昨夜から、梅雨前線の活動が活発で相当な雨量が見込まれる、という気象予報が出ていた。雨音で目が覚めた。豆球の灯りで時間を見ると午前4時を回ったところ。かなりの雨量だと感じる。まもなく「大雨注意報」の情報が出た、と市の防災メールが入る。
いつものように5時に起床。県の防災情報を開くと、市内ので1時間雨量が30~40ミリの測定点が何カ所もある。海岸沿いでも40ミリ近い雨量が観測されている。そのうち河川の水位が上昇し、水位表示の文字が青色に変わる。この色は「水防団員待機水位」で警戒の第一段階を示す。錦川最上流のダムから放流が続いている。
地震に台風、大雨や洪水、強風などの気象関係の情報はもとより、避難所の開設など防災に関する情報が、市の防災メールへ登録しておけば受信できる。仲間うちにも登録者は多く、同時に受信し頷きあうこともある。出かけていても情報が入り、万一の場合も対応がとれる。
これから水のシーズン。山間部での局地的な豪雨で河川の水量が一気に増し、下流域で行楽の中の人が被災、時には人命をなくするという事故が毎年発生する。こうした事故を防ぐため、地域の防災情報が有効に活用されればと思うが、水に親しんでいる人は携帯など身に付けてはいない、それが問題だろう。
九州中部では氾濫や土砂崩れなどで被害が起きた。いつ見ても増水した河川の映像は、規模は小さいが子どものころに見た台風時の谷川の濁流を思い出す。黒茶色のどろどろした流れは怖かった。
どんな情報が入るか、ご参照ください。
7月2日 18時29分 雷注意報
3日 04時13分 大雨注意報
05時14分 洪水注意報
07時23分 大雨(土砂災害)警報
11時30分 大雨警報 → 大雨注意報、洪水注意報解除
15時30分 大雨・雷注意報解除
そのほか第三セクター錦川清流線の運休と運転再開
大雨注意報が解除になった頃から雲の切れ目に青空が見え、日差しが戻ってきた。これは一時的な回復、明日も重い雲が覆い蒸し暑いという予報、節電に合わせて試練がやってきた。