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「エコット」は大賑わい。よかったね

未唯へ。今日はICレコーダとデジカメを忘れて出かけたので、精神的に不安定でした。メモっていたけど、あとから見ると、断片的で、思い出せません。車に乗っているときも、歩いているときも、考えたことをプロットできません。

皆が、ICレコーダなしで暮らせるのが不思議です。毎日のことを全て覚えているのでしょうか。作家の紀行記を読んでいると、細かいところまで書き込んでいます。メモだとすごいですね。右脳でイメージを蓄えているのでしょう。

岡崎市中央図書館の新刊書は、極端に減っています。私の興味のレンジを最大限にして、10冊借りました。岡崎はTRC(図書流通センター)が民間委託で入っているので、新刊書の威力は痛感しているので、新刊書購入に拘るかと思っていたけど、あっさりと減らしています。TRCも大日本印刷の配下なので、ICタグなどで経費がかさんだツケを市民に回したのでしょう。岡崎の図書館友の会の見解を確認しておきましょう。

豊田市図書館では、本の冊数が減ったことで、新刊書フリーク連中の行動に変化があったみたいです。新刊書が出るのを待ち構えて、狙い打ちしているそうです。冊数が少ないから、焦っているようです。私は自己規制しています。彼らを図書館友の会で組織化することを仕掛けましょう。

午後から回った、環境学習施設「エコット」はパニック状態でした。子供の数が中途半端ではない。ごみ焼却場の駐車場だけでなく、道路にもクルマを止めさせていたので、NPO関係の男性はそちらに注力していました。市民を歩かせないのが、最大のおもてなし?みたいです。

「エコット」も丸2年です。それなりに定着したみたいです。子どもに問題意識を持たせて、主体的に活動する見本になる気がします。目的に対しての達成率は不明だが、外向きの「市民参画」は達成できています。何となく、交流館祭の様相も出てきているが、スタッフの知恵と勇気で乗り越えていくでしょう。

「エコット」に行った、本当の理由は図書室でした。「エコット」の図書室で「投票システム」の要件を考えるつもりでした。市民参画の「現場」の雰囲気を感じながら、要件を考えたかった。販売店システムのグランドデザインも販売店の店頭で考えていました。

残念なことに、図書室で「読み聞かせ」をしていたので、滞在ができません。1時間ぐらいで退散しました。
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この最近、考えている「小さなこと」

未唯へ。この最近、考えている「小さなこと」を書き上げます。これができるのも、ICレコーダーに話しかけ、書き起こして、インスピレーションにアウトライン表現することで可能になっています。いい時代です。

歩きながら、書ける仕組みを考えています。写真のフレームの上に文庫本サイズのノートを置いて、書くことを思いつきました。今までは凹の面で置いていたが、発想を変えて、凸の面に置いたら、書きやすくなりました。文房具でいろいろ工夫するのは大好きです。この楽しさを共有できないのは残念です。

この職場に「危機感がない」という認識を受けて、周りも見渡してみた。そこで分かったのは、危機感を内側に持つのではなく、外側に持たないといけない、ということです。「販売店をどうしていくのか」「お客様との関係をどうしていくのか」「トヨタのアンビシャスをどうしていくのか」を考えれば、危機感はいくらでも出てきます。ネガティブな人はどうでもいいです。

図書館の新刊書借り出しが半減してから、一冊の本を読む時間がやたら、短くなっています。借りてきた本に内容がないのと、私の中の焦りの表れでしょう。どんな本でもサファイア循環との関係で見ているので、すぐに通り過ぎます。おかげで、土日以外は「読書しないといけない」の圧迫から逃れることができています。毎日毎日の区切りをつけていないから、すぐに1週間経ってしまいます。

それらの反動で、OCR(本の中から必要部分をスキャナーで読み取り、テキスト化)するものが増えています。今日も夕方からOCRを集中的にやっていました。『ファシリテーション』379.6ナカの「ファシリテーションのこころ」部分、『医療の裏側でいま何がおきているのか』498.13オオの「診療所からの現場報告」部分、『経済学の名著30』331マツの「ハイエク『科学による反革命』」部分、『クラウド大全』007.3ニツの「クラウド登場の背景と将来展望」部分で、SalesForce.comの技術を解説している部分です。

この間の枝廣さんの講演会でも感じたのですが、「エコ」に懐疑的になっています。テレビから流れてくる首相の変なコメント、何でも「エコ」にしてしまうコマーシャル、そして、他愛のないニュース。さまざまな本から「裏側」がわかっているから、情けなくなります。「エコ」には逆らっていきましょう。
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思いをエッセイ風の要件書にしましょう

