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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

米作りを止めます

2025年02月16日 | 地域

 国民の主食たる「米」、昨年から政治問題化していると思っていたが、国も重い腰をあげ備蓄米を21万㌧放出すことを決めた。昨年の収穫は例年を18万㌧上回ったと報道される。しかし、JAなどの集荷は21万トン下回ったという。プラマイの米はどこに消えたのだろう。収穫増が本当なら米飢饉などやってこないだろう。

 我が家は米農家から直接購入を初めて何十年だろうか。知り合いから、ごく小規模で米を作られる農家の手助けとして直接購入してもらえないか、と持ちかけられた。手助けになるほどの量を消費はしないが、知り合いの持ちかけを受け入れた。1回に5㌔ほどの購入だが精米して家まで届く。米はこの地域で美味いと評判の地域米でスーパーで購入しているときと同じ。

 スーパーでの購入を見ながら「高い」とつぶやく人は多い。それを聞くと我が家の購入価格は半値に近い、エンゲル係数を引き上げるほど消費者物価、特に食品の値上げが大きい中で申し訳ない気がする。しかし、その米農家さんの後継者がなく、高齢とそれに伴う体調を考え来季からの米作りを止める、と知らせがあった。こうした時期に申し訳ないともあったとそうだ。

 高齢者の農家とは聞いていたので、こうした時が来るだろうと思ってはいた。米の状況が不安定な時期なので心配になるが、秋までは約束通り購入できるということなのでひとまずは安心。爾後のことはこれから考えるが、スーパーの米棚のお世話になるかもしれない。

 (今日の575) 米農家後継なくて予約消え
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ナイトモードで1枚

2025年02月15日 | 生活・ニュース


 旧暦1月16日(2月13日)の十六夜の月が西に傾きかけた2月14日の日の出前。街灯の灯か届かない暗い道は高齢でもありしっかり足元に気をつけて歩く。外気温はマイナス2度くらい、冷たいが風が無いので助かる。そんな姿を十六夜の月が私の足を長い影にして見せてくれる。

 加齢で身長も縮まりはじめているが、それを感じさせない足の長さ、誰も通らない暗い道でひとり苦笑する。よし、証拠を残そう、とスマホで撮る。自分を自分で撮ることはほとんどないが、今は月が見ているだけで人は誰も見ていないので全身が入るようゆっくり構える。1枚目、暗くてよく分からない。

 そうだこのような時のためにある、何度も活用しているナイトモードに設定する。カメラを向けるが暗いまま、シャッターを押すと秒単位の時間をかけてシャッターが切れる。夜景の中に立つ長い足の自分が撮れている。 立体感を出そうとブロック塀に影が掛かるように移動してもう1枚、写真のいたずら、歳を隠し足の長い人に見せてくれる。

 知人が、スマホで撮った孫の写真を見せながら「今どきのスマホカメラは凄い。スチルカメラを凌駕している」とほめる。それは昨年末に新機種にしたスマホ、カメラ代わりが主であとは電話とラインくらいという。写真は元気な孫が飛び出してきそうに写っている。カメラもだが撮る腕も確かなものだ。双方が相まっていい写真になっている。そんなスマホで足長を撮ったらどうなるだろう、つまらぬことに思いを巡らす。

 (今日の575) 短足でここまで歩みいま八十路
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基板の取り換え

2025年02月14日 | 生活・ニュース

 強烈な寒波で全国各地が冷え込んでいるある日だった。エアコンのパイロットランプに日ごろ点灯しない黄色の灯が点滅する。この寒い時期、使用出来なくなったら暖房が切れる。万一のために石油ストーブは確保しているので物置から出して準備、給油し点火し使用できることを確認する。

 一方、エアコンの異常内容をリモコンで確認すると「室外機点検」と表示する。こりゃあ大事、そう思い販売店に連絡すると、メーカーから点検に出向くという。折り返しメーカーから連絡で翌日の点検が決まる。故障なくエアコンの動くことを祈りながらパイロットランプを確認しながら1日過ごしたが、エアコンは任務を果たしてくれた。

