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今週は文庫本が多くて、読むのに苦労しています

未唯へ。図書館へは大きく「一万冊達成」「図書館大好き」と書いたトートバックを持って、行きました。これさえあれば、どこの図書館へ行っても話はできます。知り合いのアウトソーシングの受付の女性に見せようとしたが、今日は当番ではなく、いませんでした。残念です。

5時半に豊田市中央図書館に行ってきました。今週は文庫本と新書が多かった。文庫本が12冊で、新書が10冊です。一万冊達成後の真理として、軽いものを選ぶ傾向があるみたいです。

文庫本は本当は心理的に重たいです。なかなか、読み飛ばすことができません。ぎっしり詰まっています。

本にはなじむ本とそうでない本とがあります。INOさんから紹介された「源氏物語と日本人」913.36カワはなかなかなじまない。心理学者の河合隼雄さんが源氏物語を通じて、日本人の心理分析をしているけど、あまり、同意できずに、私の心が反発するので、先に進みません。

なじむ本は心が同意して、心を膨らますために、どんどん先に進んでいきます。文章は読んではいません。相手の心を読んでいます。私の速読の手法です。作者が一般読者向けにリピートしている部分はカットできます。作者も色々な人を相手しているから大変ですね。

一番、なじまないのが「上から目線」の本です。「ヘキサゴン2」でスザンヌがアンジャッシュ田中に対して、この言葉を使っていました。電算部のネットワーク屋も同じです。一部のことを知っているからと言って、大きな顔で話している。「うざい」です。「はい、そうですね」で相手にしないのが一番です。こういう本は適当に扱います。

環境問題に関しても、この手の本は多いです。一方的な立場で洗脳しようとします。そういうのに限って、底辺ができていません。あるヒトの言うことだけを押し付けます。「エコ」という名のファッショを感じます。

その意見はどこから仕入れましたか、それとも自分で考えたのですか? 現実から来る不安感は分かります。だけど、それだけやっていればいい、と思い込むには知識も知恵も足りないのではないですか? ましてや、それを人に押し付けることはやめてもらいたい。

不安感に対して、速読は役に立ちます。色々な意見があることが分かります。なじむ本だけでなく、なじまない本も読むだけの好奇心を持ってください。それを自分に対しても言いたい。
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熊本の図書館でクレーマーをしていました

未唯へ。図書館調査を続けています。もう、100館ぐらいになります。今回は熊本市立図書館です。

県立図書館は以前、訪問しているので、市立図書館に寄ることにしました。市立図書館は市民生活を知ることができ、市役所のスタンスが歴然と分かります。

熊本の市立図書館の特徴は現場の女性でかなりの工夫がされいることです。本の分類がNDCを基本としながら、日本文学などは小説・随筆関係なく、著者順です。市民が探せるようになっている。歴史にしても、司書の意思が感じられます。

特徴は郷土図書と参考図書コーナーのスペースです。浦安図書館並みです。部屋の外からレファレンスの女性と会話していました。

そこで目についたのは、10段もある書棚です。「本はいっぱいあるけど、あんたたちには関係ないですよ」というメッセージを発信している気がして落ち着きません。

写真を撮らせてくれるように頼みました。レファレンスが事務所に電話してOKだということで、10段の書棚用の大きな脚立に立って写真を3枚撮りました。その高さは高所恐怖症の私には恐怖を感じます。

その時に、「写真を撮らないでください」という声がしました。副館長から「個人が写真を撮ることは許可されていない」という通達があったということです。撮った写真も削除してくださいと言われました。かなり、頭に来ました。国内外の他館では許可してもらっています。

そんなことを言う、「副館長を直にみたい」と申し入れて、事務室に伺いました。ストロボの光、シャッター音が他の人の邪魔になるからという理由でした。20年前にできたルールだそうです。私のデジカメはそれらは一切発しません。

もっと、時代を見て、市民のために行動してくれるように頼みました。図書館を見ても感じましたが、熊本の市民はおとなしい。行政がやること、というよりもやらないことに対して、クレームをつけずにその枠の中で生きています。それを打破するためにも、図書館の人には頑張ってもらいたいと滔々と持論を述べていました。

結局、30分しゃべりぱなしです。館長が帰ってきたので、これ以上いると彼らの立場も悪くなるし、私も販売店に行けなくなるので、退去しました。。

図書館を取り巻く環境は急激に変化しています。そこに住んでいる市民のために、最大限の知恵と努力をお願いしたい。
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クレーマーには微笑返し? ウソでしょ

