
昨日のぐずついた天気は何処へやら朝から爽やかな日和、晴れわたる様子は五月晴れの感じ。昨年は雨で中止になった「本町えぇんじゃ」が開かれた。藩政時代の玖珂町と柳井町通りに20店舗近くの店や遊びなどが並び、この通りの先が見通せないほどの人出、何年ぶりかの賑いをみた。
既存の店舗、民家の軒下、駐車場、民家の玄関などを利用した人寄せの工夫は素人さんらの手作りの催しを如実に示している。店を切り盛りされている売り子さんらの様子は素人さんに見える。そんな中で地元の中学生が多数手伝ったり自分らの手作りを販売している。生徒さんらの動く姿や元気な声は賑いを盛り上げている。
こんな人込みの中で声を掛けられた。マスクに帽子着用の姿はちょっと見つめて思い出した。もう数年近く会っていない5年先輩の人。地域の世話役だったが最近見かけなくっていた。いろいろ話すうち「最近は病院の支払いが年間30万円近くいる」と話された。終身払いの企業年金があるので生きていける、と苦しい話をされた。別れ際に「今日の人出に元気を貰ったと」いう一言に、かつての世話役だった一コマを思い出した。これこそ「えぇんじゃ」と感じた。
テレビでは各地の人出の多さや、そこで楽しむ顔や姿を映し出して行楽の様子を伝える。ここ「えぇんじゃ」でも子どもの楽しそうな顔を幾枚か撮ったが、SNSアップの了解をえていないので私的なブログには載せれないことを残念に思っている。
(今日の575) 子どもらの声に誘われ覗き見る
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