日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

経験からの事実

2019年11月29日 | 自然 季節
 

 思い出す古い話。「モミジが散り始めると『はやり風邪』がふえる」、年取った女性のそんな経験談だったが、話のような季節になった。「流行り」にはいくつかの解釈がある、ここでは「好ましくないことが広まる」という意味がピッタリと思う。流行り風邪がいまのインフルエンザーに当たると思えばの話だが。

 経験からと話すと「科学的でない」と拒否や否定されることが多い。科学的な証拠も、いくつかの思考の事実を合理的に体系的づけたものでしかない。そこに観察や分析で数値などの裏付けあり確かな証拠になる。モミジが散ると風邪がはやる、それは「自然との長いつき合いから積みあげられて得た事実」で間違ではないと思う。狭い地域ではこうした言い伝えが科学に勝るかかもしれない。

 インフルエンザーが流行し学年や学級閉鎖も報道されている。今年は例年より流行が早いと言う。その原因の一つに、ラグビーワールドカップの開催で訪れた来日者が持ち込んだ、という医師の話が今朝も紹介されていた。それが流行りの根源だとすると、2020五輪・パラリンピックではラグビー以上の来日がある。ここは科学の力で侵入と流行りを抑えて欲しい。

 「県内、インフルエンザーが流行期に入った、各人が感染予防に努めるように」と市からメール。それには予防のためにうがいや手洗い、マスクの着用、室内の適度な加湿、睡眠とバランスのとれた食事、ひとごみを避けようなどマニアル通りの知らせもついている。ここ何年か風邪は引いたが幸いなことにインフルエンザーに罹らずに過ごした。この冬場も気を抜かないで過ごそう。
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