日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

一夜にして

2016年12月26日 | 生活・ニュース

 クリスマス、日本の各家庭でその過ごし方はいろいろだろう。「海外では、クリスマスはゆっくり休暇を取って家族でお祈りをするのが定番。どういうわけか日本はお祭りになっている」という諸状況に詳しい人のコメントを読んだ。それは常々感じていたことと同じで、全くの我流意識でないことに安心する。浄土真宗西本願寺派僧侶で歌手でもある人が、母として我が幼子へのクリスマスプレゼントに悩む気持ちも読んだ。

 「悪い子にはサンタがこない」、それを見分けるのはサンタ愛用の眼鏡に秘密があるらしいというが、子どもに理解させるには難しい大人の言い訳だろう。善意のサンタ登場に喜ぶ子どもの姿を映像で見ると、暖色の赤い服がより温かみを増すように見える。

 そんなクリスマスの余韻にひたる暇のない人も職場もあろう。身近なそんな一つにスーパーがある。クリスマスの残り香などどこにも感じさせない今朝の店内には賀春の文字が目につく。文字だけではない、新春用の食材が色鮮やかな包装姿で並ぶ。そこには新しい年が訪れている。一夜にして購買意欲を転換させる術は今日始まったことではないが、そのお手並みと素早さにいつも感心させられる。

 一夜といえば「一夜の試験勉強」や「一夜漬け」というが、店内の模様替えは急ごしらえではないしっかり準備されたもの。その模様替えする人らは閉店から開店まで仕事の一夜漬けかもしれない。客の目は情報によって日々進歩しつつあるから、一夜漬けの仕事と思わせてはならない。よくて当然が客の立場、これから歳末新年に向けて店内はどう変わる、店内を眺め一夜の変え技も楽しんで見てはどうだろう。 
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