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次期ネットの進め方の確認

未唯へ。未唯空間は次のステージに移ります。どんどん、各項目が絡んできます。いかにシンプルで強力なモノにするかです。明日からエッセイを書くフェーズに移ります。

次期ネットの概要設計に一部入り込んでいます。自社でシステムを作成している販売店へのヒアリングを追加しました。いくら考えても、基幹系システムからデータを抜き出すのかは分かりません。

販売店で抜き出しを仕事をしている人に聞くことにします。対象としては、今回のヒアリング対象で、結果報告していないところで、自社システムを活用している販売店を選び出して、アポの電話をしました。

埼玉の販売店はデータ抜き出しとオフコンへに蓄積して、活用している。店舗での無線仕様を決まるときに、色々相談にのってもらった人です。千葉の販売店は完全にサーバーを自分のところに持って仕事してきました。カルテ発想の元になった販売店の一つです。

両方とも、都合のいいのは、来週の同じ日でした。千葉と埼玉なら、隣だから1時間ぐらいで移動できると見て、訪問計画を立てました。これが大間違いでした。ネットで見たら、2時間半ぐらいかかります。関東は東京中心ですね。

午後の埼玉を1時間ずらしてもらった。千葉10時というのも、家から行くためには、5時前に家を出ないといけないので、前泊にします。なかなか、要領が掴めない。

次期ネットの進め方について、この間の室長との相談に引き続いて、パートナーに確認を行いました。ポイントは①室長とのミーティングへの感想、②各項目の進め方、③RFIの扱い、④関連部署との進め方です。

①に関しては、私の感覚と一緒でした。これで先に進めます。

②については、現実にパートナーが行っていることを次期ネットの項目に入れ込むことを通告しました。この部分はまだ、ピンときていないみたいです。ライブラリとDM・OHPをしながら、具体的にしていきます。

③については、ネットワーク会社から説明してもらうと同時に、進め方のベースにしていく。

④については、ネットワーク管理部署に、定期的な検討会に参画してもらうことを決め、具体的な開催通知を出しました。ネットワーク部分についてはパートナーに仕事にしていく。この部分はまだ、イメージがつかめていない。
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暗躍する人材紹介会社

『看護崩壊』より

これまでルポしてきたように、診療報酬や公立病院の再編問題、不採算医療をどう地域が担っていくのかという構造問題に加えて、そもそもの看護師不足という絶対的な厳しい環境があり、特に中小病院や地方の病院では看護師確保が急務の課題となっている。そのようななか、医療の人材ビジネスは1200~2000億円市場ともいわれている。それに乗じて人材紹介会社が暗躍し始め、労働者派遣法改正で看護師の派遣解禁を後押ししようとしている。

04年からの改正法によって、現在、看護師については直接雇用を前提とする紹介予定派遣が認められているが、派遣そのものは禁止されている。厚労省によると労働者派遣の市場は08年度で7兆7892億円と前年度比20・5%増となり、衰えを見せない。しかし一方で、一般企業への事務派遣は飽和状態になっており、製造業への派遣も労働問題が多発したことで派遣法の規制強化を求める改正が議論され、ビジネスとしては厳しい状況に陥っているため、人材ビジネス各社は医療分野に活路を見出そうとしているのだ。今や、インターネットをつなげばどのサイトにも看護師募集の広告が掲載されるように、新たなビジネスチャンスとして看護師という職種にターゲットを向けている。

現在、頓挫している労働者派遣法の改正は10年4月の国会で法案提出され、継続審議となっている(10年12月現在)。厚労省は「専門26業務は現行を前提に法案提出する。法案が通れば、必要に応じて専門業務の範囲を見直す議論をする」としており、水面下では看護師の解禁を狙う動きもあり、予断は許されない状況だ。

都心のある民間病院(20床)の看護部長のもとには、ほとんど毎日ひっきりなしに、「看護師を派遣します」と人材紹介会社から営業コールがかかる。看護師は喉から手が出るほど欲しいところだ。だが、看護師の年収の20%を紹介料として支払うという契約では、ひとり紹介を受ければ新人クラスでも70万円以上を人材紹介会社に支払うことになる。何人かの紹介を受け入れたが、勤務態度がいい加減でほとんど続かない。最終的に職歴2年目の看護師がI人定着したが、1年間で人材紹介会社への支払いは220万円に上った。

