みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

立場を忘れない

2011年11月08日 | ローマ人への手紙
ローマ人への手紙6章1-14節


 パウロはローマ人への手紙で「絶対にそんなことはありません」ということばを10度書いており、6章2節にもあります。
 「…罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました」ということばを読んだ人の中には、「神の恵みが増し加わるのだったら、なお罪の中にとどまったほうがよい」と言う人がいたのかも知れません。
 パウロは断固否定します、「絶対にそんなことはありません」と。

 聖書なので当たり前といえばそうなのですが、きょうの箇所には「キリスト」ということばが目につきます。自分の立場を忘れてふらふらしている人々に、パウロは「キリストにある」「キリストとともに」あるキリスト者の立場を自覚するようにと、促しています。

 「イエスさまを信じたのだけれども、それでどうなったのかがはっきりわからない」ということならば、不安定な歩みになってしまうことでしょう。けれども、あれこれ忙しい中では、キリスト者であるという立場をどこかに追いやって、「ああ大変だ」「どうしよう」とあたふたしている自分がいます。
 「みことばの光」の祈りのことばを記します。
 「罪に勝利するために、キリストと共にあるという立場を忘れることがありませんように。」
 確かに、立場がはっきりしなければ戦えません。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。