未唯へ。考えるにはいい季節になりました。5月の初めは季節の変わり目で、よく精神に変調を起こします。6月になると雨が鬱陶しくなり、そのまま暑い夏になります。今が一番いい季節です。こういう季節があることを忘れないようにしましょう。しっかり楽しみましょう。人生も一緒でしょう。その時に何をするかです。

「投票システム」をエッセイ風に書こうと思っています。要件書として、決め付けで書くのではなく、「投票」の提案を想定します。項目ごとに賛成・反対がコメントできるようにしておきたい。複雑性のように、キャッチボールしながら、答えに向かっていけばいい。

「投票システム」を単に仕事だけではなく、社会にも求めていきます。グランド・セオリーを仮説・実証を行います。

数学で考えると、近傍系のトポロジーを発達させる時です。

歴史で考えると、グローバリズムから脱して。新しい循環に入っていく時です。ローカルのままに、グローバルな世界に入り込むことです。

15年前に考えたのは、クルマ好きな連中だけで車を企画してはダメだということです。サイクルを変えて、もっと、大きなサイクルを持たないといけません。

「投票システム」の項目としては、以下がすぐ思いつきました。
 ・ネットワークが変わる:イントラがインターネットに近づく。インターネットの技術を持ってこれる。YouTubeとも関係できる。
 ・電算部の限界を突破:大量データ処理を可能にする、クラウド志向のパートナーが必要
 ・会社の枠を突破:お客様の集合知を活用
 ・サファイアからの帰結

「未唯への手紙」に対して、いかに<今>を発信していくかです。エッセイはそれの組み合わせです。ICレコーダにしゃべりながら考えましょう。本当は、私を理解してくれる人に対して話したいが、居ないので、「もう一人の私」に話しかけます。一人コミュニティを作り出します。その結果をエッセイで表現します。

「未唯への手紙」の操作を見えています。自分に対して見せていきます。ついでに、エッセイでロジックを書いていく手法をまとめます。自分の考えをエッセイ風に提案したものに対して、賛成・反対・保留の「投票」すると同時に、コメントを追加すれば、グループとしての集合知が出来上がります。

ナレッジが言葉になり、行動にすることができます。
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犬の散歩を魚釣り感覚で

未唯へ。リクの朝の散歩のときに、25mの紐を使いました。長い紐にしておけば、公園で勝手に運動する、という奥さんの助言に従いました。道を歩くときの感覚は完全に漁師です。リール操作で釣っているという感じです。

リクはリクで、野良犬みたいに、勝手に走っています。ただ、紐がすぐ絡まるので、直すのが大変です。後から奥さんに報告したら、「公園に着いてから、長い紐にするの!」と怒られました。

「未唯への手紙」をインスピレーションで表示するようにしました。580項目の内容をアウトライン構造で見ています。お互いの項目の関係が一目で見えます。中分類レベルの修正に抑えるつもりであったが、小分類の内容そのものを直し始めています。大変な作業です。

作業をしながら、「未唯への手紙」はストック情報、「ブログ」はフロー情報であることを気づきました。こんな身近に、ストック情報とフロー情報の具体例がありました。そこで、「未唯への手紙」と「ブログ」を連動させることにしました。手始めとして、来週水曜日の「投票システム」の新会社への提案に、フロー情報を「未唯への手紙」ライブラリから抜粋して作ることにしました。

「投票システム」には、今まで暖めてきた、さまざまな思いが入っています。「Drive Your Dreamsがこの会社を救う」「サファイア循環のLocal meets Globalを平和的に実現する」「15年前からのB-B-Cへの思い」「イントラネットからインターネットのツールを活用する」「脱・電算部で」などが「投票システム」で実現できます。ライブラリそのものだと混乱するので、フローとしてまとめて、プレゼンします。

このプロセスを通じて、ライブラリ情報からフロー化する方法、フロー情報をライブラリ化する方法をSa-ライブラリの機能に織り込みます。

「電算部の悪さ」をシリーズ化しています。ライブラリ検討会で、ヘルプデスクへの問い合わせが「3件」だったという報告がありました。内容を確認しようとしたら、電算部は件数しか興味がないということでした。電算部の「仕事」は、件数を報告することです。問い合わせの内容とか、販売店の思いには関心ないそうです。電算部は内容は「どうでもいい」、私は件数は「どうでもいい」。「どうでもいい」ことが違いすぎます。どうでもいいことはどうでもいい。
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3つの方向への提案。これを実現します