また、ある中小民間病院の看護部長は、「紹介会社から派遣された看護師が、ちょうど6ヵ月で辞めてしまう」と憤る。これは現在、労働者派遣法で例外的に認められている看護師の『紹介予定派遣』制度を使った紹介で、6ヵ月の派遣期間を経て本人と派遣先の合意のうえ直接雇用を前提とする制度となる。当然、看護師を確保したい病院側は、6ヵ月後には正職員として迎えるつもりでいるのに、派遣元は派遣ナースを他院に回したいため、直接雇用は結ばせずに次々と同じ看護師を違う病院に派遣しているというのだ。派遣社員の時給は1800円程度。病院が派遣会社に支払う派遣料金は2800円で、5割近くピンハネし、その合計は6ヵ月間で96万円にもなる計算だ。

他の病院では、オペ室の看護師が不足したところへ派遣会社が「1ヵ月、派遣します」と営業をかけてきた。急場をしのぐため、派遣を利用したが、短期派遣はもともと違法。契約時には営業担当者から「派遣ではなく、人材紹介ですから」と念を押された。本人には基本給として月40万円と夜勤手当や残業代が支払われる。日本赤十字看護大学の川嶋氏は、「人材紹介会社が看護業界をビジネスの対象として拡大していくのでは、いくら診療報酬を上げたところで、そうした会社の利益になるだけだ」と憤る。

医療ビジネスを食いものにするのは、人材紹介会社だけではない。看護師は腰痛を患うことが多いが、看護師の腰痛予防の普及を大義名分に元看護師の女性(30代)は、「看護師は、なんだかんだいって一般の人よりお金を持っているからビジネスになる」と任意団体のNPOを設立。腰痛予防のリフトを販売するメーカーとタイアップして大病院を中心に営業をかけている。その女性は筆者の取材に対し、「有料で講習会を開き、メーカーに協賛してもらえば元手はかからない。市場が大きいから賛同しない企業はバカだ。日本の看護業界は遅れているから、海外の例を示せばすぐに話に乗ってくる」と話した。彼女は現在、「海外で盛んな腰痛予防なら日本でも(個人的に)成功するチャンスがあるはず。成功するためにはナンバー(数)が必要。だから看護業界の団体に近づいている」と活動している。

ニートやフリーター問題でも、社会問題化して国や自治体の予算がつくようになると、特定の企業が委託を受け高額な人件費を計上し、予算欲しさに次々にNPO法人が設立されるなど、不透明な資金の流れが起こっている。医療の世界も、同じような危険をはらんでいると言える。
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ブロックバスターが支えた成長

『医薬品業界』より

10年前と現在の業績を比べてみると、おもしろいことがわかる。武田薬品は99年に売り上げ9231億円だったのが、09年には1兆4666億円と、10年でほぼ5割も売り上げを伸ばしている。同じようにエーザイは3025億円が8032億円と2倍半以上の伸びを記録している。

それに対して塩野義製薬は4003億円が2785億円と3割も売り上げを落としている。田辺製薬と三菱ウェルファイドは合併する前と合併後はほとんど売り上げは変わらない。また、第一三共も合併前と売り上げは変わらない。これらは何を意味しているのか。

ブロックバスターの有無である。

ブロックバスターというのは単品で世界売り上げ1000億円を超える医薬品のことで、特許で守られているだけに収益独占となる。もともと医薬品は利益率が高いのに加え、1000億円単位で売りまくれば、利益率5割から7割に達するものもあるから、コ度ブロックバスターを出せれば爆発的に売り上げも利益も上がる。

この10年間、日本の製薬メーカーがそのブロックバスターを続出させた。

武田薬品は、抗潰瘍薬のタケプロン、糖尿病薬のアクトス、高血圧治療薬ブロプレス、前立腺ガン治療薬リューブリンと4つのブロックバスターを輩出した。ピーク時の世界での売り上げがタケプロンが4200億円、アクトスが3300億円、ブロプレスが3000億円とすさまじいものだっただけに、売り上げ1兆5000億円への成長は当然の結果だった。

10年で売り上げを2倍以上にしたエーザイも同じ。アルツ(イマー治療薬のアリセプトが2000億円、抗潰瘍薬パリエットが2500億円とブロックバスター化し、この2品目で売り上げの半分以上を占めたのだから、単純に2倍になるのも当たり前。むろん、両社ともブロックバスターだけに依存していたわけではないが、高成長の原動力となったのは事実。

