長い期間お知らせが続いていたが、いよいよその日がやって来た。それは「ウインドウズ(W)7」のサポート終了の日。どんなサポートが終了するかと問えば「機能やセキュリティ更新プログラムの提供が終了」する。サポートの終了するパソコンは国内で1400万台使用中で全体の約2割と報道された。市内の、ある施設のHP「セブン(7)からテン(10)に切り替え、少し慣れました」と載っていた。まだ7だったのかと思ったが2割もあることを知って「愛されるセブン」が証明された。
1985年前後に、私の担当業務専用として「松」というワープロが導入され手書開放、修正容易と喜んだ。それほど時間を置かず今度は「パソコン」が新しく配置された。これは松に比べ格段の業務合理化につながった。やがて社員一人に1台のPC時代が足早にやって来た。壊れたらどうする、恐る恐る接した頃が懐かしい。
W95から始まって98、2000、退職のころはXPの時代だった。続いてビスタ、これは良くなかった。次に出たのがW7、素人の考えではXPも良かったが7はもっと良かった。W8、から現在の10へと変遷した。機能は充実高度化しただろうが、ウルトラセブンならぬW7が懐かしい。使わなくなった自前のセブンは保存している。
業務合理化や省力化のため、IT推進などと業務として骨折った古い話は現在の参考にはならない。AIやIotが実用段階に入り、高齢になり追従が難しい時代が来ている。これらは働く人の代替ならぬ人の動きを制御するかもしれない。こうした導入には人優先の思想で取り組んで欲しい、進化の進みすぎを恐れる高齢の一人として思う。