日々のことを徒然に

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誰の使いだろう

2023年10月08日 | 生活・ニュース

 秋らしい秋があったのか、と疑問に思うほど猛暑だった日が急変、朝夕は涼しさに変わった。夏日よりはましだが「体感が追いついていかない」と同年配の知人、確かにそんな季節の変わりのようだ。このまま冬まっしぐらになるのだろうか。憎らしいほど暑かった日が懐かしい。

 そんな秋の陽気のなか可愛い昆虫に出会った。グーグルレンズを向けると「ツユムシ」と返事が来た。出会った場所は我が家の墓地。定例の月初めのお参り、掃除を終え持ち帰るゴミ入れのポリ袋を取り出したら、行儀よく止まっていた。白い袋と鮮やかな虫の緑の体色のコントラストに、何か新鮮なものを感じ、しばらく見入っていた。虫は日差しが心地よいのか、動く様子もない。

 ツユムシは露虫と書く。バッタ目ツユムシ科の昆虫。体調は約3㌢で濃緑色。後翅は著しく後方に延びる。草原に住み、雄は「ぎいちぎいち」と鳴く。これは広辞苑の説明。じっとしているのでそばの雑草の中へ移した。寒くなるが、これからどう過ごしていくのだろうか。

 墓地は大きな通りから入ったところで、近くの畑の地主は猪の姿は珍しくないという場所にある。春から夏にかけては墓掃除をすると蝶がよくやって来て周りを飛んでいる。祖母か母の使いかと思いながら見ているが、足の長い昆虫に出会ったのは初めて、今度は祖父か父の使いだろうか。元気な姿を見たと届けてくれればありがたい。

 (今日の575) 涼しさで少し長持ち墓前花
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