立秋から15日、暑さがその峠を越え退き始め変わりに秋の気配が漂い始めるという処暑、暑さを押さえるという文字がふさわしい。そういえばツバメの姿を見かけなくなった。でも、残暑の候という通りそのぶり返しの暑さには気が抜けない。
この頃の暑さを「秋暑し」「秋暑き」などと季語にある。秋を感じたのになお暑さを感じるという事のようだが、残暑よりはいい感覚、いい響きに聞こえるのは私だけだろうか。
先日、稲田の続く道を走った。まだ緑濃い葉には秋を感じないが、色づき始め頭を下げ始めた稲穂にはそこはかとなく秋の装いを感じ、見回る人の手にした麦藁帽子が如才なさそうに見えた。
あついと言えば、北京からのオリンピック放送。感動・歓喜・悔しさなどを熱い口調で伝えてきた。見るものはそれにあわせ選手と同じに歓喜した。あと1日。男子マラソンの熱い戦いに期待する。
ニュースから思うに、これから熱くなるのは永田町。有権者は熱くならずに観戦し名レフリーになろう。
(写真:秋の気配か積雲も心なしか力強さがない)
男子マラソンの熱い戦いに私も期待したんですが、実力が違い過ぎましたか~?
皆さんマラソンの実況を見られていたのせしょうか。