みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ものが言えるようになって神をほめたたえた

2020年12月23日 | クリスマス

ルカの福音書 1章57―66節

 24日午後から26日までは、ガソリンスタンドなどを除くとすべてのお店がクリスマスで休みになるので、そろそろ休みのために食料品を買おうとスーパーが混み始めました。店先でクリスマスツリー(本物のもみの木)が売られています。こちらは、25日が終わると片づけるなどということはないので、今から購入する人もいます。

 神の使いによって誕生が予告された二人の男の子、先に生まれたのはザカリヤとエリサベツ夫妻の赤ちゃんでした。祭司職のザカリヤに男子が誕生したのですから、その名前も継がれていくはずでした。

 けれども、エリサベツは口の利けないザカリヤに代わって、「ヨハネ」という名をつけなければならないと親類に告げます。エリサベツは自分の主張を貫きました。それは、神の使いのことばどおりに、与えられるはずのないわが子を授かったという事実が、彼女を支えたのです。慣習ではなくて神のことばに従うという大切な訓練をエリサベツ、そしてザカリヤはここで受けているといえます。

 書き板に「ヨハネ」と書いたとき、再びザカリヤの口は開かれました。ことばが語れるというのは神の恵みなのだということを、素直に教えられます。そして、ほぼ一年近くに及ぶでしょうか、長い間の沈黙を経て最初に出てきたのが神への賛美だったというのは、この間の沈黙がザカリヤにとって大きな意味を持つものだったということを語っています。

 神の前に静まることから、その人の口に語るべきことばが出てくるのだと教えられます。


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1 コメント

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忍耐 (中村京子)
2020-12-23 18:52:03
言いたいことを言わないで沈黙して忍耐を持って待つ時に神様とだけの交わりのを与えられそして、与えられた言葉が思いがけない結果を生むことがあります。ザカリヤが信仰を持って沈黙を守ったことは今の時代にも通じる事と教えられました。
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