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昨年9月に始まった作家五木寛之の新聞小説「親鸞」が300回を越えた。解説によると「最後のヤマ場を迎えた」という。綽空(親鸞)の足元にひたひたと押し寄せる「念仏法難」の予兆があるそうだ。
作者は、200回で「念仏法難」にたどり着き400回で完結したい。また、今書いている親鸞は、流罪地の越後に恵信尼と2人で旅立つところで幕を引き、いつか続編を書くことになると話している。
物語は史実より強い。責任は重いけど「お聖人さま」という、がちがちのイメージを解体する役割を果たす。、また、「歎異抄」のように人から人に伝えられてきたものには意味がある。新しい説話を作り出すつもりで書いているとも話されている。
全国27地方紙に連載されているという「親鸞」、どれだけの人がこの「親鸞」を読んでいるのだろうか。切り抜きの製本は3冊目になった。あと1冊で終わることになる。丁寧に切り抜きを続けよう。
(写真:3冊の親鸞本)
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