新聞もTVも店頭の販売するコメ棚に、売るべきコメの無いことを伝える。たまにコメ販売店に積まれている映像もあるが、全体としてはコメ不足か間違いないように思う。JAの農産物販売店でも棚は空で「次の入荷予定は〇日」と何日も先の日付が店内放送されていた。
スーパーでの事。次の入荷は〇日と掲示された空のコメ棚の横にあるパックご飯売り場。若いお母さんが大きな包装を3個購入された。買われた後で商品を見ると、「国産こしひかり 新潟の美味しい水で炊き上げました 二段階加熱製法 180㌘10食入り レンジで約2分」こんなことが印刷されている。先のお母さんは30食購入されたことになる。中高生の子どもさんがいれば必要だろう。
農水大臣は記者の質問にのんきな答弁をされている。自分が足を運んだ店には米があった、米はある、間もなく新米が出る、と応える。今、買いたくても買えない人が多くおられることには答えていない。こと新米の値上がりは尋常ではないという報道もある。これまで通りコメの飯が食べれるのだろうか。答弁からはコメ不足の報道が誤りのように聞こえるのだが。
コメ不足は気象変動、インバウンドの増加などの原因がいわれている。備蓄米放出の状況にはないということだが、万一に備えるのが備蓄、手続きに時間がいるそうだが、こういう時こそ得意の閣議決定とやらは出来ないのだろうか。静かに新米を待っている。
(今日の575) 新米をいつものように買えるかな