 点検者は約束の時間に来宅。まず駆動部を点検や計測するも異常なく、次の確認は基板。点検し上司と相談し基板取り換えが決まる。一部黄変の個所が問題らしい。基板取り換え、簡単な作業かと思いきや、機器を熟知していないとさっさとは進まない。作業着のポケットにはいくつもの小さな工具が忍ばされていて点検や作業がスムースに進むことに感心した。作業ごとに記録写真も撮る。

 取り換えて終わりではなく、試運転をしながらいくつもの作動確認や測定が行われ、作業結果がタブレットで作成され印刷、それの説明を受けて作業終了となった。これまで素人判断で寿命とし買い換えた。保証期間は5年と10年が組み合わさっている。安くない買い物、まずは点検、これからはそうしよう。なお、出張費も工賃などは不要だった。

 (今日の575) 基板とは謎と迷路の絡み合い
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巳年へ期待の願い

2025年02月13日 | 生活・ニュース
 

 今年は巳年。しかも60年に一度の「乙巳(きのとみ)の年」で、成長の兆しを表す「木の陰(乙)」と発展や転換を象徴する「火の陽(巳)」が組み合わさり新しい挑戦や転換がテーマとなる年だそうです。これまでの努力や準備が身を結びはじめ勢いを増し、幸運に導かれる年といわれる2025年。開運白ヘビの神秘の力でご一緒に明るい一年にして参りましょう。

 始めの文面は、在京で、小人数制で個性を大切にした指導を目指して書道院を主宰する当市出身の知人から届いたポストカード(写真)作成への思いを綴られた一部です。岩国の白ヘビをモチーフに金箔をあしなった縁起の良いデザインと、白ヘビの穏やかな赤い目が幸運を占っています。帰省時に市内にある白蛇神社へ初詣されたと伺っているので、高いご利益があると信じます。

 今年は巳年ということもあってだろうが白蛇神社へ初詣される人の多さには驚いた。近所に住む知人もその賑いをブログに記していた。私も3日と4日に近くを通ったが、その神社周辺であれだけの混雑する光景は見たことがない。近くにの歴史ある大きな神社付近が閑散としていて、混沌とした世相を何とか開きたいと、巳年の力に期待する庶民の姿を感じた。県外ナンバーの車も多かった。

 白ヘビは国の天然記念物として1972(昭和47)年に指定された。市内何カ所かに飼育や観覧施設が設けられ観光岩国の大きな任務を担っている。性質はおとなしく人に危害を加えることはないと言われる。赤い愛くるしい目には癒しを感じる。

 (今日の575) 青大将突然変異で白ヘビに
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お米のいのち

2025年02月12日 | 社会 政治

 今朝もワイドショウーでお米の高値が取り上げられ、話し合いが放送されていた。そこに解決への新しい視点や情報などは伺えなかった。というのは既報の内容に発言者の思いを織り込んではいるが、その大方は各メディアで流れている内容に類似していた。

 確かに店頭のコメ価格は高くなっている。急騰したのは昨年8月8日の日向灘を震源とする最大震度6弱、マグニチュード7.1の地震を受け、南海トラフ地震臨時情報が発せられてからと記憶する。情報は15日に解除されたが米の高騰は続き、今も大きなニュースや話題になっている。今のコメ高騰で米農家の収入は増えているのだろうか。

 国は米は品不足ではないと説明する。物価は需要と供給で決まるといわれる。現状は形はともあれコメ不足だから高騰が続いるようにしか思えない。誰かがどこかで備蓄しているのでは、と報道されるが、それが本当なら国はきっちり対処してほしい。備蓄米放出の詳細は週末に発表されるというが、安定したコメ価格に連なるものを期待する。

 茶碗一杯にはいくらのコメ粒があるのだろう。食べ始めに「いただきます」とは口にするが、一粒一粒に心を寄せて食べてはいない。「一粒それぞれはかけがえのない命を持っていて、その命が人の命に変わっている」、こんな短い文章を読んだ。米の命を活かす人でならなければいけない。よく味わっていただくことに心をくだかねばならないのだ。

 (今日の575) 米高値それでも食わにゃ働けぬ
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アドバイザー診断

