みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

罪に身を任せ…

2019年01月12日 | 出エジプト記

出エジプト記 9章22-35節

 長いようであっという間の一時帰国でした。しかも今回は、その多くを風邪で休むという時間の使い方をしましたので、帰国する前には「あれも食べたい、これも食べたい…」と出エジプトの民のように、食べ物のことを思い浮かべていたのですが、そのほとんどの願いは叶わずに、日常へと戻ることになります。けれどもそれは、私を暴食から守るための主のご配慮と受け止めることにいたします。また、次の機会に…🍣、🍜を。

 この箇所には、エジプトに主が下した七番目のさばきの実際が記されています。それは雷と雹(ひょう)です。ファラオの家臣のうち、モーセが予め警告したことばを聞いて恐れ従った者は、家畜やしもべたちを守ることができましたが、そうでなかった者たちは、人や家畜に大きな被害を受け、悲しまなければなりませんでした。

 ファラオもさすがに今回は弱気になり、「今度は私が間違っていた。主が正しく、私とわたしの民が悪かった」と言っています。そして、このわざわいが早く過ぎ去るならば何でもするからと、安易な約束をします。しかし、モーセはパロの心の偽りを知っていました。案の定、雷と雹が止むとパウロはいつものように前言撤回です。34節に「罪に身を任せ」ということばがあります。

 ファラオの罪とは何なのでしょう。もちろん、神を恐れず自分を神として人々を従わせるということは、ファラオに限らず時代を超えて多くの権力者たちが陥りやすい罪です。神がことばと行ないによってまったく一致があるお方だということを、ファラオは何度も体験してきたはずです。けれども、彼はそれでも、王座を主なる神に明け渡そうとはしなかったのです。

 生活の王座に、主に座っていただく…。これが今年の課題。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。