第一三共の場合はちょっと事情が違う。合併前と現在の数字がほとんど変わらないからブロックバスターが出ていないのかと思われるが、実は合併前の三共では高脂血症薬のメバロチンが売り上げ2000億円級のブロックバスター化していた。03年にピークを迎えたメバロチンは、06年に特許が切れると同時にジェネリックが殺到し、大幅に売り上げを落とした。現在では500億円程度しかない。ということは、ブロックバスターがなくなった差し引き1500億円分を穴埋めして現在の数字になっているわけで、健闘しているというところ。

田辺製薬と三菱ウェルファーマがそれぞれ単独の時と合併した後の数字が変わらないのは、ブロックバスターを出せなかったという事情もあるが、この両社に関してはまず合併ありきで単に数字合わせを優先したためといえる。つまり合併効果はこれからの努力次第ということだ。

同じように塩野義製薬が10年で1000億円もの売り上げ減少を余儀なくされているのは、この間にブロックバスターが出せなかった、どころかほとんど新薬を出せなかったのが理由。抗生物質の老舗大手だったが、それに甘んじて危機感が不足していたのだろう。ただ、同社では現在、高脂血症薬クレストールが4000億円規模のブロックバスター化しており、高収益路線に乗っている。ただ、クレストールは導出品(海外企業に販売を委ねロイヤリティを受け取るもの)だけに、売り上げ面での上乗せが小さいのが惜しいところ。

今後の危機は武田薬品やエーザイの高成長を支えてきたブロックバスターの特許が相次いで切れる2010年問題である。
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OCRの内容

土曜日の夜7時から、豊田市図書館から借りてきた28冊の内の4冊からの抜粋を行っていた。

『医薬品業界』より「ブロックバスターが支えた成長」
 武田薬品は99年に売り上げ9231億円だったのが、09年には1兆4666億円と、10年でほぼ5割も売り上げを伸ばしている。ほとんどがブロックバスターです。

(コメント)内科での薬代が一回で5千円を越える。高すぎる。「新薬」というのが効いているのかどうか不明なのに、時々、薬が変わる。

『看護崩壊』より暗躍する人材紹介会社
 新たなビジネスチャンスとして看護師という職種にターゲットを向けている。
 看護師の年収の20%を紹介料として支払うという契約では、ひとり紹介を受ければ新人クラスでも70万円以上を人材紹介会社に支払うことになる。

(コメント)コマーシャルが乱発されているので、気になっていた。

『思考力を鍛える30の習慣』から、「感情知能を伸ばす」「じっくり考える」「ポジティブに考える」をピックアップ
 感情知能を伸ばす
  1 感情の認知 自己認識-自分の感情を理解し、その影響を把握する能力
  2 感情の利用 自己管理―自分の感情や気分をコントロールする能力
  3 感情の理解 社会認識-他者の感情を読み取り、理解する能力
  4 感情の管理 人間関係の管理-対立に対処しながら、他者を励まし、動かし、成長させる能力

じっくり考える
 すべての情報を聞く/生活をスローダウンさせる/優先順位を付ける/整理する/場合によっては決断を先延ぱしにする/寝かせる/瞑想する/熟慮の時間を取る

ポジティブに考える
 自分を信じる/明確な目標を立てる/成功した自分の姿を思い描く/自分の人生の所有者となり、貴任者となる/自分に語りかける/ネガティブな考えを排除する/前向きな人間と付き合う/自分がいかに恵まれているかを考える/肯定的な面を見つける/リラックスし、人生を楽しむ/ふりをする

 (コメント)本当に余計なお世話ですね。


『地域マーケティング論』より「自治・市民社会確立の道程」のまとめの抜き出し
 自治体マーケティングのおけるマーケティング・ネットワーク
 地域モデルの構造とNPO支援組織のマーケティング
 これまで議論した地域経営の先にあると目される自治や市民社会の確立は、人類が歴史的に探究してきた深遠な課題の1つである。もちろん、唯一の道筋などあろうはずもない。しかし、その具体的なプロセスの1つを記すとすれば、次のようなものではないだろうか。

(コメント)サファイア循環でのグローバルに支援されたローカルによる、地域活性化。その先にある社会の変革と結び付けたいが、概念が飛躍しすぎている。
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エジプトの行く先