2025年02月11日 | 生活・ニュース

 自分のパソコンは使い始めから変わらずに富士通のFMV、したがって買い替える時にどのメーカーのどの機種にしようかなど考えたり選んだりする手間はかからないで今日まで来た。慣れた機種が良いのでは、そのくらいの単純な理由しかない。進歩がないのかもしれないが。

 そんなFMV、間隔は記憶ないが「FMVアドバイザー診断結果」が送られてくる。そこには「お客様にパソコンを安心・快適にご利用いただくために定期的にパソコンを診断しています」とある。診断項目は「ウイルス対策、スパイウエア対策、ハードディスク自己診断、メモリ空き容量、Cドライブ空き容量」などがある。対策はしているが初めの2項目はいつも気になる内容だ。

 これまで診断結果で異常の表示は1度もなく過ぎている。パソコンの箱の中については全くの素人なので異常なしにはホッとする。診断内容については項目ごとに説明があり理解できる。トラブルことがたまにはある。ない知識の中であれこれしていて直ることもある。ダメなときは心やすい人の知恵を借りて何とかここまで来ている。

 AIにブログを書かせてみたが「自分の文章ではない」ので毎日キーを打っていると載せた人がいた。いつか自分と同じ文を書けるAIの登場を待っているとも書いてあった。私の力はAI使用の域には遠いが、パソコンと楽しく遊ぶなら立ち入ってみたい、関心はあるがまだ手を出していない、何かとっかかりが見つかればいいのだが。

 (今日の575) パソコンの箱の中には入れない
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新聞休刊日のお知らせ

2025年02月10日 | 生活・ニュース

 毎月必ずある新聞社共通の新聞休刊日(新聞によって休刊日が異なることもあるそうだ)。休刊日は当初年2回から始まり幾多の変遷を得て2018年以降は現在の実施形態になったという。休刊日はあらかじめ新聞の制作をしないと日と定めている日という。販売店の慰労や休暇、新聞社は輪転機やシステムのメンテナンス作業などを行うという。

 我が家は2紙購読しているが両社とも独自のお知らせをオールカラー印刷したものが休刊日の前日に折り込まれる。新聞全社共通でもよかろうに、と思いうがしっかり広告が載っており印刷費が出るのかもしれない。今月の内容、ひとつは地元空港発着の関東・東北への旅行案内、もう1紙は有名人も愛用した健康サプリメントのお試し価格案内、TV-CMほど派手ではない。

 休刊日は起床時間を遅らせている。出かけようとして施錠のままの玄関戸に気づく。この日のために家内は必ずTV番組2日分の4頁分は抜き取っている。休刊日前日の新聞はさっと目を通し2日で読むように読みこぼしをしている。新聞には速報性を期待していないのでこれが出来る。

 休刊日、取材はどうするのだろうと思ったが、ネットには取材や記事の作成などは休刊日も体制縮小などして行われるとある。ウエブサイトでは新聞社ニュースは頻繁に流されている。そうだよな、取材を止めるわけにはいかないだろう。そろそろTV電波を流さない「TV放送休止日」も検討して欲しいのだが。

 (今日の575) 朝まだき起きても寂し休刊日
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もう一度今日から

2025年02月09日 | 生活・ニュース

 パソコンの負荷を軽くしてやろう、不用になった保存の削除をしたり外付けに移したりしている。気の向いた時の作業なのでその進捗度は全く分からないでいる。その作業の中で、すっかり忘れていた物を見つけ、読んでみて思い出した。書き出しは2004年8月なので20年以上が過ぎている。

 第1行目には「朝顔に孫の名をつけ帰省待つ」と残している。これはある同好会で活動の一つとして「川柳を投稿し、会員の投票で入賞作品を選ぶ」ということになり、投句したもので、初回のトップ賞をもらった句。これには風刺がないので川柳といえるかどうか疑問だが、高齢素人の頭の体操と思えば素通りさせてもらえたのだろう。

 そういえばトップ賞になったとき川柳を勉強してみよう、そう思い本1冊を購入したことを思い出し本棚を探したら見つかった。その川柳本の発行は2004年10月とあるから勉強を思いつた時期に一致する。めくってみると、真ん中の頁あたりに栞を挟んでおり、多少は読んだのかもしれないが思い出せない。約12年間で約350作ほど書き残している。

