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多様な頂点を持つ

クルマの企画

 研究開発では、コンポーネント開発を支援していた。技術というのは、クルマからすると、部分から作っている。それを組み合わせて、適合させる技術があった。クルマの企画があっても、部分を作ることはできません。部分がそれぞれの思いで作ったものを組み上げていくことです。

 技術というのは、部分があるからできるのです。それぞれに頂点がある。キャブレターにはキャブレターの頂点がある。だから、皆、頂点を目指せるのです。

多様な頂点を持つ

 それに対して、名古屋のやり方は間違っています。頂点が営業本部です。凸凹がない。彼らにシステムのことは理解できない。だけど、営業本部が頂点であろうとする。組織の硬直化そのものです。

 だから、能力が限定される。営業本部は内側を向いて、上に行っているので、能力が限定される。ましてや、全国には販売店の社長という、頂点があります。それよりも、上に行くことはできない。その結果として、高さを制限する発想になる。ペテルスブルグの建物は、エルミタージュを超えてはならないという考えです。

 営業本部は、分かり易いものせよ!という。この意味は、自分たちの能力の低さを証明している言葉です。多様性を権力で潰そうとするものです。名古屋は、中央集権型になっている。国民国家では、すぐに限界が来ます。下の多様性を活かせない。多様性があるから初めて、組み合わせた時にすごいものになるし、進化するのに。

存在の力で超越する

 存在を感じる限り、超越できる。それに勝るものはない。それが存在の力の元なんでしょうね。

 新しい数学で存在の力を示します、空間という考え方、次元というもので、容易に超越できます。哲学は言葉でできているので、論理でやるしかない。論理の積み重ねでできるか江戸、そのプロセスを皆に理解させることはできない。

 全体の姿を抽象化することで、点とか線というものを作りました。同じように、空間を作ればいい。そこで、皆が分かることです。
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存在の力で超越する

未唯空間に位相を入れる

 未唯空間の中に位相を作らないといけない。その時のインバリアントは何か。関数と基本座標は何か。点は一つずつのフェーズです。要素の近傍系は項目ですが、必ずしもそれになるとは限りません。横に広がることも考えられる。

 未唯空間に位相を定義するのは、チャレンジ過ぎるのは分かっています。

パートナーとの話で気づいたこと

 パートナーはあくまでも、GとかSに従うスタンスです。隣の男性は、Gを超えて、Sとつながっていればいいことに対して、反対している。私は、当てにならないものは飛び越えます。GもSも組織も飛び越えます。

超越という考え方

 超越という考え方は哲学では、いかようにも出てきます。超越的という言葉は、カントは頻繁に使っている。考え方はよく分かります。中から外を見ていく時には、一気に超えます。

 行動を伴っては、それは難しいかもしれないけど、哲学とか数学の思考では、これは容易です。数学の自由さはそこから出てきます。中に居ながら外を見るという可能性です。

 DNAもそこから生まれてきました。部分の中に全体がある、全体を超えている。それを信じるからこそ、DNAがあるんです。それから、属するということを定義できる。偶々、そこに居るだけでなく、要素は枠を超えているから、そこに居られるのです。だから、トポロジー的な構成は位相だけで作られるのです。

自立は位相を意味している

 自立することは、位相を意味している。どこにも属していないけど、どこでも属しているという点であり、空間です。そういう意味では、答えは入社当時からあったのです。部品表で、部分が全体よりも大きいと感じた時からの帰結です。これはトポロジーから出てきた。

メーカーの空間

 メーカーの空間そのものが、位相構造になっていることを信じることから始まった。信じるというよりも、これは真理です。モノというものが属することは、独立していることを部品表から習いました。それを組み立てることによって、いくらでも自由な構成ができます。共用化ができます。

 部品は単独で替えることができる。その結果、全体がどう変わるのかをロジカルチェックで行いました。

 その時に思ったのは、ボルト・ナット一つをとっても世界があるし、その上にはエンジンという世界があるし、クルマという世界がある。その時点では、そこまでだったけど、今、考えると、超国家とか、宇宙までつながります。どの単位で切ってもいいです。お互いがカバーリングすれば。モノづくりといっても、一つずつを技術者が目的を持って作っている。あとはそれらを組み合わせているだけです。

作業を止めて、聞く

 Iさんの良さは、作業を止めるということです。話を聞く態度です。それが素晴らしい。今日は、Iさんらしくない失敗をしました。カップのサイズを間違えて、指示しました。その辺もまた、思いやることができます。

 作業をしながら聞く、または聞かないとは全然、違います。
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