みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

イスラエルの神を見た

2019年02月07日 | 出エジプト記

出エジプト記 24章

 生活の中で、契約を結ぶということがあります。保険契約、自動車の購入契約、賃貸契約などわかりやすいものに加えて、ホテルのインターネットも「…同意します」という欄にポチッとしなければ、使うことができません。けれども、どのような契約にしても中身があります。それを知らないでサインなどしようものならとんでもないことに巻き込まれるなどということが起こりかねません。

 ここでの契約は、神と民(代表者としてのモーセ)とがあれこれと相談をして作成したものではなく、神が作り民に守るようにとお与えになったものです。全知全能の神がご自分の民のためにお与えになった契約は完全なものなのです。そしてそれを守るならば…と次のような祝福が約束されたものでした。

 「今、もしあなたがたが確かにわたしの声に聞き従い、わたしの契約を守るなら、あなたがたはあらゆる民族の中にあって、わたしの宝となる。全世界はわたしのものであるから。 あなたがたは、わたしにとって祭司の王国、聖なる国民となる。」出エジプト記19章4-6節

 民は声を一つにして「主の言われたことはすべて行ないます」と言って、契約を守ることを約束したのです。ここに神と民との契約は成立しました。

 喜びの時です。人は神を見ることが許されませんが、この時はモーセ、アロン、アロンの息子のナダブとアビフ、それに70人の長老が主のもとに登り、イスラエルの神を見ました。この時神は、彼らに手を下すことなくご自分をお見せになったのです。神を見ての食べたり飲んだりはどんなものだったのだろうかと、心が弾みます。

*写真はえにしだの花


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