカタチに」⇒単に機能を作るだけの世界です。「×」

④「カタチに思いを」⇒具体的な機能に、皆の活用方法をあげてもらい、それを周りに展開していきます。その中に我々の開発した思いも素直に伝えていきます。ここに、ブログならではの世界があります。「○」

だから、④のフェーズでの活用イメージを作ります。社会活動でも建物はあるが、なかなか活用しないという部分です。仕事面ではポータルでの「活用マニュアル」つくりの部分です。これはユーザーの知恵を集めないと作れません。ブログでの「集合知」を具体的に提案していきます。
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14歳へのメッセージ再考

未唯へ。中学の時には何を考えていました? あなたは今でもポケモンが大好きですよね。ポケモンは旅に出たけど、あなたは本当の旅には出ていませんね。出られると寂しいけど。

「差がつく読書」019.12を読んでいる時に、読後感想のサンプルとして、池田晶子さんの『14歳からの哲学』が載っていました。私が中学の時を思い出すような文章です。

『14歳からの哲学』100イケ 2003年3月

「日常の光景から宇宙の果てのことまで考えてきて、さて、君は、再びこの日常、この人生を、これからどんなふうに生きてゆくのだろうか。」

「「存在する」ということは、奇跡だ。存在する限りあらゆることが奇跡であり、したがって謎なのだという絶対の真理を手放さないのであれば、君は、これからの人生、この世の中で、いろいろあるけれども、悩まずに考えてゆくことができるはずだ。そのためにこそ、人間には、考える精神があるんだ。考えたけれどうまく考えられない、そういう人だって、かまわない、生(ある)と死(ない)の謎を感じて、その謎を味わいながら、大事に人生を生きてゆけばいい。真理は、すべての人の内に等しくあるものだから、そのことを信じてさえいるなら、大丈夫だ。」

「真理は、君がそれについて考えている謎としての真理は、いいかい、他でもない、君自身なんだ。君が、真理なのだ。はっきりと思い出すために、しっかりと感じ、そして、考えるんだ。」

本当にいい文章です。だけど、今の中学生に本当に伝わってるのか? そして、本来、考えるべき大人に伝わっているのか? 中学の時に考えたこと、人生の宿題になっていることを安易に片付けて、日常生活だけになっていないだろうか? 

今は、そんなことも語る相手がいません。じっくり、語れるのはOZさんだけです。エコットで、本当の中学生に聞いてみたい気がします。人生を考える14歳ならば、何かが返ってくると思います。それができないので、まとまった形でブログを書き、「未唯への手紙」で伝えるしかないのでしょう。

この時の思いが「孤立と孤独」の私のベースを作り、数学に真理を求めて、デカルトのように、会社という、社会への旅に出ました。それから、30年以上経ちました。急ぎはしないけど、自分のなかの結論をつけていきます。

時空を超えられる本はすばらしいですよね。
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