未唯へ。63歳で退職する人との会話で、身の処し方を再確認しました。彼は60歳定年のつもりでやって来たが、年金制度変更で3年間、会社生活が延びてしまった。その3年間を平穏に暮らして、今回の退職を迎えた。会社からは3つの条件が示されたと言っていました。(1)勤務への意欲、(2)健康であること、(3)上司に従順であることだそうです。

(3)については、私はミッションに従うことだと思っている。延期になった分だけ、悪さを悪さと言わないといけない。偶々の上司に合わせるよりも、ミッションを遂行しないといけない。以前の室長から(3)は勤務継続の条件ではないと言われた。

昨日の「次世代システムの分析結果」に対する方向を示します。電算部主導で、変化すべき時に、何もしないままに終わらせるのも、この会社の能力だと思うけど、提案すべきことはまとめておきます。

①クルマ毎の管理をする、②お客様一人の情報を一画面で見せる、③ケータイを使えるようにすること

①については、クルマを24時間サポートすることを想定して、ネットワーク、システム、センターを社会に提案していくことです。電気自動車にしても、エネルギーの効率化、資源の効率化、環境問題対応からすると、お客様(ローカル)の判断を支援するメーカー(グローバル)の存在が欠かせない。グローバルが多様な行動するためには、ネットワークを通じて、個々の動きを把握しておくことです。これは「管理」ではなく、「支援」です。

②については、お客様のプロフィールよりもお客様の「思い」を把握することです。お客様の「思い」をスタッフの「思い」で集約して、活動内容を決めることです。「投票システム」そのものです。そのベースとして、お客様情報および情報系システムを位置付けます

③については、ケータイを「業務」に使おうとしないことです。9割の人が寝る時に手が届くところに置くのがケータイです。もっと楽に使えばいいです。ケータイはコンテンツが命です。イントラでのセキュリティ・ルールだけを決めて、あとはケータイの世界に任せてしまえばいい。会社の論理を入れないことです。

ケータイには、市民としてのグループでのコミュニティのツールに進化することを望みます。クルマを買えば、結婚できるコミュニティを創出することです。これは15年前に、私が考えた世界です。
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次世代システムはAGからALです。本当に大丈夫?

未唯へ。朝、リクの散歩をしているのを知っていますか? この最近は3時起きで、「未唯への手紙」を行い、4時半くらいに1階へ行くときには、リクは寝ています。今日は散歩は行かないと思っていると、4時50分に2階の部屋まで呼びに来ます。体内時計があるのでしょうか。

この最近は、2階に向かいの部屋で寝ています。私がトイレに行く音で起きて、ついてきます。頭は使っているみたいです。おかげで、朝の30分が取られるけど、天気がいい日には運動になるので続けます。

来週、部長に「投票システム」の説明するために、次世代システムの構想の確認を行いました。販売店代表者へのヒアリングするための資料を貰って分析しました。

次世代の定義がトーンダウンしていました。基幹系のインフラを次世代に合わせると聞いていたけど、インフラは変えずに、機能追加レベルになっています。まあ、妥当でしょうね。電算部案件にユーザ視点の変化は期待できません。

今回のヒアリングテーマにはガッカリしました。3つほどあるけど、「システムを作って、皆に使ってもらう」というものです。サファイア循環で言うと、Act Globallyから直接、Act Locallyするものになっています。これではせっかく作っても、使ってもらえないでしょう。

具体的には、①クルマ毎の管理をする、②お客様一人の情報を一画面で見せる、③ケータイを使えるようにすることです。

方向はいいけど、メーカーの勝手読みです。社会性に欠ける。

①に関しては、販売店からは、メーカーが勝手にやれば、という反応でしょう。2015年までに、IDビジネスとドッキングすることになります。電気自動車などの動きを見ていると、メーカーはクルマを管理することが必要になるけど、その視点はありません。

②のお客様情報の活用を細かくすることはいいけど、単なるデータだけ見せられても、お客様の思いにつながることができません。思いにつなげることが大切です。

③ケータイについては、私が3年前に集中的に検討していた時と状況は変わっていません。ケータイによって、販売店のコストが増大する分をどう見るかの基本部分が片付いていません。

批判ばかりをしていても、しょうがないので、クルマを取り巻く環境からの提案を自分なりにまとめて、「投票システム」と関係づけます。
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ブログの書き方

