日々のことを徒然に

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門 松

2009年12月26日 | 生活・ニュース
                

新年を迎えるため門松にしめ飾り、鏡餅におせち料理など古くから受継がれ伝えられてきた準備がある。かってはこうした準備はかく家の手作りで受継がれた。今はお金を払えば求められるようになり、どこも似た形の新春風景が多い。

そんな中で違いの分かるのが門松。門松は「正月に家の門口に立てる飾りの松」とは辞書。門松というが外観は竹が主役に見える。竹のほかに松、梅、南天、葉牡丹など材料は同じでも、組み合わせと飾り方で趣が異なり、同じものはないから面白い。錦帯橋の門松を撮影する外国人観光客は多い。

最近はクリスマスイベントに押され気みでという。ツリーでは「門松は冥土の旅の1里塚めでたくもありめでたくもなし」という一休の狂歌は浮ばない。これは門松派の言うことだろう。歳を重ねるとなんとなく分かる狂歌だ。

錦帯橋付近には10日間くらい前からホテル、割烹、和食店などの玄関先に門松がお目見えした。29日は苦が重なり二重苦、30日・31日に飾るのは「一夜飾り」「一日飾り」といって神をおろそかにするということから、28日までに飾るのが良い、とされている。

わが家はミニ門松を飾り終えた、というより置いたというほうが正解だ。暮れには寒波の襲来が予想されれている。年末のことごとは早めに済まそう。

(写真:錦帯橋付近で見られる門松のパノラマ)
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