未唯へ。あなたの笑顔が見たいけど、私にはあまり見せませんね。奥さんにはしているみたいだけど。

NHKの番組で、笑いのモードに入ると、脳が活性化するという番組をバスの中で見ていました。試してみると、何となく右脳が活性化します。気分がかわります。なるほどです。これは使えます。

バス停から歩いて、家に帰る時に、横断歩道をウォークマンで太田裕美を聴きながら、ゆっくり渡っていたら、クラウンが右折してきました。危なかったので、止まって、運転手をにらんでいたら、「轢くぞ」と窓を開けて、おやじが言ってきた。この街は理不尽です。本当に嫌いです。

普段なら、クレーマーモードに入るところですが、あんな連中を相手にしたくなかったので、笑顔モードにして、軽く流しました。本当に気分が変わりますね。なるほど、そういうことなんですね。

受付のNAKさんの笑顔が浮かびます。50M先からの笑顔は素敵ですね。


プレゼンテーションのアニメーションを作るのに4時間ぐらいかかりました。理科系だから、どうしてもプレゼンが理屈っぽくなりますね。空間論の証明みたいになっています。こういう時に、デザイン系のコーディネータがいて、心に響くものを作ってもらいたいものです、

ライブラリを支援するプログラムを来年の2月までに作りたかったけど、電算部を仲介しているので、スケジュールは遅れています。彼らの手続き論は本当に邪魔です。そんなことをしているので、時間がどんどんなくなります。そこで、「緊急対応」という意識を前面に出しました。

提供が遅れて、販売店からクレームがついたときには、販売店の経営層から、メーカの経営層に回してもらうようにします。電算部の役員にきっちりと責任をとってもらいます。そんなことにならないように、「緊急対応」をとりましょうという提案です。

まずは、順番はその時にないと困るものを優先します。機能は単純にして、運用で対応できるものは後回しにします。通常の手順は無視して、作り出します。何しろ、私は政治犯です、目的のためには、手段も選ばないし、自分の保全も後回しです、緊急事態というのはそのことです。

事態は切迫しています。店舗の活性化のためのツールを早期に実現しないとやばい。そういう意識が電算部にないことが不思議です。何のために、そこに存在するのですか! 
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ライブラリでのLocal meets GlobalとGlobal meets Local

未唯へ。あなたを見ていると、こころが安定します。なぜなのでしょうかね。あなたに安心を与えるために、絶対的な存在として接していることで、私が安心をもらっているのでしょう。

ライブラリのプレゼン資料をまとめていると、「よく、こんなことが約束できるなあ!」という感覚です。もう一人の私が呟いています。ここのところ、離人症ぎみです。土日を含めて、休めていない感じです。考えているのが続いています。

ライブラリで追加する8つの機能を一枚の紙に並べて見ていて、すごい発見をしました。8つの機能は一気に動き出すのではなく、サファイア循環の順になっていました。現時点のAL(Act Locally)から始まり、TG(Think Globally)、AG(Act Globally)となり、次のスパイラルのTL(Think Locally)まで行き着きます。

ローカルな掲示版システムをグローバルなポータルシステムに吸収させるLocal meets Globalを経て、ポータルをサポートすると同時に、ライブラリ機能のために、メールと連携して、コンテンツを自然に蓄えて、次のステップに備える。

グローバルであるポータルの支援を受けて、Global meets Localとして。蓄積されたコンテンツに対する自由な検索とグループ単位の活動を実現していきます。新たな循環が始まります。このシナリオが見えてきました。

サファイア循環は予言します。Local meets Globalでは、ローカルに居たい人々からの強烈な抵抗に合います。それを突破するには、インタープリターが必要です。それを解消するのもGlobal meets Localで提唱される、新しいライブラリのイメージを皆に見せていかないといけない。それができるのが、ファシリテーターです。

この空間のイメージができたのが不思議です。まだまだ平易に説明できないので、相手を選んで話していくことにします。とりあえずは熊本の販売店の常務には根本の説明を試みます。

その結果をプレゼンに反映して、来月からの全国100社へのライブラリへの切り替え要請に臨みます。Local meets Globalがいかに難しいかを味わうとともに、Global meets Localの威力を肌で感じていきましょう。
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エコ小便器は人を歓迎しない

