民数記 10章11−36節
はじめに、きょうの「みことばの光」の内容についておわびと訂正をいたします。
「雲がシナイにとどまって二年近くになろうとしていた」とありますが、これは「雲がシナイにとどまって一年近くになろうとしていた」というのが正しい内容です。出エジプトの第二年の第二の月の二十日、イスラエルは、十ヶ月と二十日の間滞在していたシナイの荒野を旅立ちました。
聖書の記述を「みことばの光」で正確に表現できなかったことをおわびいたします。
雲が動いて、彼らはいよいよシナイを出発して荒野に踏み出しました。そのために、主に教えられ、数々の準備をしていたことを実践する時がやってきました。私たちが日々聖書を読んで、神のみこころを教えられ、自分がなすべきことを知らされるのは、生活に活かすためなのだということを思わせます。
ホバブにいっしょに行ってほしいと願ったのは、彼をしあわせにしたいという思いから出たことだったでしょうが、ホバブが「私たちにとって目なのです」とモーセが述べている理由もあったことでしょう。主は私たちの旅路に素晴らしい仲間を備えておられますが、頼るべきはやはり主なのだ、ということを改めて覚える出来事です。