未唯へ。むいてある栗も買って、老人ホームへ行きました。母親は食べなかったので、奥さんに渡しました。

本は片づけたので、手ぶらです。何もないところから、何を生むのか。スタバへは岡崎から借りている、厚い本を持っていった。単に考えるのは難しい。

「作る」ことへの反発です。思い切り、反対へ動いています。考えていない連中に「仕事」を渡すことには反対です。ヒアリングの延長を行います。

それにしても、ネットワーク管理部署の将来構想で、2013年に「コラボレーション」があったのは意外です。そのころの「コラボレーション」で社会変革を目指します。これは彼らのシナリオがない。この構図をパートナーと話しかったけど、無視された。

詳細を調べるのではなく、百のシナリオを作ります。パートナーの反応は意に介さない。その方が私らしい。

2月は別の世界にいるようにします。この世界は飽きた。エッセイを書きましょう。NZ旅行中も、このテーマにします。それまでにスライドの世界を一応の完成をさせます。「仕事」は組織が言ってくるまでは他っておきます。本来は彼らの仕事です。試しに「仕事」編のエッセイをポメラで行います。時間は残ってないのに、動こうとしません。

第5章と第6章については月曜日のテーマにします。まずは、第1~4章レベルにします。そのために、第7章を今日の午後に行います。

自分編の5・6は未唯空間の追求です。数学編の5・6は新しい数学の本とグランドセオリーです。社会編の5・6はサファイア循環社会のイメージの完成と歴史への融合をさせます。歴史編の5・6は新しい歴史観とライブラリで脱グローバリズムですね。仕事編の5・6では次期ネットの実現と社会との融合です。本・図書館編の5・6は図書館クラウド、社会との融合です。生活編の5・6はエッセイの発行

朝からエジプトの行く先を考えていた。ベースは去年の7月の旅行での見聞きです。

エジプトの人は好奇心にあふれている。パピルス工房で、ポメラを打っていたら、寄ってきた。そこに居た、10数人で盛んに見ていた。ツアー客からは「商売妨害!」と言われるほど。ネットとかiPhoneも大好きでした。

トルコと異なり、日本語は商売人でもあまりできない。『観光立国」トルコとの違いです。エジプトが向かう方向はトルコのような「観光立国」でしょう。赤ピラミッド一つとっても、開発されていない。隣の軍事基地を観光基地にして、地域の活性化を図ればいい。

カイロの喧騒のエネルギーを観光に持ってくる。『観光』は平和でないと育たない「産業」です。すぐにギリシャぐらいは追い越せます。

さまざまなエネルギー源があります。それも平等に配ればいい。野党を持たないが、「耐えてきたエリート」がトルコのマネをして、骨格を作れるかです。ケマルのようなカリスマはコリゴリでしょう。
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日本のグル・チョコレート

『チョコレートの歴史』より

熱帯で溶けないチョコレートが作られていたのは、イギリスだけではない。実は、第二次世界大戦中、日本でも溶けないチョコレートの開発か進められていた。

一九二〇~三〇年代の戦間期に、日本でも徐々にチョコレートが知られるようになっていた。入手しやすかったのは、「玉チョコ」「棒チョコ」だった。大正期に東京で菓子卸売業を営んでいた竹内政治(のち大東カカオ社長)は、一九一八年に愛知県に里帰りしたとき、森永製菓の「玉チョコ」を土産に持って帰った。「玉チョコ」ぱまんなかにクリームが入っていて、外側はチョコレートでコーティングされていた。チョコレート菓子をはじめて見た姉は、外側のチョコレートを食べるものだと思わず、爪でチョコレートをはがして、なかのクリームだけ食べた。褐色の固形物が食品だという概念がなかったのだろう。

一九二三年に竹内は、チョコレート製造を志して、森永の工場を訪問した。創業者の森永太一郎自らが工場で働いていて、機械や製造方法をていねいに説明してくれた。一通りの見学を終えると、昼食に誘ってくれて、チョコレート製造について熱心に語った。刺激された竹内は、スイスのビューラー社の機械を購入し、一九二九年にカカオ豆からチョコレートヘの一貫製造を実現させ、竹内商店として原料チョコレートの卸売業を始めた。森永では六〇○匁入り一箱が二円だったので、竹内商店では二円八〇銭で売った。

