日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

手製出版3 小道具

2012年08月12日 | エッセイサロン
           

 まず、ブログ開設からの1年分を製本した。その出来栄えに「なかなか」と納得しながら後片付けを始めた。すると、こんなに小道具を使っていたのか、と記念撮影をした。思案模索しながらの初めての作業、製本機以外はその時々に必要なものを取り出していた。

 市販の用紙を編集に合ったサイズに裁断することから始まった。裁断機は十数年前に購入した年代物。その刃をネットで検索、存在していることに驚いた。まず500枚を気持ちよく裁断した。表紙にする画用紙、それを切るナイフとそのとき下敷きにする厚紙、糊が2種類に物差し。モンキーは製本機の締め付けに使う。これらを一同にして思い当たるのがオリンピックメダリストの言葉。

 ロンドンオリンピック、その熱戦も終わりに近づいた。後半に入り連日メダル獲得が続く日本、暑いの声は熱い声援に変わっている。そのロンドンでメダリストとなった人の声が嬉しい。そろって「応援、支援をしてくれた人のおかげ」「チーム、家族、いい仲間に恵まれた」などで、自己のこれまでの大変な努力を口にされていない。その裏には「感謝」という心の共通点を感じる。

 メダリストの言葉を例えにして申し訳ないが、「なかなか」と感じる私製本、こんな小道具があったからこそ、そう感じることが出来た、と感謝する。1冊目を手にして、メダル獲得へ関与された人々の喜びを報道で見ながら、そう感じている。 
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