陶芸教室で作った高さ10数センチあまりの花瓶、といえば大そうに見えるが、「花を入れる」器にはなるだろうと、出来上がった物を見て思っていた。持ち帰ってひと晩水を入れて放置し、水漏れしないことを確認した。
庭に咲いた椿が活けてあった。見ると水漏れテストしたあの器に挿してある。形も色もそれほど気にいったというものではなかったが、花を支えている様子はなんとなくいいかな、とこっそりと自賛。
生花は活花とも書き、鑑賞のために切り取った草・木の枝や花を花器にさす(国語辞典)とある。別の説明では、草木の枝・葉・花を水を入れた花器に挿し、席上の飾りとすること、とある。
難しい理屈など知らないで挿されている椿は花を誇っているようで「私が主役」と言っている。ならば器は脇役ということになる。脇役は主役を助けることが役目だ。ならば器でなく花器と呼ぼう。
今は小さな器や皿のような形をした物しか完成していないが、いずれ脇役から主役へ、食器棚の見えるところへ並び、やがて食卓にものる「陶芸作品」を、気持ちだけは進んでいる。
(写真:脇役を努める花器のような器と椿)
縁の下の苦労は現役時代充分にさせてもらいました。そのクセがいまだに抜けきっていないようです。
陶芸とはくすばゆく焼物という言い方が似合うようですが、楽しく、真面目にやっています。
志野焼き風、ありがとうございます。釉薬は見本を参考に指導者に教わりながらの手探りです。
楽しんでいます。
焼物教室も加齢対策、理屈は抜きに楽しんでいます。
椿の花も引き立って喜んでいるのでは・・
花を活かせて花瓶は脇役に徹する・・
縁の下の力持ちの花瓶です。
すべて合っていると思います。(^^♪
↑初ちゃんが言われているように「志野焼き風」でステキです。
この花入れは「志野焼き風」で生け方もお上手で花とよく合っています。
私の友人のご主人も陶芸をされているので沢山貰っています。形が悪くても我が家では一番重宝しています。
主役と脇役。花を生かす花器、花なんか入れないで自分を誇示する花器。
料理を盛る時に料理を生かすためにシンプルな皿を、と聞いたことがあります。
それぞれの役割があるのでしょうね。
人も一緒かも。と、考え込む春の日替わり時間帯でした。
明日は、蕨を採りに行こうと思っていますが、ついでにヤマツツジを取って来ましょう。
いい器が無いので空き瓶にでも生けましょう。
更に色んな芸術品に挑戦、秘めたる闘志で。