未唯へ。やっと、Sa-ライブラリの販売店代表者向けのパンフレットを脱稿しました。どこまで、販売店が理解できるか分かりません。各社の問題意識によって、まるで異なる感覚になるでしょう。対象の200社の2割の40社が反応してくれれば、次につながります。そのためには、来週はデモ環境への誘導を図ります。触ってみれば、良さは分かるはずです。

今週借りた本の中に、『読ませるブログ』816ヒグというものがありました。ブログは3年半、書いていますが、まるで自己流です。20年ぐらい前から「雑記帳」を書いてきたので、その延長で書いています。娘の「未唯」が生まれたときに、彼女が数学者になった時へのメモとして書き始めたものです。本当に個人的なものです。

自分のブログと比べてみました。

○文章力は、才能よりもテクニック
 誰でも文章はうまくなる。ちょっとしたテクニックを覚えるだけで、おもしろい文章が書けるようになる⇒そういうものです

○日記風のブログでも、演出次第ではおもしろい
 名文を書くことよりも、書く習慣を身につけることが重要⇒そう思う

○誰に向けて情報を発信するかを考える
 読者に対するサービス精神が、ブログを盛り上げていくためには不可欠なのだ⇒盛り上げてどうするか

○あらゆる人に同意されることを目指さない
 自分の立場を明確にすることだ。自分にしっかりした個性が出る⇒個人が書くのだから、個性は出る

○ユーモアを忘れない
 ユーモアを織り交ぜようとするだけで、良いブログヘの第一歩を進んでいる⇒ユーモアを感じるポイントは皆違う

○日常生活にテーマを求める
 ブログという発表の場を持つことで、人に伝えるチャンスが生まれた⇒私はグランド・セオリーを伝える

○人生のイベントにテーマを求める
 「外の世界とのつながり」を実感できる⇒特定の二人がターゲット

○自分で意図的にテーマを見つけ出す
 表現者は、テーマを見つけるための努力をしている⇒毎日は見つけるため

○視点を変えて、文章をおもしろくする
 読み手とは異なる意見や根拠を示す⇒読み手を気にしない

Oブログ全体のタイトルは、短い紹介文のつもりで
 理想は内容と書き手が同時にわかること⇒偶然で決めている。偶然は必然

ブログは私のために生まれてきた。
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パンフレットで言いたいことの整理

未唯へ。岡崎市立中央図書館の5月の新刊書は豊田市よりも少ないです。借りたい本がない。

ライブラリのパンフレットの最終校正にあたり、ロジックの再確認を行いました。あまり、理論化すると読んでくれないので、くだけた表現にしています。その裏には、きっちりして論理があることを分かる人には分かってもらえるようにします。

経営者を相手にするので、情報の「フロー」と「ストック」で説明できるようにしました。ポータルを「フロー」とし、ライブラリを「ストック」ということで、組みなおしてみました。

1.ライブラリで蓄積する
 ①体系化すれば、すぐに使える ⇒ 体系化したストック情報で全体を見られるようにする(全体性)
  フロー情報だけでは、その場限りになる
 ②使いやすい操作感! ⇒ さまざまな情報を持ち寄ってもらうためには、簡単な入力に心がけた(多様性)
  使いにくいと、システム担当者に任せることになる

2.ポータル画面で伝える
 ③ライブラリの変更を関係者に自動で発信 ⇒ ストック情報とフロー情報を同期化させることで、確実に見てもらえる(安心感)
  ストックするだけでは、情報は生きてこない
 ④お知らせ添付をライブラリ参照に変えられる ⇒ フロー情報はメッセージ性を重要視して、後日の確認はストック情報を活用する(安定性)
  フロー情報はなくなることを前提にする

3.ポータル画面で見る
 ⑤見せたい情報を見せたい人にタイムリーに伝える ⇒ 物理的なストック情報の体系をポータルの論理的な視点から自由に変更できる(自由度)
  固定的な体系だけでは、時間とともにわかりにくくなる
 ⑥ライブラリの情報を変えれば、ポータルが変わる ⇒ ストック情報をシナリオに合わせて、順番に見せる(継続性)
  フロー情報で<今>を見せ、ストック情報で<過去>と<未来>を見せる

4.コミュニティとして、活用する
 ⑦グループ単位でのコミュニティができる ⇒ フロー情報とストック情報を活用して、現場で、安心・安全に考える場に提供する(安全性)
  グループでのコミュニティは、本部でやってきたものを店舗でもやれるようにする。個人ではなく、グループに任せ、結論を出していきます。そのためのツールとして、「投票システム」を次に構築します。
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環境問題への解決の道