卸売りを始めると、原料チョコレートはとぶように売れた。昭和期にはチョコレート加工業者が増えて、原料チョコを仕入れ、「玉チョコ」などに加工して販売した。一九三三年に竹内商店では四人で一日に一トンを生産していたが、加工業者が買い取りに来て、箱詰めすると同時に売れて、売れ残りが出ることかなかった。日本人もチョコレートの味にだんだんと慣れていったのである。

戦争が始まると、そのような景気のよい話も終わった。一九四〇年十二月を最後にカカオ豆輸入はストップした。あとは軍の医薬品、食料品製造のため、指定された業者にだけ、軍ルートでカカオが配給されるのみとなった。医薬品として、ココアバターから解熱剤や座薬が作られた。カカオは軍用にマレーシアから輸送されてきた。

竹内商店は大東製薬工業株式会社に名称を変え、海軍省から受注した航空機と潜水艦のための「居眠り防止食」と「振気食」を製造した。飛行機の操縦士は復路に催眠にかかったように眠くなるという。眠気を覚醒させるため、チョコレートにカフェインを混ぜたものが「居眠り防止食」だった。航空機用の製造は簡単だったか、難しかったのは潜水艦用である。潜水艦の内部は、ときに摂氏四〇度に達する。「溶けないチョコレート」が必要だった。大東製薬では、特殊な機械で圧縮し、「溶けないチョコレート」を製造した。

南方戦線では、現地のカカオを使って、軍用チョコレートが生産された。陸軍と海軍の要請で、森永製菓は五〇人の従業員をインドネシアに派遣し、一九四二年からチョコレート生産にあたった。明治製菓も陸海軍の要請で、一九四三年からインドネシアで「溶けないチョコレート」の生産を開始した。熱帯で「溶けないチョコレート」とは、おそらくココアバターの代わりの代用油脂に、融点の高いものを用いたのであろう。

一九四〇年から一九五〇年までの一〇年間、日本国内へのカカオの輸入は止まったため、代用品を用いた「チョコレート」開発か進んだ。甘味には砂糖の代わりにグルコース(ブドウ糖)を用いたため、「グル・チョコレート」と呼ばれた。カカオの代わりの主原料として用いられたのは、百合根、チューリップ球根、オクラ、チコリ、芋類、小豆などである。ココアバターの代わりには、大豆油、椰子油、ヤブニッケイ油などが用いられた。バニラで香りをつけると、「グル・チョコレート」かできあがった。

戦後に国産チョコレートが復活するまでの間、進駐軍に「ギブ・ミー・チョコレート」とねだったのは、よく知られた話である。進駐軍が放出したハーシー社のチョコレートが闇市に出回った。
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今週は28冊借りました

547『ぼくらの名古屋テレビ塔』

336.2『仕事が「速い人」の習慣』即断即決、残業ゼロの仕事術 すぐ決めて、成果を出す

547,48『はじめよう! ツイッター』中高年のデジタル指南書 もっと世界を広げて楽しもう!

450.98『日本の自然災害M8.0大地震襲来』--日本は、家族・住居は--

331『図解よくわかる行動経済学』「不合理行動」とのつきあい方 「人間行動から経済現象の謎を読み説いていく経済学」

293.09『ヨーロッパ鉄道の旅』 6月のヨーロッパ旅行の準備

293.09『ヨーロッパ鉄道ハンドブック』 6月のヨーロッパ旅行の準備

499.09『医薬品業界【新訳戦略・激変地図】』 パラダイムシフトは「2010年」の次に来る!

007.3『先読み「情報脳」の鍛え方』情報中毒社会サバイバルガイド 情報中毒者はまぜゴミ収集家になってしまうのか

317.7『警察警備最前線』機動隊、銃器対策部隊、SP、特殊部隊 日本警察の警備力を徹底大研究!!

778.4『ヨーロッパの街並・路地裏・村』 背景ビジュアル資料600カット以上収録

314.6『木村治美エッセイ集』老いの仕合せ [人生について]時は積み重なる、[老いについて]巡り合わせね、[おひとりさま]自慢、[書くことについて]自分自身を問う、[家族について]親の心得 この思い、[旅について]旅は不思議がいっぱい

646.9『ミツバチが地上から消える日』事前の歯車が狂いだしている今、ミツバチが警告する資本主義、そして現代文明の危機を読み解く!