未唯へ。人間は、変化に対して敏感なものですね。変化させることを仕掛けているが、自分が変化を強制されるといやなものですね。

会社のトイレに違和感を感じています。今までは小便器の前に立つと、水が流れていたが、今は流れません。用をたして、立ち去ると流れます。まあ、エコなのでしょうけど。

違和感の理由は、トイレに歓迎されていないことです。せっかく来たのに、私は歓迎されていない。これはさびしいですね。

よくいくコンビニのトイレに水の音の流すボタンが脇についています。会社のトイレにも、水は流さなくても、「歓迎の意を表す」装置がほしいですね。なんでもエコですまさないでほしい。


トヨタの税収に依存している豊田市も冬の時代に入ろうとしています。どう生き残っていくかです。むしろ、どう活用していくかです。いよいよ新しい時代の始まります。

市立図書館とか、環境学習設備エコットにも影響が波及するでしょう。影響が及ばない「防衛ライン」を作るという発想ではなく、新しい関係に向かわないといけません。その時のキーが「ソーシャル」です。企業のソーシャルと最終的には結びつきます。

今回の金融破綻は、利益追求のためのグローバリズムの破綻を示しています。それを「景気対策」のために、お金を配るとか、通行料半減で、市民がお金を使ってくれるという「防衛ライン」的なことでは対応できません。株で儲けても、循環からすると、また戻ります。その時に同じところに戻らない仕組みにしないといけない。

今まで良かったのではなく、新しいものを作り出すことです。本当の豊田市を目指すことです。

図書館の利用ニーズが増えていきます。なぜ、こんな事態になったのかを、市民は学習しようとします。政府とか会社のやり方の何が悪いのか、アメリカの何が悪くて、こういうことになったのを知ろうとします。私が9.11で不透明感を感じて、読書量を倍にしたのと同じように、「見る」「知る」「考える」が始まります。

その反面、税収不足から新刊書を減らそうとするでしょう。生涯学習の最大の武器は「新刊書」です。さまざまな意見を安心して言え、安心して聞けることです。

防衛することではなく、攻撃することです。何が重要なのか。どういうシナリオを選択するのか。新しいシナリオをいかに作り出して、攻撃することです。
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1万冊の解析

未唯へ。過去8年間で達成した1万冊の本の整理を行いました。次の方向を決めたい。

年間冊数の推移では、当初に比べて、2.5倍になっています。年間1500冊というのは、1日平均4冊になります。本当に「読む」のは早くなりました。

00/4/1~01/3/31 647冊
01/4/1~02/3/31 701冊
9.11で自分の無知を知って、1000冊ベースに
02/4/1~03/3/31 978冊
03/4/1~04/3/31 1131冊
04/4/1~05/3/31 1202冊
05/4/1~06/3/31 1369冊
「未唯への手紙」をまとめるために、「偶然」を本に求めて、1500冊ベースに拡大
06/4/1~07/3/31 1500冊
07/4/1~08/3/31 1528冊
土日に20冊以上読んで、週日は2冊以下にして、「発信」に振り向けています。
08/4/1~08/10/25 916冊
今後は、インプットよりもアウトプット、アウトプットよりもプロセスを充実させていきます。

NDC体系の本は9901冊あります。大分類では以下の冊数です。
0 総記 1199冊(12%)
1 哲学 658冊(7%)
2 歴史 1005冊(10%)
3 社会科学 2451冊(25%)
4 自然科学 813冊(8%)
5 技術 1011冊(10%)
6 産業 1069冊(11%)
7 芸術 395冊(4%)
8 言語 349冊(4%)
9 文学 951冊(10%)
未唯への手紙」のジャンルに対応させると。自分編 7%(1.哲学)、数学編 8%(4.自然科学)、社会編 25%(3.社会科学)、歴史編 10%(2.歴史)、仕事編 21%(5.技術、6.産業)、本編 12%(総記)、生活編 18%(芸術、言語、文学)となります。社会編、仕事編、生活編がメインですね。
今後はプロセスにつなげるために自分編と数学編を増やしていきます。

中分類で見ると、100分類のトップ10は日本文学、商業、経済、社会、情報科学、医学、図書館、政治、社会科学です。
文学は通しにすると多い。情報科学と図書館の多さはさすがですね。

100中分類で読んでない分類は植物学、彫刻、版画、フランス語、スペイン語の5つだけです。すごい好奇心です。
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「1万冊達成!」「図書館大好き」の布描きをしました