 一昨年の元日からブログの最後に「今日の575」を書いている。やがて川柳に成長させたい意を持って書いて入るが3年過ぎても進歩がない。川柳を狙う動機付けに買った本が書棚で見つかった。これを2度目の動機付けとして、初めから読み直し、半歩でも川柳らしい作に近づけたい。ちなみに本はB6判200頁ほどで1300円+税、値打ちのある本かもしれない。

 (今日の575) 忘れ本これ川柳のねたになり
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予定を断念

2025年02月08日 | 生活・ニュース

 今日は午前中ある会合の予定が入っていた。参加するつもりで支度をしていたら突発に処理することが起きた。会合には参加したいが、起きたことを会合の後に回すことは難しいことになるので、会合への参加を断念した。予定が未定になった、始めてのことではないが、そう言い訳をして予定を取り消した。

 「予定は未定」と都合よく使うことがある。正確には「予定というのは決定ではない、すなわち未定である」という言葉を縮めた言い方という。改めて言われるとなるほどと都合のよい言い訳だと思う。予定は「行事や行動をあらかじめ定めること」、未定は「まだ決まっていないこと」と広辞苑にある。多少ニュアンスが異なるように感じるが、使う方には便利な言い方だ。

 そんなことを思いながら出かける。うっすらと車庫の出口の雪化粧はまだ無傷のままになっている。跡をつけるのが悪いように思いながら出かける。2時間ほどして帰宅した時、日陰になっている雪化粧は2本のタイヤ痕がまだそのまま残っていた。

 大雪を降らせている寒気団は明日まで続くという。ローカル予報では今夜もまだ油断できないという。各地の雪情報から 空も陸も各交通機関が大混乱している。予定変更、行先変更などされた人も多かろう。入試受験生やそのご家族の心配は予定変更というわけにはいかずご心配だろう。この混乱、寒気団が遠のくことを待つしかないのだろうか。

 (今日の575) 雪深し交通機関みな止まり
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雪模様

2025年02月07日 | 自然 季節

 「来たな」、雪が降り始めた。すぐに狭庭が白くなる。この調子だと積もるかな、そう思い撮り損ねの無いようにと写す。正味にして10分も降らないで日がさし始めた。これを「ぬか喜び」というのだろうか。今回の雪だけでなく「あてが外れた・喜びが無駄になった・つかの間の喜び」などはここまでの人生で無数に経験したことで悔やむ気などにはならない。

 まだあきらめなくてもいい、今夜からの予報は期待させるものがある。とは言いながら、明日は朝から車で出かける予定がひと月前から入っている。車はノーマルタイヤ、退職してから雪の日は運転しないことにしており、スタッドレス準備すらしていない。ノーマルは気温7度以下での環境での使用を想定して設計されていないというから、雪でなくても気をつけなければならいようだ。

 市内北部に住まいの人から雪の景色の写真が届く。写真はいい光景が撮ってあり眺めるにはいいと返信する。すると、雪ダルマも見守ってくれていますが、マイナス4.8度の世界を堪能中ですがまだ積もっています。外には出れない、辛抱して家の中で過ごしますと折り返して来た。傾いた電柱の写真が追加で届く。停電にならないことを祈る。

 今朝の5時すぎ、我が家の前の道は雪で薄っすらと白くなっていた。そこに2本の線が我が家の門扉まで続く。朝刊配達のバイクが走った跡、それはこの世に二つとない墨絵のように見え撮っておいた。厚い積雪もいいが、はかなそうな雪風景もまたいいものだ。

 (今日の575) 雪道に朝刊配る二輪跡
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薄っすらと雪景色

2025年02月06日 | 生活・ニュース

 「広く 永く 強く」が豪雪をもたらしている寒気団の呼称のとおり、広範囲に、長期間、強い勢力を示している。まだ数日続くという。豪雪地帯の景色とは言いづらい積雪の高さと排雪される姿を映像で見ると、ただご苦労さまですと思うしかない。

