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2024年10月04日 | 生活・ニュース

 新札登場から3カ月、やっと新紙幣の1万円札がやって来た。まず目に飛び込んでくるのは10000の文字、旧札ではここに壱万円とあった。数字より旧表記の方が紙幣らしく思える。外国の人には新しい表記が分かりやすいかもしれないが、インバウンドの人はカード払いが多いのではと思うのだが。

 我が家のような高齢家庭でも、現金での支払いは少なくなった。昔は新聞・ガス・NHK・電気・年金など定期的な支出はそれぞれの集金人さんが個別訪問で集金されていた。母はこうした人との会話を楽しみにしていたものだ。我が家もいつの間にか引き落としに変わった。いや、変わらされたというのが正確かもしれない。

 今回は必要があってATMで引き出したら偶然新札が混ざっていた。新札の1万円札は結婚祝いには避けた方が良い、そんな噂も流れている。噂の基となっている深意を知る由もないが、今回は結婚祝いではないので差し支えない。でも眺めながら最高額の紙幣に載った人物の噂のあれこれ、万円の値打ちをちょっとばかり下げるか。

 新札左側の縦一列の偽造防止策、素人からみるとその仕掛がたいそう工夫されている様に思える。そこまでしないといけなくしている人心にあきれる。ただ、昨今の人を騙す進化した犯罪を思えばコストをかけるのも仕方ないのかもしれない。聖徳太子・福沢諭吉・渋沢栄一、さて次はどなたの登場だろうか。

 (今日の575) 頼みます祝意伝えて新紙幣
コメント
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