未唯へ。今日、30冊借りて2000年4月からの図書館からの累計が丁度、1万冊です。やった~。さまざまな本を読んできました。これだけ、好奇心が続いたことがすごいですね。すべてのジャンルの新刊書のうち、「読みたい」と思った本があり、それを読む人がいて、考えをまとめられました。

1万冊というのは、1万人の人が言うことを聴いていたということです。「孤立と孤独」の世界にいる私だけど、その時は心をオープンにしていたということです。

1万冊を一つの区切りにしたい思うけど、「そりゃ~、無理でしょう」と思います。現在、図書館がブランドとは言え、本に囚われているのは確かです。INOさんから言われたように、エッセイを書いて、本にまとめたいし、サファイア循環も前面に出していきたい。現在は、土日のかなりの部分を読書とOCRに費やしています。

先週のように、土日を軽井沢に行ったりすると、読書時間を確保するのが大変。今日もエコットの環境出店をしている女子短大の文化祭に行ったけど、2時間半ぐらいかかってしまった。読書計画が大幅に狂いました。

TUKさんが居た大学図書館に入り込んだり、図書館の本を運搬しているトートバックの表に「一万冊達成!」裏に「図書館大好き」と大きく布描きしていました。エコットのNPOとインタープリターと環境政策課とアルバイトの学生のコラボレーションを見ながら、市民参画型のイメージを作っていました。

家とかスタバで読書の時間を少なくして、世の中の活動に参画したい気もしています。寺山修二の「書を捨てて、街に出よう!」

街に出ると、全体を見失いそうです。この会社の衰退は、この街の予算を直撃します。その影響を図書館とかエコットが食らうのは分かっています。「余裕のお金」で市役所がお金を出しています。それに乗っかるカタチで運営されています。市民と一体化はしていません。攻撃された時に守る市民は少ないです。

防戦一方になり、どんどん衰退していきます。サファイア循環からすると、こういう時に、市民と一緒になって、グローバル(市役所は単なる窓口)に支援するように正当な要求をすると同時に、体制を変えるタイミングになります。

私の役割はグローバルをソーシャルに変えていくファシリテーターです。だから、多読・速読を土日に集中して、週日は発信に向けていきます。
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この会社の崩壊を救うのが、私のミッション

未唯へ。この手紙を書いてきた理由の一つが「この会社の崩壊を救いたい」というものです。

どういうカタチで起こるかと思ったら、「アメリカ発」で起こっています。ちょっと意外です。もっと、アメリカの状況を把握しておくべきでした。だけど、そうは言ってられないので、ミッションを果たしていこうと思います。

東富士の時に、「この会社はお客様とつながっているのだろうか」と疑いました。その当時、ドリトル先生を題材にした、マーケティングを行っていました。それは、市民の車に対する素直な感想とか、環境にも配慮したものになっていた。秀逸したマーケティングでした。だけど、社内のコミュニケーションは一方的だった。外と内に対するやり方がちぐはぐでした。

この会社は内部からは変えられない。外から見る目を変えることで内部が変わり、新しい世界に向かえると思い、お客様との接点の広報部・宣伝部への異動希望を出しました。人事面接の時に、「それらの部はあなたの欲しているようなことは行っていない。そういう部はない」と言われた。その時に、この会社は「やばい!」と感じました。

この会社は日本の希望です。つぶすにはもったいない。お客様とのつながりを求めて、販売店システムに異動しました。ドリトル先生の世界観を実現することで、社会との調和ができれば、それを日本モデルとして、アメリカ中心の世界を変えられる。

今回の金融危機(アメリカ上層部のやり方の崩壊)に対して、フィンランドなどの状況を観察しています。北欧は面白い動きをしています。

私が武器はグローバル世界がローカルを支援することで、世界は次のステージに行けるという「サファイア循環」だけです。アメリカ上層部のやり方崩壊を機に、中間層のソーシャルの力がアメリカの中で大きく浮かび上がると思います。営利を目的とした企業にソーシャル(社会に役立つ)の色合いを付け加えることになります。

その流れをこの会社のマーケティング活動の中に取り入れた時に、販売店システムが積極的な支援ができるようなものを作り出しておきます。最低でも、その活動をシステムが邪魔をしないようにしておきます。

そこでの仮設・実証からサファイア循環のイメージの展開を図ります。この会社とクルマ社会を柔らかい関係にするために。そのために、「ここにいる」ことを忘れないでください。
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私はデバックが得意だった

