日々のことを徒然に

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牧草刈り機

2015年04月26日 | 地域


 月1度の農園作業、諸事情で延び延びになっていたが、初夏の爽やかな日ざしのもとで久しぶりの作業だった。「草ぼうぼう」と予想した通り畑もその周辺も春を喜ぶ雑草が伸び伸びとしている。牛でもヤギでも連れて来たらさぞ喜ぶだろうと思うが、この草は人力で処理するしかない。抜く、それが無理なら刈り取ることに決まる。

 畑の中はそれでもよいが、その広さの何倍もある周囲の雑草は草刈機が活躍するとことになる。その準備中に耕運機のような何かがやって来た。広い雑草地の中で大きなエンジン音がし始め雑草を刈り始める。左右に振って刈る草刈機に比べ何倍もの速さで刈り取る。機械の下部で大きな円盤が相当な速さで回転している。円盤の径の幅で草が刈られていく。眺めていて面白い。

 作業を終えたその機械には「牧草刈り用」とうプレートが付いている。円盤の外周に2枚のカッターが取り付けてあり、円盤の回転力でカッターが草を刈る。かられた草はかなり小さく切断されている。仕組みはシンプルだが作業力は大したものだ。手持ちの草刈機では何時間かかるかわからない広さを、あっという間に刈り終えた。

 高齢化対策や効率化などのため農業の機械化がよく言われる。雑草対策として牛やヤギを田畑に放ち食させる試みが行われている。高額な機械購入よりは安価で対応は容易に思うのは素人だろうか。久しぶりに見た農業機械の威力、仕事の依頼が多数あるそうで、牧草刈り用機械の普及は進んでいないようだ。

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