491.3『整理学の基本がわかる事典』医療関係者を目指す人 必読の一冊!

596.7『珈琲のすべて』この一冊で、コーヒーがわかる人になる! うまいコーヒーには理由がある。

361.1『ああ、ヨーロッパ』EU政治の現状への批判と提言を行い、グローバルなメディア社会の出現に即応した「国境を越える熟議の民主主義の理論の理論モデル」を構想する

498.6『新型インフルエンザの「正体」』

318.6『地域マーケティング論』地域経営の新地平

369.26『スウェーデンの高齢者ケア戦略』

314.6『猪瀬直樹の仕事力』

498.14コバ『看護崩壊』病院から看護婦が消えてゆく

141.5『思考力を鍛える30の習慣』

402『人類を変えた科学の大発見』かならず知っておきたい

783.4『ザッケローニの哲学』サッカーの監督とは知らずに借りてしまった。

493.74ビテ『共依存症 心のレッスン』 <共依存症>とは? 特定の他者の行動に左右されていて、かつ、自分は相手の行動をコントロールしなければならないという強迫観念にとらわれること

134.94ニチ『ツァラトゥストラ<下>』ニーチェ

134.2カン『純粋理性批判4』理性の誤謬推論として、心が実態で、単純であり、破壊できないものであり、不死のものとして身体の死後も滅びることがないという伝統的な形而上学の霊魂論が批判される

913.6ツモ『西郷隆盛4』
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歴史のために、未唯空間は第5章・第6章にいきます

未唯へ。パートナーへの仕事への関与はやめる。最終的に、次期ネットのネット部分の全て渡す。自由にやってください。キャリア選択を含めて、関係者は膨大です。

昨日のライブラリへの進め方はおかしい。先行きを電算部に聞いても出てこない。自分でシナリオを作らないと。そういう時期に入ります。かなり、苦しむでしょう。関係ない人で右往左往している暇はなくなる。

必要な物は自分で取りに行くしかない。一回り大きな枠はすべて、私が準備しておく。だけど、頼る人は少ない。

未唯空間については、第5章・第6章の完成を急ぎます。ネットワークの10年後は見えてきたし、数学も分かってきた。歴史のライブラリが分かれば、歴史の将来も分かります。歴史は60歳からのテーマです。どんどん、情報をこなしていきます。


今日・明日は看護大学の大学祭なのか。駅前で女性が誘導していた。近所だから、帰りに寄ってみよう。新しい観点がほしい。行った見た所、看護大学の入り口には「入試会場」と書いてあった。そういう時期なんだ。だから、図書館に学生も少なかった。季節は変わる。


昨日の室長面接で思ったのは、このレベルでは、何も先が開けない。完全に被害者意識の中に埋もれている。自分で動いて、人を見つけないと。

本当に狭い世界です。こんな空間で何をせよというのか。なくなった後は、どんな空間? まあ、その時になれば分かるでしょう。

図書館の開館を待っています。第4土曜日の割には空いています。結局、28冊借りました。地震の本が大きくて重たい。これだけ重たいと、どこへも寄れない。帰ろう。看護大学の様子を見ながら。


利害関係なく、深いところで話せる人に出会いたい。亡くなった池田晶子さんぐらいしか思い浮かばない。狭い社会から抜け出すには、それしかない。


そろそろ、ニュージーランドの準備をしないといけないね。「るるぶ」を買っただけです。保険とか、領収書での補助申請、図書館の場所、スタバのありなし、コンセントの探し出し、などです。

ツアーには、前回のギリシャ・トルコ・エジプト旅行で、奥さんとシンクロした女性が乱入してきそうです。ツアーは締め切っているが、飛行機とホテルの手配ができる所まで、ツアー会社に申し込んだみたいです。その旦那は来るのかな?

