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日々のことを徒然に

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恐ろしかった震度5強

2024年02月02日 | 地域

 能登半島地震の映像を見ると、あの時の地面の揺れを思い出す。その揺れとは2001(平成13)年3月24日、時間は記録から15時28分とある。その日、親戚へ行った。車から足を地面につけた瞬間、揺れが起こった。車外に出たが車に手を置いて姿勢を保った。その揺れの中で怖いと思ったのは揺れもだが頭上のトランスだった。

 駐車の位置が電柱のそばで、見上げた視界に、あの重量感のあるトランスが電柱と一緒に踊っている。もし落下したら、と思いながらも動けなかった。その地震は瀬戸内海の安芸灘を震源として発生した「芸予地震」。最大震度は6弱、広島、山口、愛媛の各県で被害を生じ、当市は震源に近いこともあってか5強と報道された。

 地震を誘発する活断層は日本全土に張りつめている。当市には岩国ー五日市、広島湾岩国沖、芸予灘の各断層帯が北東から南西に向かって市を挟むように存在している。穏やかで住みよい瀬戸内と称され、それを自慢にして口にしたり書いたりしているが、頻繁ではないが地震は起きるのだという意識は常に所持していないといけない。

 そんな断層帯の延長線上で地震発生の危険性のあるプレートと交差する近くに中電の「上関原発」と、原発から出る使用済み核燃料の「中間処理施設」建設計画が進んでいる。中間貯蔵施設には関電のそれも持ち込むという驚く計画になっている。原発と地震、切り離せない相関があることは承知のこと、安全に絶対はないことを為政者は思い、一考して欲しい。

 (今日に575) 揺れ動く大地の波に手立てなし
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