未唯へ。処理速度改善のデバック(原因追究)をシステム屋さんにしてもらっています。そのやり方に不満を持っています。

私はデバックは得意です。電算部の時に、自動車の部品の内容(品番)と組み合わせ(構成)と車との関係(仕様)を表すデータベースを作りだしていました。一台の車には1万点以上の部品が使われています。その組み合わせのイメージでほとんどつかんでいました。

設計変更した時に、その下位の部品への影響、上位の車の仕様への変更を自動的に抽出するロジックとして、ヘッドロジックを作ったりしていました。今、考えると、それは完全に数学モデルでした。

事務電算の分野で、こんなダイナミックなシステムができるとは思っていなかった。開集合とかコンパクト性とかで、「部分」と「全体」の関係をシステム化していました。「部分が全体よりも大きい」というのを発見したのも当時です。

「なぜかうまくいってしまう」プログラム群を作り上げました。20年以上、中核で動いていました。

デバックで最初に行うことは、処理プロセスをイメージ化することです。ロジックはシーケンスで発生するので、数学者にとっては楽勝です。複雑性を習得してからは、同時に複数のモノが反応し合うことまでイメージできるようになりました。

次に行うのは、何が起こっているかの現象を見続けることです。これには忍耐が必要です。プログラムには色々な欠陥が入り込んでいます。一つでも欠陥を見つけると、それを原因にしたがる人が多い。早く、行動をしたがるのです。現象がその欠陥で証明できるまで、追い込まない。

特に、それが他人が作ったもの、パッケージとかOSならば、得意げにそちらに振ります。それが原因であることに「期待」します。

システム屋さんの「途中結果」を聞いていると、現象と欠陥がイメージとしてつながっていません。

私はイメージで、欠陥と現象が明確につながるところまで追い込むのが得意だった。これはシステム開発のプロセスそのものです。だから、原因が判明すると同時に、対策が出来上がるのです。とてもシンプルなシステムが作られます。

自分の中のデバック魂がよみがえってきました。デバックするのに遠慮はいらない。お金のこととか、組織のこととかを省きます。目的にためなら、手段を選ばないという「政治犯」のスタンスです。
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ソーシャルにするために、オバマに勝ってほしい

未唯へ。もうじき、アメリカ大統領選挙が終わります。2年間の長丁場です。日本の首相のように、2週間で決まることはありません。今の首相は、自分が首相であるというThink Locallyが、少しでも長続きすることを願っているようです。

アメリカ社会の2重構造を感じています。上層部のAct Globallyの部分と中間層のAct Locallyの部分の部分があります。上層部の覇権主義はよく知られています。ブッシュJr.は上層部を代表しています。

図書館研究をしていると、アメリカの中間層をすごさを感じます。ロサンゼルスの図書館はPublic Libraryです。市民が作り上げています。地震で2回つぶれた時も市民が立ち上げました。2000年に訪問した時も、「この部屋は○○ファミリー」から寄付されたというプレートが貼ってありました。

今は中間層でソーシャル・ビジネスが展開されています。儲けるだけではなく、社会を良くする企業を求めています。環境問題の決め手も企業がソーシャル・ビジネスに変えていくことです。

今回の金融危機は上層部のグローバリズムが原因です。小手先の景気回復ではスパイラルから脱することはできません。危機から脱するためには、ソーシャルの思想を本流にしないといけない。

アメリカ大統領選挙では、オバマ候補に勝利してもらいたい。彼はソーシャル起業家として知られている。「組織」を率いたことがないという批判がありました。今後のリーダーシップの基本はソーシャルの考えで行うものです。

『プラネット・グーグル』でも感じたのですが、グーグルはソーシャルな企業です。当然、リーダーシップも「組織」とは異なります。検索アルゴリズム、無料、100万台のサーバを新しいカタチのインフラとして世界中に展開しています。

オバマ候補が大統領になって、アメリカ中間層のソーシャル部分を持ち上げて、上層部のグローバリズムを変えてもらいたい。やれるところまでとことんやってほしい。ブラック・ケネディとして、上層部から排除されるまでにソーシャルを世界の基本にしてもらいたい。

私のミッションは販売店とかメーカーの営利主義の中にソーシャルな部分を創り出すことなのかもしれません。サファイア循環を回すために、グローバルがローカルを支援するというソーシャルが必要なのです。
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