未唯へ。歩きながら、ノートに書ける仕組みを試行しています。面白いですよ。

「正法眼蔵」を理解する方式を変えることにしました。内容を記憶するのは、私には無理です。覚えるそばから忘れていきます。記憶するのではなく、偶然に任せます。自分の中の問題意識とぶつけて、その結果を自分の中に吸収させていきます。毎週、異なる「正法眼蔵」の解説本を借りてきます。それを雰囲気で眺めていれば、十分です。考えることについては、それなりに自信があります。

先週の枝廣淳子さんの講演の中で、省エネ技術製品を買うことが、環境問題の解決につながる、というような意見に対して、違和感を感じていました。それを払拭してう意見が、宗教書の中の書かれていました。他の部分はピント外れだったけど、この部分だけは納得したので、スタバで本の内容を録音しました。

 環境問題への解決の道は、
  (1)科学・技術の進展により解決 省エネ・無公害技術などの開発 地球システム
  (2)社会システムの変換による解決 循環型社会への移行 社会システム
  (3)ライフスタイルの変換による解決 人間の欲望の抑止・行動システム 人間システム
  (4)人間観・世界観の確立による解決 生きる目標の自覚・思想レベル 文化レベル
 (1)から(4)に行くにしたがって、短期的目標から、中・長期的目標となっていく。
 確かな人間観・世界観がなければ、ならないはずである。あるいはライフスタイルを変換するという時、地球全体の資源がこれだけしかないから、窮乏生活を我慢せよという方向だけではスムーズな変換は望みがたいのではなかろうか。
 むしろ、人々に対して、確かな人間観・世界観がある時、主体的に、内発的に自己の生き方を選び、自己の生き方を選び取っていくはずである。それは循環型社会への積極的な参加を促し、あるいは科学技術の方向性にも指針を示すことになろう。
 そうした意味では、今日の環境問題の根底に哲学・倫理を確立していくことは極めて重要なことである。中でもとりわけ、サステナビリティを確立するライフスタイルを直接導くような倫理の確立が切実に望まれていることであろう。

以上です。私がサファイア循環からグランドセオリーを求め、次にグランドセオリーから現実世界の変化のシナリオを描いているのと、同じことが表されています。
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パンデミックス・シミュレーションの評価は30点です

未唯へ。世の中では疑似パンデミックスで騒いでいますね。こういう時に、「人のために」マスクを装着する人は嫌いです。無責任に感じます。それと「政府」という名のもとに、厚生労働大臣でもないのに、「冷静な行動を」と公共の電波を使って、選挙活動を行っている人も無責任です。

今回のパンデミックスのシミュレーション結果はひどいモノです。日本の文化風土と公共への見方が荒れています。余分な自己防衛を個人に負担させます。自分を守ることと、グループを守ることがごちゃごちゃになっています。将来への備えもその場その場です。政府の「冷静に」という言葉だけが虚しく聞こえます。

マスメディアは相変わらず、コマーシャリズムそのものです。マスクを意味もなく、シンボル化しています。日本は本番に際して、本当に有効な手が打てるのか、を冷静に考えて、準備することが必要です。

日本の社会は本当に風潮に対しては弱いですね。その攻撃の的になりたくなくて、必死に防衛線を張っています。学校の「いじめ」体質そのものです。マスメディアが、その「いじめ」を拡張させています。

パンデミックスに対して、販売店システムとして、どうあるべきかについては阪神大震災の時に集中的に考えました。物理的な移動なしに、機能的に動けるような準備が必要です。

阪神大震災の時に、店舗を市民救済の拠点にする提案をしました。その時の最大の武器はネットワークがあることと、それらを束ねる、グローバルなメーカの存在することです。当時のコンビニのように、拠点を有機的につなげることです。必要なら、海からでも、空からでも救援する体制です。この会社が地域に合ってよかったと思われることは財産です。

そう考えて、衛星回線とテレビ会議システムが必要だと判断しました。今からでも、6千台の衛星端末をライブラリ・コントロール機能で集約することは、2010年には対応可能です。

今回のパンデミック・シミュレーションでは日本の脆弱さ、自然へのふがいなさ、自分たちがコントロールしているという幻想、人の責任する体質が一気に露呈しました。シミュレーションとしての点数は30点です。

受付のNAKさんの笑顔の写真がもらえそうです。半年は元気でいられます。それと定年記念で、気になる女性とのツーショット写真を撮ってもらえそうです。生きててよかった。
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