 今朝は薄っすらと雪化粧、岩国城も朝日を受けいつもより輝いていた。小学校のそばを通りかかった。薄っすらと白くなった運動場で児童が楽しんでいる。元気な姿を眺めていると「おじさん見て見て」と雪玉を持た子がブロック塀の内側から差し出す。白い玉、土を混ぜ込んだ玉、頭より大きな玉、広げた手のひらに白い雪だけ乗せているなど、20人くらいの児童が声を掛けて見せてくれた。こんなことは初めて、何か喜びが湧いて来た。

 雪が融けて出来た水たまり、そこに張った氷を割って「おじさん すごいじゃろう」と持ってきた男の子は頭に乗せて走って輪の中に入って行った。土混じりの雪ダルマらしきものを数人の児童が取り囲んで何か話している。駆け回る様子を女性の担任教諭がタブレットで撮っている。上から下から正面からクラスの記録を撮る姿に今を感じた。児童は1年ですと教えてくれた。

 母校の小学校だが、在学中にこんな時間があっただろうかとさかのぼるが思い出せない。冷たくないか、寒くないかと聞いてみた。手袋を見せながら大丈夫という。雪が少なければ少ないように児童らは楽しんでいる。先生の「教室に戻りましょう」の笛の合図に駆け出して行った。土混じりの雪だるまは運ばれて行ったがどうなるだろうか。

 (今日の575) 雪丸め差し出す子らの輝く目
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岩国怪談探訪地図

2025年02月05日 | 地域

 怪談とは「ばけものに関する話。妖怪・幽霊・鬼・狐・狸などについての迷信的な口碑・伝説」(広辞苑)とある。地域に伝わる「岩邑(がんゆう)怪談録」(岩国徴古館)に出てくる地名を手掛かりに現地を訪ね怪談の口語訳を地図に取り込んだ「岩国怪談探訪地図」がある。作っているのは「市民団体・岩国物の怪地図研究会(2020年設立)」。

 これまで4弾まで発行。第1弾:横山編、第2弾:錦清流編(市北部)、第3弾:山陽編(市南部)、第4弾:岩国編(市全域)、これまでに約70編(私の認識数)の怪談が紹介されている。話が地図に落とされており、読みながら、そうかこの地ならではなるほど、こんなことも伝わっているのか、そりゃあ気味悪かっただろう、あのそばは通ったことがある、などと知らなかった話に釣り込まれる。

 現地調査の様子はフェイスブックを訪問し見ている。藪の中、雑木の茂った山林、山の急な法面の細い道、神社への長い石段、茂みの中の石碑、山峡の清流道等など、昔、物の怪たちが通った場所を歩かれている。写真では聞いていたがこんな形なのかと目が覚める時もある。FBからは年中人里離れたところを歩かれている様に思える。

 第4弾の後書きのようなところに「道はあらゆるつながりを 未来へ紡いでいくのです。今も、怪道の彼方で 物の怪は待っています」とあり第5弾が待たれる。なお、地図の内容はいかなる形であっても転送は禁となっており具体的な紹介は省いております。

 (今日の575) 妖怪に会って聞きたい人の途
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食品値上げ2万品目

2025年02月04日 | 社会 政治

 「日本中を震え上がらせている寒波は来週まで継続します」と今朝の気象予報で女性気象予報士はさらりと言ってのけた。北海道から九州まで各地の雪情報、瀬戸内の温暖な地域に住んでいると、時には別世界のよう思うことがあるが、市内には「低温・風雪・大雪・波浪・雷・着雪」の各注意報が出ている。今朝、市内北部の知人からこれを裏付ける雪景色の写真3枚が届いた。

 天気の寒さもさることながら懐もさらに寒くなることがTVでも新聞紙面でも「2025年も続く物価高、食品値上げ2万品目前後に 25年大幅増」などの見出しで物価高の続くことが報じられている。記事は帝国データーバンクの発表した内容。2月は1656品目で前年同比1.8%増で、加工食品589品目、調味料357品目、菓子29品目。4月には3559品目になるという。