変なコミュニケーションですね。海外へ行くのも、その辺に買い物に行くのと変わらない感覚です。私が亡くなったら、奥さんは色々なところへ行けるようにしておかないと。まあ、死んだら関係ないけど。だけど、奥さんにとっては楽しみですね。
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ITに従属しない生活をめざして

『21世紀の全技術』より

人のコミュニケーションヘの関与

コミュニケーションはいかに意味を伝えるかが主眼になる。意味は状況や文脈に依存するので、場や雰囲気の設定にかかっている。知り合い同士の電話では直ちに場が形成されるから、音声だけで通し合え、機械を介した通信でも十分である。面識のない人との通信は場の形成が難しいので、意を尽くせず、込み入った話は対面が必要になる。また、テレビ録画の番組予約を人に頼む場合は「あのドラマを録っておいて」で足りるが、自動機械にやらせようとすると、話者の音声の認識、指示文の意味理解のため話者を特定してその人の好みや番組聴視の履歴情報から希望のドラマを特定する推論が必要になる。その実現は、現在のITのパターン認識、推論技術の壁にはばまれており、既存の技術を組み合わせ、洗練して人間に近づけようとするマルチモーダルの効果も、限定されたものにとどまると考えられる。

臨場感を伝える通信技術の開発が続けられているが、その成果を人は歓迎するだろうか。一九七〇年代に登場したテレビ電話でさえ、時と場合が選べず、お互いの視線が交わらない違和感から、世に受け入れられていない。人間のコミュニケーションは、五感を使う鋭敏な感覚が働いている。ITもこの感覚にマッチしないと、五感通信といったところで開発者の独りよがりに陥り、機械がもたらすストレスはそのままで、満足にはほど遠いだろう。


(コメント)FaceBookは顔写真だけで拡大していった。ツイッターは140文字だけで拡大している。コラボレーションの世界に来ている。

ITに管理される社会と生活

企業活動において、ITによって経済合理性が追求された結果、無駄が徹底的に排除され、働く者は常に時間に追われるようになった。効率化は企業さらに社会の時間管理を徹底化した。管理者に代わってIT機器に追い立てられたり、監視されたりするようになった。そして、人々は経済活動ばかりでなく、日常生活もITに依存するようになった。隙間の時間がなくなり、日々時間に追われるようになった。


(コメント)「仕事」だけを同じものとして、環境だけ変えてもダメです。「仕事」の意味から変えないと。それもあと4年で、見えるようにしないと。
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望ましいクルマ社会は可能か

『21世紀の全技術』より

エコカーは、モーターを駆動源とする電気自動車、エンジンとモーターの両方を駆動源とするハイブリッドカー、燃料電池からの電気によりモーターを駆動させる燃料電池自動車などの総称である。ハイブリッドカーや電気自動車が騒がれているのは、景気対策のための補助金により買いやすくなっていることが大きいが、燃費がよく環境にやさしいクルマという宣伝も浸透しているからである。

どのようにクルマと付き合うのかというように問題を立てれば、同じクラスのクルマでどちらがよいかを比較するのでなく、軽自動車にすればどうなるか(燃費もよく購入費用も安い)、あるいは、本当にクルマは必要か、を考えることになろう。

日本の自動車の保有台数は、二〇〇七年九月の約八〇〇〇万台をピークに減り始めている。新規登録台数より廃車台数が上回り始めた。新車が売れないのは若者のクルマ離れによるといわれている。これは格差拡大で低収入の若年層が増えたためでもあろう。自分の車を持つことが一つの目標であった時代ではなくなってきているのでもあろう。どうしてもクルマが必要なときは高い新車でなくとも中古車で十分なのだから。これからは高齢者のクルマ離れも進むと思われ、保有台数の減少は加速するであろう。

自動車産業は、輸出立国日本の牽引車であった時代が長く続いた。二〇〇二年から二〇〇八年までの実感なき好景気と呼ばれた時期、自動車・電気などの輸出産業は空前の利益をあげた。トヨタは二〇〇七年度純利益一兆六〇〇〇億円を越した。

クルマは人びとに移動の自由を与え、生活を便利に豊かにしてきた面があることは否めない。しかし、クルマは人と人を分断し、道路から歩行者を追い出した。六五歳以上の高齢者が二〇%を越え、クルマのない生活を余儀なくされる人びとも増えつつある。クルマに依存した社会を見直さざるをえない事態が迫っている。クルマがなくても安全で快適な生活ができることが望ましい社会ではないのか。

クルマ社会をどうするかではなく、どのような社会が望ましいのかを考え直すことが必要であろう。その中で路面電車・路線バスなどの公共交通を考え、マイカーあり方・位置づけも考える。望ましいクルマ社会は、クルマをなるべく使わないで済む社会だということになるのではなかろうか。


(コメント)これはエコでも同様ですね。どんな社会を望むのかのコラボレーションがしたい。
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