エレミヤ書 43章 きのうは自宅から北西へおよそ30キロほどのお宅を訪問。斜面にあるとても眺めのよいご自宅でした。帰りは山の中をドライブ。標高700メートルぐらいのくねくね道を上って降りて、気がついたら見慣れた景色。都会からほんの30分足らずで、高原の避暑地のような所に行くことができます。
自分で行きたい所に旅ができるのはしあわせですが、エレミヤはそうではありませんでした。
バビロンの報復があると早合点し、エジプトに逃れようとしていたヨハナンたちは、「神があなたにお告げになったことばのとおりに、必ず行います」と約束したにもかかわらず、エジプトに行ってはならないとのことばをエレミヤが語った途端、「嘘を言うな」とばかり怒ります。彼らは初めからエジプトに行くつもりで、エレミヤを通して神からの「行ってもいい」とのお墨付きのようなものを得たかったのでしょう。エレミヤもエジプトに連れて行かれる羽目になったのです。
本来なら「もうやめた!」とふてくされるような場面ですが、エレミヤはここでも神のことばを語ります。「みことばの光」が書くように、高齢のエレミヤにとって大きな石を動かすのは難儀なことだったでしょう。けれども彼は、主が「せよ」と仰せられたことをあくまでもするのです。