 値上は円安による輸入物価の上昇や、賃上げに伴う人件費増加などが要因とある。記事では「値上げ圧力が弱まる局面は想定しづらい」と結んでいる。政府は値上げの質問に対し二口目には5%の賃上げがあったという。一方で、厚労省の発表する実質賃金は下がり続けている。年金は来年度1.9%増、これは物価上昇とは似ても似つかない値だ。

 新米が出ればコメの値は下がる、と国は答弁したが結果はその傾向には無い。米飯類製品などの大幅な価格引き上げが目立つ、と記事は解説している。トランプ2の先行きも不安に拍車を掛けそうだ。7日の日米首脳会談に期待する。

 (今日の575) 物価高知っている人を国会に
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これも雪対策

2025年02月03日 | 地域

 定期的に健康検診を受けている町の医院、待合室で診察を待っていた。急いで入ってこられた年配の男性、受付の人に「明日が予約日なんですが、天気予報で住んでいる所に大雪の予報がでており、車が動かんと来れんので今日の空いてる時間、どこでもいいので診察してもらえんでしょうか」。申し訳なさそうに、恐縮したように相談される。
 
 雪で停電、湿った雪が屋根からどかどか落ちる、倒竹で国道の通行を阻むと送られてきた写真、三セクの列車が終日運休などの情報が届いている。そんな事から、話の筋でこの方のお住いの地域が思い当たる。今日、ここまでの手段はどうされたのだろうと思う。変わってあげてもいいが、予約制の医院なので私の勝手は効かない。受付の人の真摯な応対で待合室の空気が和らいだ。

 昨日から、観光地などの積雪でトラブル車の様子が放映される。雪対策の準備不足が多い。雪の降らない海外かからの旅行者が目に付いた。車を手配する方も借りる人の確認をしっかり行い、注意し安全運転を促して欲しい。動けなくなった車を通りがかりの人が押して難を解除される映像もあり、いい光景だと見ていた。

 先日の雪の影響で停電などが続いていることや、今夜からの雪の予報が出ている。それを受けて、自宅で生活に不安がある方などを対象に市内北部地域に新たに数カ所の避難所が開設された。高齢者や独居者は安心できるだろう。我が家も水道の凍結防止策を再点検しておいた。三セクは4日も運休、「大事になりませんように」。

 (今日の575) 白まみれ雪を喜ぶ子らに笑む
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立春前の節分

2025年02月02日 | 自然 季節

 節分は季節の移り変わる立春・立夏・立秋・立冬の前日を称する言葉。子どものころ立春前の節分ではヒイラギの枝を玄関に立て、鰯と蒟蒻を夕食で食べ、大豆を撒いていた。こういうことを祖母は厳しいくらい守っていたことを記憶している。恵方巻はまだ現れていない遠い昔の春を待つ節分の話。

 明日は立春。聞くだけで何か春の温かみを感じるが、今週中は寒さとの格闘を気象予報士は告げている。今冬一番の寒気団が下ってくるらしい。昨夜、市内北部の知人から「水分の多い雪が降り屋根からドカドカ落ちている、停電になった、暖房はストーブで対応」などライブで届いた。日ごろからの備えの大切さを改めて知る。

 本番は今日登場する炒った大豆(鬼打ち豆)、スーパーでは七草のころから店頭に並んでいた。いつも思うのだが、豆を入れた容器はいつも赤鬼となっている。昔話では青鬼とのコンビで登場する。心優しい赤鬼が村人と仲良くなりたい「泣いた赤鬼」の話、赤鬼の願いを実現させたのは友達思いの青鬼だった。小学校4年の学芸会で私は青鬼役、赤鬼役は校長の息子だった。

 「鬼」に関するいくつかの「ことわざ」。「鬼が出るか蛇が出る・鬼が住むか蛇が住むか・鬼に金棒・鬼の居ぬ間に洗濯・鬼の攪乱・鬼の首を取ったよう・鬼の目に涙・鬼も十八番茶も出花・・・」、一つ一つ味わって見ると鬼のイメージとは違う、人の本心に言い聞かせる深い意味合いを感じ、鬼打ち豆にちょっと抵抗を覚える。

 (今日の575) 鬼やらい芸能人の顔見せか
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